次号(あるいは次々号かも)の協会会報で紹介されるかと思いますが、ついに日本スポーツ吹矢協会もつぶやき始めました!と言うと、ちょっと意味不明ですね。実は、このところすっかり話題になることの増えたネット上のコミュニケーションツール「Twitter」に、協会もアカウントを取得、参加し始めたんです。
これまで、協会の公的情報伝達手段としては、会員に毎月送られる紙の「会報」と、公式サイトの二種類がありました。前者の会報では、例えば大会などイベントの模様や社員総会での決議事項、あるいは全国各地のスポーツ吹矢に関する話題が掲載されています。協会会員に向けてのいわば「内向き」の情報がメインと言えるでしょう。一方後者は、ホームページという性格上、会員だけではなくスポーツ吹矢に何らかの関心を持つ、いわば不特定多数を相手にした「スポーツ吹矢のアピール/情報公開」という、「外向き」の側面が強いように思います。
いずれも協会にとって必要なツールと言えますが、「協会と会員(愛好者)や支部、あるいは会員、支部同士」の交流をフォローするには、非常に弱いと言わざるを得ません。延べ会員数が2万人を突破し、早期の目標として10万人を掲げているにしては、こと日常レベルの交流に関してはかなり限定的なものしか存在しなかったのが現状と言えるでしょう。この辺りの事情は、お馴染み松山のY野さんも以前指摘されていましたが、そうした部分をある程度補完しうるのが、今回のTwitterではないかと思います。
競技人口の年齢層的には、必ずしも万人向けではないかもしれません。しかし、これまでなかったコミュニケーション網に繋がる可能性は低くないでしょうし、大きくなる一方の協会という組織と、各支部・会員の距離が少なからず縮まる効用もありそうです。また、非協会員あるいは興味をお持ちの初心者層にとっても有用なのは間違いありません。当面は試行錯誤しながらの運用になるかとは思いますが、今後のスポーツ吹矢のためにも、「大化け」することを期待したいですね。
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