藤枝サークル 熱海サークル 全日本選手権を控えて - 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部

全日本選手権を控えて

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 従来の「全国大会」から衣替えした第1回の「全日本選手権」が、いよいよ木曜日に迫ってきました。選手権になっての変更事項や、それについて思うところは以前に書きましたが、エントリも締め切られ、各支部長(出場者)には競技レーン・順番の通知が届いています。ここでは、そこから判明した参加者地域分布を元に、もう少々つらつらと書いてみようと思います。

 まず、確定分で、参加者を地域別に分けてみました。都道府県別でも分けられますが、元となるデータが現状では広く一般に公開されているものではないこと、その一方で非公開とする(公開されては不都合のある)ものでもないことから、間を取って地域での集計としています。比較対象は、昨年の全国大会の数字です。

2012zennihon.gif 一見して分かるのは地方からの参加者が倍増していること。一概には言えませんが、群馬・栃木両県からの参加者激減と併せて考えると、昨年が熊谷、今年は錦糸町という会場立地と、全くの無関係ではないでしょう。また、四国を除いた全国各地(ブロック)、細かく見ると全体の半数を超える25都道府県からエントリがあり、これまでの協会主催大会史上でも、恐らくなかったことと思われます。

 とはいえ、依然として全体の9割を関東地区が占めており、地域の不均衡が解消されたとはとてもいえません。1,000名の定員に対して、東京・千葉・埼玉・神奈川・茨城の一都四県に計800名の出場枠が、予め与えられていたわけですから、これも当然の話ではあるのですが、「最普及地域の出場を制限」してまで地方に割り当てた200名が、半分しか埋まらなかったというのは、少々寂しいところです。

 一般的な競技スポーツであれば、「本当に出たいならば万難を排してでも来る」と言い切ることも決して乱暴ではないのでしょうけれど、競技人口がまだまだ少なく、競技志向に応えるだけの体制も十分に整っていない多くの地方からすれば、移動の負担(距離によっては前泊まで必要ですし、年金世代の収入面の問題もあります)を伴ってまで選手権に出る必然性は、まだまだ薄いのかもしれません。

 また、時期的なことをいえば、選手権に先立つ形で「京都宇治支部大会」「高知県大会」といった、百数十名規模の大会が毎年開かれ、西日本の強豪が多く集うことが定番化されているという事情も無視できないでしょう。10mの部においては、当たり前のように190点台の戦いが繰り広げられており、腕試しという点でも十分機能しているのが現状です。

 尤も、このまま座視していいはずもなく、抜本的な対策は不可欠。過去にも触れましたが、やはり二年に一度、三年に一度でも、全国規模の大会を関西圏で開催すべきと考えます。気楽な立場から言うほどに容易なことでないのは分かりますが、会員10万人という大きな目標があるからこそ、今のうちに手を付けていただきたいものです。

 と、将来的な話はさておくとして、今年の話。前述の通り、首都圏のエントリを制限してまで、一定の枠が確保されている地方の身としては、ちょっとばかりプレッシャーを感じています。首都圏の皆さんは、各地方大会で権利を勝ち取っての出場。結果をざっと見る限り、例えば10m男子は110点前後がおおよそのボーダーラインになっていました。

 本番でも全員が同様のスコアを出すとは限らないものの、一切の選抜を経ずに出場できる我々地方の選手の成績とは、否が応でも比較されることでしょう。こういったことを参加者側が負担に感じる必要はないのかもしれませんが、出たくても出られなかった方々が少なからずいる事実は、私には重いです。

 元より全力を尽くすことに変わりありませんが、この選手権はひと味違った気合いの入り方になるかもしれません。



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