藤枝サークル 熱海サークル 第14回スポーツ吹矢全国大会 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

第14回スポーツ吹矢全国大会

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 埼玉県熊谷市の彩の国くまがやドームで開催された、「第14回スポーツ吹矢全国大会」(第19回スポーツ吹矢フェスティバル併催)に、当支部から3人で参加してきました。

▼会場のくまがやドーム。レンズに収まりきらないほど巨大な施設でした
110605_1.jpg 9:00頃に現地へ到着すると、参加者が続々とドーム内に吸い込まれていく風景が目に飛び込んできました。フェスティバル併催だからとはいえ、1,100人もの愛好者が集まる大会は前代未聞のこと。受付を済ませ、試合場となる体育館へ進んだ時点で、既に大勢の熱気で満たされているような気がしたほどです。

 参加者の待機席となる観客スタンドは、都府県別にエリアが指定されていて、静岡は正面スタンドの一番右側。比較的移動もしやすく、結果的にはよいポジションだったように思いますが、ここからアリーナを見渡すと、所狭しと並べられた的台にまずは圧倒されました。全国大会96、フェスティバル26、合計122レーンという設置台数は、これまた恐らく前代未聞のスケールでしょう。

▼試合前の試合場全景。手前が全国大会、奥の一列がフェスティバル
110605_2.jpg さて、大会の結果と詳細は協会公式サイトや次号の会報に譲るとして、当支部勢の成績はというと、10m男子の私が30位/347人中(118点)、10m女子の妻が22位/118人中(112点)、8m男子のHMさんが34位/252人中(122点)でした。

 中でも惜しかったのはHMさんで、35・31の66点と前半をトップと2点差で折り返し、後半に夢を見たほどです。しかし3ラウンド目は、普段ゆったりと基本動作をしているところが、礼をし終わってから「残り30秒です」のアナウンスが流れるほど全体的に吹き急いでいるように見え、点数こそ29点でしたが矢も散らばっていました。

▼当支部HMさんの勇姿。左側はフェスティバルゾーンの後方スペースですが少々近接しすぎかと...
110605_6.jpg 4ラウンド目にはほぼ元に戻ったものの、一度リズムが狂ったからか点数は伸びず、トータル122点と立派なスコアながら、高得点続出のこの部門での上位進出は逃すことに。HMさん個人の目標「ベスト20」にも4点足りず、このリベンジは9月の障がい者大会へ持ち越しとなりました。

 一方、「最低でも段位なり(四段=108点)、できれば五段合格の点数(116点)で」と意気込んだ妻は、最後にパーフェクトで意地を見せたものの、点数含め本人としては実に不本意なラウンドだったようです。

 私も「最低116点、なるべくなら124点、できれば130点」という目標で挑みましたが、「悪くはないが良くもない」という実に平凡な「段位なり」の点数。競技中は意外と緊張しなかったものの、逆に気負いが出ていたのか、境目付近の矢が悉く低得点側に外れてしまいました。この辺は、経験不足・練習不足が如実に出た恰好ですね。

 また、団体戦ではそれぞれ「静岡ベストズ」「東海混成」チームに属して挑みましたが、いずれも入賞には届かず、静岡県勢全体でもお土産(表彰)を持ち帰ることができなかったのは、少々残念ではありました。

▼試合の様子その1。交換式的使用のため、「ポスッ」という音が鈍く響いていました
110605_4.jpg▼試合の様子その2。それにしても100レーン以上で一斉に吹く光景は壮観です
110605_5.jpg と、個人的にも支部としても、強調できる部分の少ない結果となりましたが、3人共に全国大会は初出場(HMさんは昨年の障がい者大会に出ていますが)だったことを思えば、2人がパーフェクトを出したことも含め、そんなに悲観するほどの内容でもなかったように思います。これだけの吹矢仲間と大きな大会を通して交流できるのも、何にも代え難い醍醐味であり、多くの支部員さんに是非一度は体験してみて欲しいと強く感じます。

 私自身、公認指導員講習・研修で同期だった方々と再会できたり、Twitter仲間と少しずつですが話ができたりなど、各地から愛好者が集まる行事ならではの楽しみも味わいましたし、色々と勉強することの多い大会でもありました。

 また、これだけの規模の大会を準備から当日の運営に至るまで、見事に進めてくださった実行委員会・協会本部、ご当地埼玉県協会の皆さんには、感謝するほかありません。当たり前のような顔をして気楽に参加してはいますが、大会はこうした皆さんのご努力あってこそ成り立つもの。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。

 次は7月2日の京都府大会ですが、あちらでは全国大会に参加されなかった「西の強豪」が多く集い、全国大会に負けず劣らずのハイレベルな争いとなるのは必至。これまた胸を借りて勉強させていただくつもりでいます。

▼10m男子優勝&日野原杯受賞の堀部さん。支部名(ダイヤモンド5東大和支部)の如く輝いていました!
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