一昨日の6日は、午前中に沼津サークルの練習へお邪魔しました。この日お集まりになったのは、全部で10名。前回と同様、吹矢体操で体をほぐした後に、順次吹き始めていただきました。
最初の体験会(昨年11月)から数えて早くも4回目の練習ということで、一連の手順に関しては、もはや殆ど口を挟む部分はありません。私の役割としては、皆さんの基本動作をチェックし、アドバイスすべきところで声をかける、といった程度のものです。
小一時間ほど吹いたところで、休憩を兼ねた雑談タイムとなりましたが、ここでは昇級・昇段試験についてと、その前提となる協会入会について、そして今後の有り様を含めた話をさせていただきました。
以前にも書いた通り、沼津サークルの皆さんは非常に積極的で、全くの初対面からスタートしたとは思えないほどのまとまりを見せています。用具面でも、当面は体験者用の筒だけ用意する必要がありそうですが、皆さん自分の道具をお持ちなので、それ以外はほぼ身ひとつで出向いても大丈夫な感じです。
そういう意味では、現時点のメンバーのことだけを考えれば、すぐにでも支部に移行して機能するだけの状態ではあるのでしょう。協会本部の方や諸先輩方がこれをお読みになれば、「そうだよ、もう支部になってもらえばいいよ」と思われるかもしれません。
しかし、私自身の経験と照らし合わせた場合、メンバーだけで新たな初心者を迎え入れ、指導していける態勢が整わない限りは、「地域の普及の受け皿」としての役割を求められる支部になるべきではないと考えていますし、皆さんに伝えているところでもあります。
この辺りは、昨夏のエントリで書いた通りですが、さすがに「誰かが公認指導員になってから」とまでは言いません。それでも、支部への移行を本格的に検討するのは、有段者が出るようになってからで遅くはないでしょう。
そこへ向けての第一歩、というわけでもありませんが、次回お邪魔する3月20日には何名かの方が2級(もしくは3級)の受験を希望されています。その前段として、4名の方からは協会の入会届もいただきました。また、これまでは全て私がお邪魔していましたが、今月からいよいよサークルメンバーだけの練習日も始まります。
元より、東部の体験会を企画した時点から、どれだけ上手く進んでも支部という形になるには「最低半年」かかると踏んでいましたし、今後もサークルの皆さんと一緒に、ひとつずつじっくりと階段を昇っていければと考えています。
なお、沼津サークルの練習会場は、3月から「原地区センター」へ変わることになりました。現在の市民体育館からは電車で二駅分離れますが、半年単位で予定が組めること、そして何より無料で利用できるということで、サークル運営にも大きなメリットがありそうです。
今後の日程とアクセス方法については、近日中にこのページで改めてご案内させていただきます。
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