昨日、協会からこのような通達が来ました。丁度Youtubeに当該番組が(違法なんですけれど)アップされていましたのでザッと見てみましたが、確かに安易な企画だったのかもしれません。
番組の趣旨として、板尾さんのシュールさを際立たせるための小道具に過ぎない(例えば手裏剣とか、そういう類でも成り立ったでしょう)のは分かります。ただ、明らかに架空とはいえ団体名を名乗っている辺りが微妙ですし、実際に協会が道具の貸し出しを許可していたらどうしていたのかと考えると、やはりスポーツ吹矢(=スポーツとしての吹矢)を興味本位で取り扱おうとしていたのは少々いただけないように思いますね。
例えば、忍者コントで吹矢を用いてみたりということであれば、スポーツ吹矢と関連づけられることもありませんが、今回のように妙にリアルに作り込んでいると、あらぬ誤解を受ける可能性がないとは言い切れないでしょうし。以前、別のバラエティ番組で他団体のトップが出てきて、数メートル先にいくつも設置した風船をタレントと一緒に次々割るというコーナーがありましたが、こうした悪しき影響も少なからずあるのかもしれません。
いずれにしても、日本スポーツ吹矢協会としては安直な取り上げられ方は望んでいないわけで、知名度アップのためならバラエティ的な扱われ方も辞さないような他団体と同列にされたくないところです。
#個人的には「ガキ使」は決して嫌いではない番組ですし、年末のスペシャルは毎年楽しみにもしています。そういう部分では、今回の一件は複雑な心境ですね...。
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