先週土曜日(23日)に行われた、今年2回目の六段認定試験で、9人目(今年4人目)の新六段が誕生しました。
今回合格されたのは、茨城のひたちなか中央支部長・T橋さん。実技試験では、198点という六段試験史上最高のスコアを出されたそうです。第2回青柳杯優勝など歴年のご活躍を思えば、さほど驚くことではないのかもしれませんが、それでも極度の緊張を強いられる六段試験でのことですから、恐ろしいほどの集中力を発揮されたといえそうです。
いよいよ来週に迫った青柳杯、T橋さんも勿論エントリーされていますが、予選最高点が200点に達した昨年以上のハイレベルな戦いを、否が応でも予感せざるを得ません。T橋さんにはこの勢いのまま是非六段の実力を披露していただきたいと思いますし、今後ますますのご活躍を願っております。本当におめでとうございました。
さて、これで今年前半の六段試験は終了しましたが、延べ38名(16日22名、23日16名)の受験者に対し合格者は4名、およそ1割の合格率でした。わざわざ受験資格認定を2回クリアしてまで(しかも本部教室のみの実施に)挑むのですから、受験される皆さんは相応に腕に覚えがあるはず。にも関わらず、10人に1人程度しか186点の基準をクリアできないというのは、青柳杯や全国大会で同水準以上の成績を出す方の人数を考えれば、やはり少なめといえるでしょう。
とはいえ、小耳に挟んだところによると、六段受験資格認定(2)に合格した有受験資格者は全国で200名を超えているとのこと。勿論、毎年全員が必ず受験するものでもないのでしょうが、昨年から受験機会が広がったこともあり、今秋以降も多くの六段が誕生していくのは間違いありません。
今後、六段が何十人も生まれる頃には、もしかしたら六段だけにによる、更なる高みを目指した大会が企画されるかもしれませんね。
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