先週の木曜日(の夜)、近所の子供会で吹矢体験会をしてきました。「体験会」といってもアトラクション的なものではありますが、声をかけていただけるのはありがたいもの。会場は自宅から数百メートル、隣のブロックという超至近距離にある児童館です。
子供会での吹矢というと、今年6月の大惨敗が記憶に新しいところですが、今回はその反省を少しでも活かすべく、ある程度の流れと工夫を考えて臨みました。依頼主が知り合いという点も、子供のパワーを考えるに心強い限りです。
集まった子供達は、上は小6から下は幼稚園まで全部で9人でほぼ男の子。小学生でも低学年の子が多くいたため、この短時間(1時間半ほど)で腹式呼吸云々の説明は無理と判断し、とにかく「鼻から大きく息を吸って、一気にプッと吹く」ことを実践してもらうことにました。
始めてみると、やはり的当ては子供心をくすぐるのか、みんな楽しそうに吹いてくれている様子。中には大人顔負けの吹き筋の子もいて、点数も自発的に暗算してくれたりもしていました。合間には保護者(皆さんお母さんでした)の方々にも体験をしてもらいましたが、こちらもなかなか面白そうに吹かれていたように思います。(意外とお母さん方の方が真剣だったりして...)
こうしてある程度自由に吹いてもらった後は、3班に分かれてのチーム戦。とはいえ、ただの的では点差も付きやすくなってしまうので、ここでは自作の的を使うことにしました。当初は、昨年末に支部のアトラクションで使ったビンゴ的をそのまま使うことも考えましたが、もう少し意外性を出すべく用意したのは新たに作った25マス的。
狙うとなると難度の高い四隅に高得点、ど真ん中は丁度中間の13点を配置するなど、狙いたい人にも狙えない人にも程よく偶然性が出るように点数はバラしたつもりです。ちなみに、上記の例では1から25までを全てマスに埋めましたが、
このように計算しやすく点数を配置する手もあるかとは思います。あるいは、数字は入れず単に5×5のビンゴ的として使うことも可能でしょう。
と、話は少し横に逸れましたが、今回は一番上のパターンでのチーム戦です。各チーム「子供3+保護者2」の5人編成で、一人3本ずつ計15本の総得点で競うことにしました。
ここで活躍したのは主役たる子供達で、何人も25点にズバッと当て、その度に歓声も挙がりました。方や大人は、同じく25点を狙うのですが大体が枠外に外れるという、とても分かりやすい結果に。この辺り、子供の方がより「無心」なのでしょうか。
そんなゲームを2回戦行い、合計点数の高いチームからご褒美の景品(お菓子)を選んで、体験会は何とか終了。チーム戦の競技形式を含め反省点は少々ありますが、今回も事故がなかったのが何よりです。また、限られた時間の中、子供会のアトラクションということでスポーツ吹矢の「キモ」が伝わったとまでは言えないかもしれませんが、保護者の方も含め競技の存在を知ってもらえただけでも、価値ある時間になりました。
声をかけて下さった子供会の皆さんには、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
→25マス的|パターン1|パターン2|パターン3|(紹介した順)
※言うまでもないことですが、昨年末のビンゴ的も今回の的も、当支部で作成した「お遊び」のものです。通常の練習で恒常的には用いていませんので、ご注意下さい。
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