先日、K田六段誕生の話をしたばかりですが、6月18日に行われた上半期2回目の六段試験で、またお一人実技試験をクリアし、面談を経て六段に認定されました。今回合格されたのは、千葉県のK村さん。上級公認指導員ながら支部には所属されず、フリーの立場で吹矢の普及に取り組んでいらっしゃる方のようです。
残念ながら面識はなく、人となりを伺い知れるような話を聞いたこともありません。ざっと確認したところでは、全国大会や青柳杯へ出場された様子もないようですから、純粋に吹矢がお好きで、コツコツと技術を磨いた結果、ひとつの頂点を極めた、という印象を覚えます。
協会サイトの速報によれば、「千葉市内で小学生ほかへの体験指導も行っています」とのこと。他県の者から見れば情報が何もないような状態ですが、六段に認定されるには実技だけではなく、面談で「人物」の評価もあるそうですから、吹矢に対する姿勢も優れている(と認められた)のは確かなところでしょう。
スポーツ吹矢界全体にとっても「財産」というべき立場に立たれただけに、その取り組みや識見が、今後より多くの愛好者の目に触れていくことを願わずにはいられません。とにもかくにも、新六段誕生、おめでとうございます!
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