藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2012年9月アーカイブ

2012年9月アーカイブ

9月29日・焼津の練習

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 9月最後の練習日。焼津会場は、いつもより若干少なめの14名での練習となりました。

 前半では、恒例の記録会を実施。試合形式(1ラウンドずつ交替、互審による採点)での実施も回数を重ねてきましたので、さすがに混乱するような方はなく、全体的に高得点も続出しましたが、いろいろと制限を課せられる場でいかにマイペースの試技を実現できるか。県大会まで二ヶ月を切ってきた中、それぞれにより意識を高めつつの取り組みを期待しています。

 また、翌日に富士大会を控えているというタイミングもあり、今回は普段静岡会場に参加しているM月さんが、焼津まで足を運ばれました。そんな意欲が実を結んだのか、記録会の好成績だけに留まらず、その後の通常練習で二度のパーフェクトまで達成!一躍優勝候補の誕生、と言ってしまうとプレッシャーですが、直前の好感触とは本人にとっても自信となったのではないでしょうか。

120929_1.jpg▼絶好調だったM月さん、二度のパーフェクト(いずれも6m)にニッコリです120929_2.jpg



9月25日・夜間の部

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 9月後半の夜間の部。じんわりとした暑さは若干残るものの、彼岸を過ぎてようやく涼しさが出てきました。冬の寒さが来るまで、この場所で吹矢をするには最適な時期といえるでしょう。

 そんな今回は、なんとビックリ、過去最多となる14名での練習となりました。夜間メンバーの多くが揃ったことに加え、週末の焼津に"移籍"したS野さんと、普段は日曜の静岡に参加しているN西さん、更には7ヶ月振りにひょっこり顔を出したN井さんまで、「どうして今日はこんなにいるの?」と思わずにはいられない盛況ぶりです。

 またこの日は、これまで昇級・昇段試験と縁のなかったH原さんと、S木(由)さんのお二人が、満を持して二級試験に挑戦されました。S木さんこそ、「そろそろやってみようかしら」といった風に、このところタイミングを計っていた感もありましたが、H原さんは特段興味がなさそうであっただけに、ちょっと意外な申し出。

 久々に夜間に参加したS野さんに焚き付けられたっぽいところもありましたが、先日の県大会予行演習時の模擬試合で、1位タイの成績だったことも、あるいは影響したのかもしれません。普段の練習では9mで吹いているだけに、正式な試合では6mで吹くしかない現状から、張り合いを求めた、という部分はありそうです。

 そんな二人の試験は、特に心配するところもなく、悠々合格となりました。点数こそ(特にH原さんは)ご本人の意気込みほどには伸びませんでしたが、これは普段遠くからの試技に慣れてしまっているからでもあり、特別気にするようなものではないでしょう。

 以前から書いている通り、必ずしも昇級・昇段試験を受けなければならないものではありませんが、成果の証として、あるいは今後の目標として、受験していくというのは、続けていくモチベーションに間違いなく繋がりますので、今後もぜひ上を目指していただければと思います。

120925_1.jpg120925_2.jpg



県大会予行演習

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 月曜日、静岡市長田体育館で県大会の予行演習を実施しました。といっても、全編通してのリハーサルということではなく、実際に会場を見て、セッティングの段取りを確認し、模擬試合をすることで時間の流れを把握する、という点にポイントを置いたものです。

 基本的には、当支部員のための練習という意味合いが大きかったのですが、事前に全支部へ「ご都合がつくようであればご協力をお願いします」とお伝えしておいたところ、浜松、磐田南、三島・沼津L&Gの各支部から、合計18名もの皆さんに、遠路はるばるのご参加をいただきました。(この場を借りて、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました)

 一方、当支部からは29名が参加。事前に連絡のあった欠席者を除けば、大会にエントリーしている大半の方が集まってくださり、本番に対する皆さんの意識の高さを感じることができました。

 今回は、会場を借りられた時間が13時から17時と本番に比べ短いため、冒頭でも書いたように大会全体をなぞるのは無理な話。そこで、セッティングについては次の部分を確認、実際に行いました。

 ◎的面直下・6m・8m・10mの各ラインをラインテープで明示
 ◎11台の的台を1.5m間隔で設置
 ◎10mライン後方に、次競技者の待機場所となる椅子の設置
 ◎その後方に、仕切り(防球スクリーン)を設置
 ◎中央後方に審判台を設置
 ◎選手控え(兼荷物置き場)となるエリアを仕切りで設定
 ◎記録係の机の設置

