藤枝サークル 熱海サークル 問い合わせ二題 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

問い合わせ二題

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 つい先日、当支部宛てに問い合わせが二件ありました。一件は協会本部経由で県東部某市の自治会から、もう一件は静岡市内のとある老人会から。

 県東部の自治会は、「地域に老人会がないため、自治会が代わりにシルバー向けのスポーツを探している中でスポーツ吹矢が候補になった。ついては、どういった競技なのかを教えてもらえないか」という話。実際に採用するかはレクチャー後に検討、というニュアンスではありましたが、せっかくのありがたい要請です。二つ返事で、来週先方へお伺いすることにしました。

 何度か触れてきた通り、東部地区は二つあった支部が脱退して県内のスポーツ吹矢空白地帯が続いています。以前開院時にお邪魔した朝霧高原診療所が支部設立に向けて動いていらっしゃるようではありますが、協会本部としてまた県協会としても沼津周辺に何らかの拠点が欲しいのは正直なところでしょう。問い合わせレベルで先走るのもどうかと思いつつ、自治会の皆さんのためには勿論のこと、色んな意味で責任重大ですね。

 一方、静岡市内の老人会からの問い合わせは、「春から道具を数セット買って吹矢を始めたのだが、団体に入ったり近くの人たちと交流を図るにはどうしたらいいか」というものでした。ただ、話を進めてみるとどうも違和感が...。「浜松の吹矢をやっている人が売り込みに来て、それで買って始めた」というのがどうにも腑に落ちなく、よくよく伺ってみるとどうやら別の吹矢団体の道具であることが判明しました。

 「浜松から来た」という方の名前も教えていただいたのですが、それで検索すると浜松で吹矢を使った活動を行っている某市民団体の会長名がヒット。この団体の存在は以前から知っていましたが、その道具を使っている本来の団体とは別組織の様子。支部形式での活動なら、浜松から静岡という遠方への「セールス」はしないでしょうし、その辺を勘案するとあまりよろしくない邪推もできる感じです。

 それはともかくも、別団体の道具ということになると一緒に活動するわけにはいきません。純粋に健康のため、レクリエーションのためにと吹矢を楽しんでいらっしゃるのは事実ですし、何らの非があるわけでもないのですが、引くべき線ははっきり引かないと。慎重に言葉を選びつつ、「今使っている道具は別団体のものであること」「そのため現状では一緒に吹くわけにはいかないこと」を説明させていただきました。

 その結果、概ね状況は納得いただけた模様。その上で、都合がつき次第、一度当支部の練習会へ遊びに来ていただくことになりました。そこで「やはりきちんとやるなら日本スポーツ吹矢協会だね」となるか、「大差なさそうだし道具も買ってしまったからこのまま続けるよ」となるのかは分かりませんが、老人会の皆さんにとっていい方向になればと考えています。

 しかしながら、売り込みに来たという浜松の方ではなく、別団体(とはご存じなかったようですが...)に問い合わせが来たというのが、そもそもおかしな話です。本来であれば、「売り主」が責任を持ってフォローすべき。それをしていない時点で、売りっぱなしの無責任さが感じられます。安易に吹矢をビジネス的に利用するのもどうかと思いますが、そうであっても最低限愛好者に迷惑がかからないやり方をとってもらいたいものです。

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