先週の金曜日、8月3日に開院を控えた「朝霧高原診療所」の内覧会にお邪魔してきました。
院長のY本先生は、日本における統合医療(西洋医学による医療と東洋医学、心理療法などによる医療を組み合わせた医療)の若きエキスパート。豊かな自然の中で統合医療の拠点を作るのがかねてからの夢だったらしいのですが、この診療所、実は国内で初となる「吹矢レーン併設の医院」でもあるのです。
吹矢式呼吸(腹式呼吸)が身体にいいのは当然のこととして、それを医療に応用しようというのは、今までありそうでなかった発想ですよね。実際には、「養生医療」の一環として、先生の奥様が指導を担当なさるとのことですが、内覧会当日に吹矢の体験会が催されるとのお話を本部のT橋常務理事から伺い、短い時間ながらお手伝いを兼ねて現地へ向かったというわけです。
診療所名の通り、場所は朝霧高原。国道136号線を山梨方面へと向かい、まかいの牧場を通り過ぎた後最初の信号を左折すると、まもなく左手に見えてきました。
既に関係者や地元の方々が大勢訪れ、大賑わいの診療所。当日は、吹矢体験の指導でN村専務理事、T橋常務理事、O野理事がお見えでした。ご挨拶の後は早速お手伝い。とはいえ、指導経験豊かな先生方の前ではすることがあるはずもなく、矢の回収や来場者への筒の手渡しが仕事の殆どでした(トホホ)。
専用レーンは、(内覧会当日を見る限り)的が壁に固定されているというものではなく、三脚的台をその都度設置する形式。しかしながら、しっかり3レーンが確保でき天井も高く外光も存分に取り込める部屋は吹くのにもってこいでは、と思えました。O野先生が思わず「本部をここに移しちゃえばいいんだよ」と笑いながらおっしゃったのも納得の環境です。
それも手伝ってか、次々と来場し体験される皆さんも楽しそう。何となく真ん中に刺さる割合も高いように思えましたが、中でも医療関係者らしきスーツ姿の男性は、2ラウンド吹いて7本が7点というミラクル!(しかも2ラウンド目は33点!)これには先生方もビックリで、しきりに「天賦の才だよ」と誉めていらしたのが印象的でした。
仕事のどさくさでお邪魔したため、滞在2時間弱と大した役にも立てないまま現地を後にしましたが、同じ県内の支部として、今後も機会があればお手伝いしたいものです。診療所発の新たな支部(あるいは同好会)が誕生するかもしれませんし、地域医療・統合医療の拠点としては勿論のこと、スポーツ吹矢の静岡県東部地域の拠点としても、是非発展されるよう祈っております。
ちなみに、吹矢を指導される奥様は現在二段で公認指導員資格の取得を目指していらっしゃるとのこと。しかも、なななんと元タカラジェンヌ!!どうりでハキハキと明るくお綺麗なはずです...。正面からのお写真はさすがに憚られるので、今ご覧の方には後ろ姿だけどうぞ。和服姿の方が奥様です。
そういえば、T橋先生も「テレビで見たことありますよ〜」と来場者の方に言われていました。ちょっと前にはさんまの番組で上地雄輔に指導されていましたし、何だかんだで(思っている以上に)吹矢の注目度も上がっているのかもしれませんね。
■医療法人社団 紫苑会 朝霧高原診療所
静岡県富士宮市猪之頭字人穴道1772-2
TEL(0544)52-1111
FAX(0544)52-1112
診療科目:内科、小児科、皮膚科、神経外科
URL http://asagiri-kogen-clinic.com/
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