 一応の図面は用意したとはいえ、殆どは口頭での指示となってしまいましたが、皆さんテキパキと動き、省略した環境ながら一時間もかからずにセッティングは完了しました。

 その後は、この日の全参加者を大急ぎでパソコンに入力、また10のレーンへ順番に割り振り、模擬試合の準備を大急ぎで進めます。実は、ここが一番手間取ってしまい、練習にあてていただいたとはいえ、お集まりの皆さんには少し申し訳ありませんでした。

 ようやく準備が整ったところで、本番と同じ流れで模擬試合のスタートです。今年は、第1ラウンドの前に、3本の練習ラウンドを別途設けることにしていますが、どの程度時間に余裕を持てるかは少々心配なところ。実際に時間を計った限り、支障が出そうな感じはしませんでしたが、参加者の最終確定後に詰めていきたいと思います。

 また、想定していた競技開始までの流れは、より手短に(省略)して用が足りることが分かったり、二交代制の副審の競技順でも最低限必要な回し方が判明したりと、気付かされる点・改善点も
様々見え、大変意義ある予行演習となりました。

 ただひとつ、この日大誤算だったのは、想像以上の蒸し暑さ。断続的に雨が降り続くという天候と、競技の性格上窓を閉め切らざるを得ないことから、体育館内はかなりの蒸し風呂状態となってしまいました。致し方ないとはいえ、皆さんには相当の負担となってしまい、大変申し訳ありませんでした。

 大会当日は秋も深まりつつある頃ですから、そんな不快な思いをすることもないとは思いますが、健康管理面で何か対応できることはないか、考えておきたいところです。

 とにもかくにも、皆さんのご協力のおかげで、本番への道筋が何となく見えてきたように思います。恐らく、細かなミスや不手際は起こりうるでしょうが、最終的には「楽しかったね」と笑顔でお帰りいただけるよう、残り二ヶ月、準備を進めていきたいものです。

120917_1.jpg120917_2.jpg120917_3.jpg▼選手控えのエリア。二年前のフェスティバルを参考にしました120917_4.jpg▼記録係は壁際に。大会では、この手前に、ビックサクセス、大会本部と机が並びます120917_5.jpg



9月16日・静岡の練習

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 今月2回目の静岡。まだ月の真ん中ですが、原則第1・3日曜日に設定しているための、まれなケースといえるでしょうか。また、翌日に県大会の下見練習を控えていることもあってか、参加者は普段よりも若干少なめ。16名での練習となりました。

 冒頭では、先日不慮の事故でお亡くなりになった支部員さんに、出席者全員で黙祷を捧げました。先日ご主人からお電話をいただき、少し話をすることができたのですが、数年来の念願が叶って始めたスポーツ吹矢ということで、ご自宅でも熱心に練習を続け、話題にもされていたとのこと。ご家族は勿論のこと、我々としても本当に残念でなりません。

 ミニバイクと自動車が出会い頭に衝突したという、どちらがどう悪いと言いづらい事故だったようですが、支部の皆さんも車で移動する機会が多いだけに、くれぐれも気をつけていただきたいと思います。

 一方、嬉しいニュースもありました。この金・土とほっと倶楽部に行かれたS田さんが、見事二段に合格したのです!先月焼津で開催した昇段試験の際は、少し届かず涙を飲みましたが、土曜朝の試験で規定をクリアされたとのこと。皆さんから拍手喝采のヒトコマとなりました。

 さて、今回は(記録会を前回済ませたので)全編通常の練習ということで、時間いっぱい代わる代わる吹いていただきました。そんな中、パーフェクトも続出。たまたま私が場を外している間に出た分は写真を撮れませんでしたが、確認できただけでM野さん(10m)が1回、Y本さん(8m)とH山さん(8m)がともに2回ずつの達成と、久々に量産の回となりました。

 次回からは、恐らく涼しくなるだろうという前提で午後からの練習に戻ります。県大会も控えているだけに、より快適な環境で、さらなる好成績を期待したいところです。

120916_1.jpg▼写真に残せたのはこの2枚。Y本さんとH山さん、それぞれ2回目のパーフェクトです120916_2.jpg



9月11日・夜間の部

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 9月前半の夜間。朝晩はかなり涼しさを感じられるようになってきましたが、それでもまだまだ暑い静岡会場、今回は7名での練習となりました。

