この日曜日、県レクリエーション協会の活動を通じてのご縁で、静岡市あそびの城から依頼をいただき、子ども達を対象としたスポーツ吹矢体験教室に参加してきました。
あそびの城とは、「子ども達が安全に安心して過ごせる居場所づくり」を主目的として、日本レクリエーション協会が中心となり、全国で進めているものです。静岡県内においては、静岡市あそびの城が現状唯一の拠点として活動を続け、今年で9年目とのこと。ジュニア層へのひとつの普及にもなるであろうと、お引き受けしました。
会場は、清水区にある高部生涯学習交流館。普段は館内で一番広い集会室を使っているそうですが、この日はたまたま施設主催事業で塞がってしまい、隣の講義室での実施となりました。吹矢レーンとしては奥行き6mがせいぜいで、長机が並んでいることもあり、狭い部屋ではありましたが、対象が子ども達ということもあり、ギリギリなんとかなった感はあります。
今回参加したのは、下は幼稚園から上は小学校高学年までと、数名のお母さん方、合わせて20名ほど。背の高さなどに応じて3レーンに分かれ、簡単な説明を挟みながら、どんどん吹いてもらいました。スペースと人数の都合上、しっかり基本動作をというわけにはいかないため、必要最低限である「鼻から大きく息を吸って一気に吹く」「筒は掴むのではなく、掌の上に乗せて」といった辺りだけを注意するに留めました。
最初から大人顔負けの吹き筋を見せる子、「一気に吹く」が難しいのかなかなか的に届かない子など、様子はいろいろでしたが、皆一様に最後まで大変楽しそうに吹いていたのが印象的でした。中には「続けてやってみたいけど、どこでやれるの?」と言うほどに気に入った男の子もいたりと、催しとしては成功だったのではないかと思います。
一部のお母さんからも、興味津々で吹矢について訊ねられたりしましたが、当支部として現状清水区内に活動場所を持っていないため、上記の男の子と同様、この辺りは申し訳ない点でした。今回のような繋がりから、いずれ体験会など開ければと考えてはいるものの、果たしていつになることやら...。
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