藤枝サークル 熱海サークル 吉田町/初の初段審査/忘年会 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

吉田町/初の初段審査/忘年会

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 18日は午後と夜の二本立て(?)でした。

 まず、午後に足を運んだのは、吉田町にある町立健康福祉センター(はぁとふる)。ここでは、支部員Y田(征)さんとH川さんが、支部練習のない週に地元の身障者スポーツ仲間とスポーツ吹矢を定期的に練習されています。「一度来てよ」とずっとお誘いを受けていたのですが、なかなか機会がなく、ようやくの訪問となりました。

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 町役場近くに建設された「はぁとふる」は、2000年に完成した新しく綺麗な施設。吹き抜けのロビーには、静岡出身の木版画家・風鈴丸さんの大作(木版壁画)が飾られているなど、明るく開放感があります。また、隣接する敷地には町立の児童館と保育園もあり、一帯が町の健康・福祉エリアのシンボルにもなっているようです。(正直なところ、静岡にここまでの施設はありません)

 そんな「はぁとふる」の2Fに3部屋ある研修室を間続きにしたのが、こちらの練習会場。中に入ると、既に皆さん練習の真っ最中。協会に入会しているのはY田さん・H川さんだけですが、用具はそれぞれ個人の物をお持ちです。また、的台や皆さんお使いの筒スタンドは、その殆どがY田さん手作りの物。(支部内でも、Y田さんお手製の筒スタンドが何台か寄贈され使われています)

 基本的なことはお二人が教えてこられたようですが、今回はあまりない機会ということもあり、改めてスポーツ吹矢の良さと基本動作の解説を私の方からさせていただきました。また、吹矢競技の導入を検討されているという近隣の身障者団体の方もお見えでしたので、合わせて説明をすることに。スポーツ吹矢と他団体の吹矢とで迷っていらっしゃるとのことでしたが、善し悪しではなく方向性が異なる点と、それによる違いをお話しさせていただきました。

 また、練習の後には、タイミングが合わず延び延びになってしまっていたY田さんの初段審査を実施しました。11月25日の理事会で、これまで級位のみだった公認指導員の審査権限が初段まで引き上げられた(注・PDF)、という制度改革により実現した試験です。これは実のところ大変に嬉しいことで、私自身「公認指導員はせめて初段まで見られるようになるといいいな」と思っていただけに、待望の措置といっていいでしょう。

 そんな記念すべき「初の初段審査」対象となったY田さんでしたが、1ラウンド目に33点を出すという理想的な滑り出しで見事合格。基本動作に多少クセがありましたので、試験終了後にその点はアドバイスをしましたが、全体的には「立派な初段」の誕生となりました。

 更に試験後の片付け中には、H川さんの紹介で吹矢に興味を持たれた車椅子の方がお見えになり、手短なレクチャーと1ラウンド分のみでしたが体験をしていただきました。かなり気に入られたようですので、もしかしたら来年以降ここの仲間になる、かも。

 そんなわけで、初の吉田訪問は、短い滞在ながらなかなか密度の濃い時間を過ごせました。今後の当支部との関わりは、Y田さん・H川さんを中心としての緩やかな連携から、ということになりそうですが、同じ吹矢仲間として交流をしていければと考えています。

 そして「二本立て」の二本目は、夜の部。18時からグランドホテル中島屋B1F「クロスロード」にて、支部の忘年会を開催しました。普段静岡・焼津の2会場に分かれているため、年に1回練習会場に関係なく顔を合わせる貴重な機会ですが、今年は秋以降に支部員さんが大勢増えたこともあって、より意義深いものとなりました。

101218_1.jpg101218_2.jpg101218_3.jpg 急な都合やアンビリーバブルな理由(詳細割愛)での当日欠席者は出たものの、支部員さんのご家族なども含め27名が集まるという、かなりの賑わい。お店が意外と空いていたからか予定時間を過ぎても追い出されることなく、気がつけば3時間近く各テーブルで歓談に花が咲いていました。

 私自身は十分に皆さんとお話が出来ず申し訳なかったのですが、それも人数が増えた故の嬉しい悲鳴なのでしょう。来年の忘年会は更に輪が拡がり、どこかのお店を貸切で、という可能性まで感じた楽しいひとときとなりました。

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