 以前も書いた通り、今年の県大会は支部に所属していれば本部会員以外でも参加可能です。静岡市内の開催でもあり、協会会員率が非常に低い夜間の皆さんにとっても、大きなチャンス。既に、M田さんから参加表明をいただいていましたが、この日は新たにH原さんとS木(由)さんから申込書をいただき、これで夜間からの出場は3名となりました。

 本部会員でないといっても、実力が見劣りするということはありません。普段、少人数での静かな練習に慣れているため、100名以上が集まる大きな大会で多少の緊張や気後れは出るかもしれませんが、6mの部であれば十分上位争いが可能でしょう。まだ何回か夜間の練習もありますから、ぜひ調子を上げて活躍していただければと思います。

 そして、大会をちょっと見据えつつ、今回の仕上げは4ラウンドで実施しました。すると、4ラウンド目でH原さんが、9mから初のパーフェクトを達成!合計でも126点を叩き出し、トップとなりました。6ラウンド換算で189点は、優に二段の実力。基本動作も綺麗で、密かに(と言いつつ書いてますが)県大会の有力選手と目しているところです。

 続く2位は、夜間の最ベテランの一人・O崎さん。この日は練習から調子が良く、本番でも安定した吹きっぷりで、122点の好得点でした。3位は、H川さんで114点。3ラウンド目の23点が悔やまれますが、あと僅かでパーフェクトのシーンもあるほど好調でした。

120911_1.jpgパーフェクトは2人。K林さん(左)は7mで初めての達成です!H原さん(右)も9mで初めてにニッコリ120911_2.jpg



川根本町@6回目

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 4月から始まった「かわねライフスポーツクラブ」のスポーツ吹矢教室、早いもので半年経ちました。月イチでお邪魔している指導も、かれこれ6回目。今月はこちらの都合で第2週の設定とさせていただきました。

 今回参加されたのは、K谷さん、S本さん、O野さんに、事務局のK原さんを含めた4名の皆さん。いずれも過去に参加経験がある方々ということで、少しばかりチャレンジ的な練習をしていただくことにしました。といっても、特別な趣向というわけではなく、6m・8m・10mと段階的に後ろへ下がりながら吹く、というものです。スポーツ吹矢のキモである「呼吸」は、距離が延びるほど重要性が増すところであり、それを学んでいただくために、このような形を取り入れた次第です。

 勿論、皆さんまだ無級の身ですから、8mや10mといった距離が実力(習熟度)に見合っているわけではありませんが、次のステップに対して悪くない試みだったと思います。案の定、下がるに従って(特に女性の方は)矢が大きくバラついていましたが、自分の吹き方・呼吸の善し悪しを、1本ごとにより強く実感できたのではないでしょうか。また、距離が延びる中、あと一歩でパーフェクトというシーンもあり、皆さんなかなかの対応力を発揮されていました。

 来月は、また通常の第4週となるため、1ヶ月半ほど空いてしまいますが、その間の自主練習にもぜひ積極的に参加され、腕を磨いていただきたいものです。

120909_1.jpg▼もう少しだったで賞のK原さん(左・10m)、K谷さん(右・8m)120909_2.jpg



9月8日・焼津の練習

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 9月前半の焼津は、19名が集まっての練習となりました。記録会のない回ということで、皆さんにはたっぷり吹いていただけたのではないかと思います。

 さて、今回は先月僅か2点届かず涙を飲んだU山さんの、初段リベンジ試験を実施しました。前回、時間の後半でちょっと吹き疲れが出てしまったのではという反省を元に、練習冒頭で早速のチャレンジです。結果はというと、これが大成功でした。元々実力のある方で、前回は(練習疲れはあったにせよ)たまたま調子が出なかった印象。今回は終始安心して見ていられる吹きっぷりで、116点と悠々の合格でした。

 お話を伺うと、弓道をやっているお孫さんが初段に合格され、こりゃ負けていられないという気持ちでの受験だったとのこと。ただ、一度不合格となってしまったこの間に、お孫さんは二段へと昇段してしまったそうですから、半年後にはぜひ二段を目指していただきたいと思います。

