藤枝サークル 熱海サークル 第8回スポーツ吹矢静岡県大会 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

第8回スポーツ吹矢静岡県大会

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 日曜日、浜松アリーナ(サブアリーナ)にて、第8回スポーツ吹矢静岡県大会が開催されました。今大会では、90名が参加し過去最大規模となった昨年を大きく上回る157名ものエントリー(当日参加者数は152名)があり、また昨年同様愛知・岐阜両県から多数の参加をいただくなど、東海大会に近い雰囲気。会場設営面でも、150名超の参加者に対応すべく、今までにない32基もの的台が並び、非常に壮観な眺めでした。

 当支部からは、これまた過去最多となる25名での参加が実現。会場との往復には、初めてバスをチャーターし、直接マイカーで行き来された方を除く18名(応援含む)が、まさに「選手団」のごとく堂々乗り込みました。また、これも初となる揃いのユニフォーム(ポロシャツ)を着用し、支部で参加したという雰囲気が出ていたように思います。

 さらには、富士と沼津の両サークルからもそれぞれ4名ずつの初参加があり、当支部以外の皆さんと初顔合わせを果たすことも出来ました。距離が離れていることもあり、限られたメンバーの参加ではありましたが、なかなかの精鋭揃いでしたので、内心では期待大。何かしら「お土産」を持って帰れるのでは、というのが戦前の予想でした。

▼向かって左側に21レーン、右側奥めに11レーンの計32レーンを設置しました
111114_1.jpg▼これまでになく多くの企業様から後援・協賛をいただきました
111114_2.jpg▼開会式直前の様子。多くの参加者でごった返しています
111114_3.jpg▼選手宣誓は、春野支部のN路さん
111114_4.jpg▼入賞・パーフェクト賞以外にも多数の賞品がスタンバイ
111114_5.jpg 競技は、男女それぞれ6m・8m・10mの4ラウンド個人戦と、3ラウンドの団体戦で実施。個人戦では、5月の愛知県大会でもそうだったように、「練習ラウンドなし、1ラウンド目に7本吹き上位5本をカウント」というルールが採用されました。本来は練習ラウンドを別個に設けるのが理想的なのでしょうが、レーン数など運営面で制限のある地方大会では、こうした方式も「あり」だと思います。

 審判制度については、主審と一部の副審が専任だった以外は、副審を幹事支部の浜松支部の方が兼任し、レーンごとの撥ね矢の確認は次の競技者が確認して赤旗を揚げるというスタイル。また、採点も次の競技者が採点員として競技者との互審で行いました。

▼左側には6mと8mの選手を割り当て
111114_6.jpg▼右のレーンでは主に10mとサウスポーの選手が吹きました
111114_7.jpg 私は、今年も記録係を仰せつかり、自分の競技順以外ではほぼ記録ブースに詰めて、同じく記録係の方々とともに集計にあたっていました。それでも、ブースが中央に配置され、自分のレーンをすぐ後ろにあてていただいたおかげで、特に走り回るなどの労苦は皆無。集計→競技待機(審判)→競技→また集計、というサイクルを黙々とこなすことができました。

 尤も、終始そうした時間を過ごしたため、競技中は支部の皆さんの様子を確認することができず、昼休みに少しずつ話しかけたのが精一杯。本当は写真も色々撮りたかったところですが、その辺は恐らく「支部専属カメラマン」のI田さんやY田(憲)さんなどが、マメに撮って回ってくださっていたのではないかと思いますので、そちらに期待しましょう。

 肝心の自分の成績は、このところ続く深刻なスランプを考えれば、かなりマシなものでした。とはいえ、2ラウンド目に7点が4つ続いた最後の1本を1点ぎりぎりの3点にしてしまったり、3ラウンド目を少しも「惜しい」と感じられない27点にしてしまったり、そこここに不調さが出ていたような気はします。大会参加の常で、「最低116点(五段維持相当)、できれば124点(六段相当)、理想は130点オーバー」という目標を掲げていましたが、何とも評価の難しい122点で終了となりました。

 個人戦に引き続いての団体戦では、県大会市場初となる試みが。従来、「参加者間の交流」を主眼として主催者側でシャッフルしてのチーム分けが行われていたところ、今年は予め支部ごとにチームを結成しての争いとしたのです。これも、ある意味多くの参加者が集まるようになったからこそ実現したことかもしれません。

