昨年、一昨年と本欄で取り上げた、「全国高等専修学校体育大会」の第22回大会が、今年も7月24日から27日の日程で開催されました。例年同様、スポーツ吹矢の団体・個人も行われたのですが、今回は「おっ!?」という結果になったようです。
ここをご覧の方であればご存知の通り、スポーツ吹矢では大竹高等専修学校(東京都八王子市)が圧倒的な強さを誇り、昨年までで団体六連覇中でした。参加校数が決して多くない、全体の選手層が薄いなど、達成しやすい環境は多少あったにせよ、選手も毎年入れ替わる中で勝ち続けるのはやはり尋常ではありません。
が、しかし、今年ついにその連勝が途切れてしまいました。大竹の七連覇を阻んだその学校は、武蔵野東技能高等専修学校(東京都武蔵野市)!こちらで確認できるように、見事団体戦優勝を果たしました。といっても初優勝ではなく、スポーツ吹矢が初めて種目に取り入れられた第15回大会で優勝しており、言うなれば「7年ぶりの返り咲き」です。
一方の大竹はというと、こちらにある通り、団体は惜しくも準優勝でしたが、きっちり個人戦の優勝を飾っている辺り、やはり強豪校の存在感は十分見せつけた模様。
となれば、来年の大会が(外野的には)俄然楽しみになってきました。一強時代から二強時代に変わるのか、それとも絶対王者が復権するのか、はたまた第三勢力が台頭するのか。引き続き、注目していきたいと思います。
コメントする