この日の焼津は、台風が近づいて風雨とも強まる中でしたが、19名が集まっての練習となりました。前回、体験後にそのまま入会されたUさんご夫妻にとっては、早速自前の用具を持っての初練習となります。
さて、普段練習の冒頭に実施している3ラウンドの記録会ですが、今回から少々やり方を変えることに。今までは、最初に一人1ラウンドずつの練習ラウンドをしてもらい、その後何組かに分かれて3ラウンド連続の試技というスタイルを取っていましたが、練習の参加人数が20人前後で安定してきたこともあり、記録会だけで結構な時間がかかるようになっていました。
その問題解消のために導入したのは、一部の地方大会で採用されている「1ラウンド目に7本吹き、高い点数5本を取る(練習ラウンドなし)」というもの。「1ラウンド5本」×規定ラウンド数というスポーツ吹矢本来のルールからは外れますが、支部の記録会はあくまで練習の一環で、その日の調子のバロメータとしての意味合いも持っているため、時間短縮のメリットを優先することにしてみました。
結果としては、前回までより早めに終えることができ、まずまず期待通りの効果があがりました。また、点数的には3ラウンド中の最高得点が1ラウンド目という人が全体の6割に達し、これまでと比べて明らかな違いも。ある意味当然の現象とはいえ、2ラウンド目に6点以上落とした人も半分強いて、いかに基本動作を確実に実践できるかが、ここの点差を縮める鍵にもなりそうです。
なお、練習の後半では、3名の方が初段受験にチャレンジし、見事全員が合格を果たしました。私が見る限り、かなりのレベルで基本動作の習得もできており、「有段者」として今後ますます意欲的に取り組んでいただけることと期待しています。
コメントする