7月11日、川根本町で活動するNPO法人「かわね来風(ライフ)」さんの依頼を受け、現地へ赴いてのスポーツ吹矢体験会を開いてきました。正確には、かわね来風さんが中心となって設立を進めている統合型地域スポーツクラブ「かわねライフSP 設立準備委員会」さんの事業の一環なのですが、その栄えある「第1回体験教室」の題材としてスポーツ吹矢が選ばれ、そのお手伝いに足を運んだというわけです。
会場となったのは、町役場にほど近い地域の集会場。かわね来風さんの呼びかけに集まって来られたのは15名ほど、スタッフの皆さんも含めると、おおよそ20名程度の体験会となりました。男女比は1:2程度でしたでしょうか、意外と言っては失礼ながら年齢層も想像より低く、元気いっぱいの方々がお集まりになったようです。
当日の進行手順は、
(1)スポーツ吹矢という競技の説明(健康効果など)
(2)簡単に構えだけを示して自由に5本試技
(3)基本動作を一通り説明し、それを踏まえての5本試技
(4)気になった点を補足レクチャーし、時間いっぱい任意に試技
(5)仕上げとして、2ラウンドの模擬試合
こんな感じでした。(4)まではほぼ想定通りでしたが、皆さん呑み込みがよくまた熱心に体験して下さいましたので、順調に(5)まで進めることが出来たのは非常にありがたかったです。
こうした体験イベントに参加していつも感心するのは、事細かに教えていないのにフォームや吹き筋が綺麗で点数を出す方が必ずいらっしゃること。今回も何名か、支部にスカウトしたくなるような「逸材」を発見しました。また、最初は上手く矢が飛ばず苦労されていても、気がついた点を注意して修正している内に、きちんと気持ちよく飛ぶようになった方も少なくなく、教える側の喜びを感じたりもしました。
何より、皆さん楽しそうに吹いて下さっていたのは、本当に嬉しかったですね。今回はあくまで「統合型地域スポーツクラブ設立後、どんなスポーツを実施していくか」の検討材料としての体験会ではありましたが、地域の皆さんにもまずまず好印象を持っていただけたのではないかと、自画自賛ながら思っています。その上で、2回目3回目の体験会が催されたり、ある程度定期的に親しんでいただけるようになれば、何も言うことはありません。
この場を借りて、企画されたかわねライフSP 設立準備委員会の皆さんと、ご参加下さった地域の皆さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。
P.S.
今回と同様の「スポーツ体験イベント」は、今後も月1回のペースで開かれていくそうです。来月は「Eボート」(ゴムボート版のカヌーのようなものだそうです)で川下りをされるとか。母体であるかわね来風さんでは、他にも三ツ星オートキャンプ場の管理・運営をされたりしていますので、「川根でいろんな体験をしてみたい」という方は、ホームページをチェックしてみてはいかがでしょうか。
■NPO法人 かわね来風
URL http://www2.wbs.ne.jp/~k-life/
体験会受付前、かわね来風の皆さんに先行してレクチャー。集会場はギリギリとはいえ10m取るのも可能な広さでした。
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