 当支部からは5チームをエントリしましたが、特に「優勝狙いの精鋭揃い」といった分け方はせず、記録会で使っているハンデを元に、平均的な5チームとなるような組み合わせとしました。

▼団体戦では県大会史上初めて、支部ごとにチームを結成して競いました
111114_8.jpg

 団体戦が終了した後は、個人戦・団体戦それぞれの順位決定戦に。個人戦では、6種目中5種目で決定戦にもつれこむ熱戦となりました。中には、支部員さんやサークルの方の関わったところもありましたが、その間も集計作業は続き、残念ながら10m男子の3位決定戦をちょっと見ることができただけでした。

▼10m男子の3位決定戦に挑む当支部・H川さん(右)
111114_9.jpg また、決定戦の後に五段だけによる模範演技(1ラウンド)が行われました。本当は私も出るはずだったところ、集計と表彰状作成が簡単には終わらず、無念の欠場。O場県会長や審判に専念するため競技には参加されなかった青柳杯の覇者・B大さんなど、蒼々たる面々の試技は個人的にも見たかったものですが、こればかりは致し方ありません。

 そんなこんなで、進行としては非常にスムーズなうちに表彰式へ。個人戦各カテゴリの順位は、次の通りとなりました。(敬称略)

111114_1.gif 女子6mではH越さんが尾張名古屋勢の追撃をかわし見事優勝。男子10mでもなんとビックリ私が優勝と相成りました。点数的な満足はなかったものの、個人戦の優勝は初めてのことで、やはり嬉しいものです。また、男子10m、女子10mでもそれぞれ入賞があり、入賞者18名中4名を当支部から出したのは、なかなかの成果だったのではないでしょうか。

 サークル勢からも、女子8mで富士のS山さんが2位に入賞。決定戦の末ということで、ちょっぴり惜しいところではありますが、初めて参加した大会で他の皆さんと互角以上に渡り合っての結果は、素晴らしいの一言です。

 また、団体戦では当支部Dチームが97点の高得点で堂々2位入賞。1位の尾張名古屋Aチームが驚異の101点だったため涙を飲みましたが、前述の通り特に成績を意識しない編成だったことを考えれば、十二分に満足できる成績といえるでしょう。チームの皆さんも、表彰式で非常に晴れやかな表情でした。

 さらには、来賓の常務理事・Y田先生が選出の「ベストフォーム賞」(各カテゴリ1名ずつ)で、女子6mのM月(智)さんが受賞。過去にも県大会・フェスティバルで支部員さんが選ばれた際に書きましたが、基本動作が根幹にある中、こうして評価をいただくというのは、指導する側としても大変嬉しく誇らしいことです。勿論、ご本人の努力があってこそですから、これを励みにより一層の飛躍を期待したいもの。また、他の支部員さんにも切磋琢磨する上での身近なお手本にしていっていただければと思います。

 同じベストフォーム賞では、男子8mで沼津サークルの代表・Y岡さんも受賞されました。「(私が)推薦したんじゃないですか?」と言われましたが、勿論そんなことは全くありませんし(そもそも推薦したところで受賞できるものでもありません)、何より最激戦区(50名)カテゴリでの受賞は、大きな価値があります。富士のS山さんもそうですが、サークルにとって自慢できる「お土産」を獲得できたのは、本当に喜ばしいことでしょう。

▼個人戦・団体戦の入賞、ベストフォーム賞、ラッキー賞など支部員も多数受賞
111114_11.jpg 他にも、ラッキー賞などで支部・サークルの皆さんが何名か受賞していましたし、入賞には届かなかった皆さんもそれぞれ楽しんでいただけたように思います。意気込んだほどの成績を残せず、悔しい思いをされた方もいらしたかもしれませんが、年に一度の「お祭り」でもありますし、ぜひ次回以降も積極的に参加して盛り上げていただければ幸いです。

▼参加支部員+富士と沼津両サークルの方々で記念撮影。なかなか壮観ですね。
111114_10.jpg 最後になりましたが、1年以上前から準備を始めて運営にあたられた浜松支部の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。次回は当支部が幹事をする予定ですが、果たしてここまで出来るのだろうか、とただただ感心するばかりでした。また、各役員の皆さんも大変にお疲れ様でした。

 来年は東海ブロック大会が新設されるため、県勢のみの大会となる見込みではありますが、また変わらぬ笑顔で各支部・サークルの皆さんにお会いできることを願っています。

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