8月に入って最初の練習日です。前回から暑さ対策で午前中に時間帯を移していますが、またしても朝から30度を超える猛暑。練習会場の廊下に掛かっている温度計が指していた気温は34度と、げんなりさせるに十分な数字でした。そんな暑さにもめげず、集まったのは17名。
練習冒頭では、(その時点で)若干少なめの人数だったこともあり、月の前半ながら記録会を実施しました。県大会も段々と近づきつつありますし、今後も参加状況を見ながら出来る限り取り入れたいところですが、今回はお二人が91点のハイスコアを記録しました(順位は距離別で決定)。
そのお一人は、M野さん。当支部でも指折りの実力と熱心さを持っている方ですが、今月下旬の四段試験を間近に控え、調子は一進一退という状況が続いていました。一時は「吹き方が分からなくなった」というほど深刻に悩む時期があったものの、このところ緩やかに上昇曲線を描き始めたようです。
6ラウンドの中で点数の凸凹(31点以上と25点以下が同居)が出やすいなど、まだまだ(ご本人としても)万全ではない感じもありますが、このまま上昇基調を崩さずにいれば、試験の時にはきっちり仕上がって挑めるのではないでしょうか。
もうお一人の91点はN西さん。こちらも今月下旬に二段試験へチャレンジしますが、長らく調子の上がらない状態が続いていました。ここ最近は、Mr.パーフェクトとしてお馴染みS野さんやH川さんと一緒に、前進の糸口を掴もうと試行錯誤してきましたが、ここでついに「こんな点数出したことがない」と、ご本人もニッコリの高得点です。
その要因の一つが、前々から検討していた「重い筒(260→350)へのスイッチ」でした。全体的に吹く力が強いため、筒とのバランスが悪い(筒が軽い)のではないかと、思い切って試してみたら、非常にしっくりきたようです。記録会後の練習でも好感触で、この日の様子を見る限り一気に視界が開けた印象がしました。
必ずしも重い方がよいとは限りませんが、用具(主に筒)との相性は少なからず存在しますし、このまま好調を維持できるようであれば、ひとつの「成功例」として記憶できそうです。
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