 また、後半では、Y名さんが二度目の一級チャレンジ。練習時にはパーフェクトを出すなど、好調な様子ではありましたが、試験では矢が上下に散ってしまい、残念な結果となりました。体力もあり、吹き筋にも特段の問題はないものの、今回を見る限りでは「少し下だった→上を狙おう、ついでに少し強めに吹こう→強すぎた、今度はちょっと下を弱めに...」といった迷いがあったようです。

 これは、少なくない方に見られることですが、まず大事なのは吹く力を一定の強さで固定することでしょう。吹き方と狙い(筒の上げ方)の両方を都度加減していては、上下の往復をしている間に1ラウンド、2ラウンドと終わっていくのも、ある意味当然。自ら難易度を上げることはありませんし、これが定まれば距離が変わっても(延びても)、比較的楽に対応していけるように思います。

 勿論、これが全てではありませんが、ひとつのアドバイスとして、そんな話を交えた講評をさせていただきました。上記の通り、吹き筋そのものには問題ありませんから、近いうちに桜が咲くことを期待しています。

120908_1.jpg120908_2.jpg▼昇級試験は残念でしたが、7mで見事なパーフェクトのY名さんです。120908_3.jpg



9月2日・静岡の練習

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 9月最初の練習日。残暑が続いてはいますが、日陰で風を受けるとかなり涼しさを感じるようになってきました。とはいえ、空調がなくまだまだ暑い静岡会場。今回は、20名が元気に集まりました。

 冒頭では、恒例の記録会を実施。県大会も近づいているため、参加予定の方は大会の競技距離でもOKということとしました(普段は、受験資格のある段・級の試技距離)。そんな理由も多少あったのか、全体的に好記録の多い回となりましたが、中でも断トツで良かったのがE本さん。何と、3桁に乗る101点!で、トップ賞となりました。

 2位のY田(恵)さんも、普段ならトップを取れそうな97点という高スコアでしたが、今回ばかりは相手が悪かったとしかいいようがありません。また、3位には350の筒がすっかり手に馴染んだN西さんが、これも高スコアの91点で入りました。

 数回前から取り入れている、大会形式の吹き順、次競技者との互審も、皆さんかなり慣れてきた様子。11月に向けての準備が、徐々に成果を上げてきているようにも思います。

 そして、記録会トップの余勢を駆って、練習後半ではE本さんが1級試験にチャレンジしました。普段から奇麗な基本動作で安定した点数を出しており、特に心配もしていませんでしたが、試験でも堂々とした吹きっぷり。31・33・33・31=128点の見事なスコアで、悠々合格となりました。

 女性の方は、距離が延びるにつれて、どうしても苦戦しがちにはなりますが、今回の様子を見る限り8mに下がっても特段問題なさそうですので、次のステージでもぜひいい吹きっぷりを見せていただきたいものです。

120902_1.jpg120902_2.jpg▼この日のパーフェクトは、H越さんが達成2ヶ月半振りの達成!120902_3.jpg


 さて、この日の練習前、支部員さんから「新聞の記事で、○○さんって人が事故で亡くなったって出ていたけど、うちの支部の人じゃないだろうか」という話がありました。名前、住所、年齢と確かに一致点が多いものの、その場では確証が持てませんでしたが、帰宅後に名簿で確認したところ、大変残念ながら支部員さんご本人と判明しました。

 新聞の記事によれば、土曜日にミニバイクでお出かけされ、その先で出会い頭に車と衝突、病院に搬送されたものの夕方お亡くなりになったとのこと。実は、お出かけになる直前のタイミングで電話をいただき、「明日はちょっと都合が悪くなったので、遅れての出席になります」という連絡をいただいていたところでした。

 数年越しの関心がようやく叶って、この5月から支部に入会。以後、欠かさず熱心に通われていた方です。前回の練習では、「持ち運びも便利だし、三連にしようと思うのだけれど、どうかしら」と相談を受け、「次回、(同じ重さの筒と)持ち比べたりして一緒に考えましょう」というお話をしたばかりでもありました。

 それだけに、あまりに呆気なく、俄には信じられません。短い間ではありましたが、大事な吹矢仲間がこんな形でいなくなるというのは、本当に悲しく、寂しいものです。ご家族の心痛も如何ばかりかと思いますが、今はただただ、ご冥福をお祈りいたします。



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