この日曜日、表題のイベントでスポーツ吹矢の体験コーナーを担当してきました。藤枝市による大がかりなこの健康イベントは、藤枝駅前のストリート(てーしゃばストリート105)と静岡県武道館を会場に、ニュースポーツ体験や健康チェック、トークショーなどを楽しめるもので、毎年この時期に行われています。
県武道館といえば、5月に行われたニュースポーツふれあいフェスタが記憶に新しいところですが、ここで市の担当職員の方がスポーツ吹矢も面白そうだとチェックされたらしく、県レクリエーション協会を通じて協力依頼があり、今一度体験ブースを出すことになったものです。
5月の体験では、4レーンに6名の布陣で(特に午前中が)てんてこ舞いだった経験から、今回は7名で参加しました。が、現地に着いてみると思いの外スペースがあったため、急きょ5レーンで対応することに。これが良かったのか悪かったのか、来場者の視点で見れば待ち時間が少なく済んだので良かったんだろうとは思いますが、結果としては5月以上のハードワークとなってしまいました。
とにかく、人が全くと言っていいほど途切れません。市の広報体制や定番化したことなど、盛り上がる要素がいくつもあったとはいえ、10時前頃のイベント開始から大勢の来場者が押し寄せ、説明→体験→用具の清掃→次の方へ、とひたすら繰り返している内に、早お昼。当初は交替で昼食をとる予定でしたが、スタッフが少ないところへ大勢が来ても混乱するだけと、一旦ブースを閉じさせていただくことにしました。
と、ここで強力な援軍が。実はお昼前に、今回参加の予定のなかった支部員さんがお二人、様子見がてらで(別々に)顔を出されていたのですが、あまりに忙しそうにしていて見るに見かねたのか、午後からお手伝いくださることになったのです。
おかげで、再開以降は幾分余裕のある対応ができたように思いますが、それでも午前中からの人の流れは一向に弱まらず、終了の15時まで体験体験また体験と、それこそトイレに行く暇もないくらい(行くのを忘れるくらい)に多くの方が、吹矢ブースに訪れていました。話によると、武道館には2,000名ほどの来場者があったとのこと。5月のイベントが700名でしたから、単純計算で3倍の忙しさだったことになります。
正直なところ、この種の催しは支部(あるいは協会)入会といった直接的な影響が極めて少ないものですが、それでも知名度の低いマイナースポーツとしては、「存在を知ってもらう」ことも重要な普及活動のひとつ。まして、これだけ大きな「イベントという器」が用意されての体験会はそうそうありませんから、ありがたいお話ではありました。
合間合間では、少なくない人から「どこに行ったら出来るのか」「入会するにはどうすればいいのか」「道具はどこで買えるのか」といった質問もありましたので、あるいは支部へ改めて体験にという問い合わせがくるかもしれません。
いずれにしても、大忙しながら有意義な一日となりました。今は残念ながら拠点のない藤枝ですが、将来へ向けての良い種蒔きになったと思います。朝早くからお手伝いくださった、また途中から助っ人を買って出てくださった支部員の皆さん、大変にお疲れ様でした&ありがとうございました。
▼開会式には、北村・藤枝市長の姿も
▼準備運動代わりに「しずおかハッピー体操」と「マル・マル・モリ・モリ!」を全員で踊りました
▼会場の様子はこんな感じ。昼休み中なので、人出は少々少なめです
▼開始前の吹矢ブース。スペースとしては余裕のある設置ができました
▼体験中の様子。あまりに忙しく、撮影できたのはこの一枚のみ
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