藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2012年11月アーカイブ

2012年11月アーカイブ

カルチャー2回目

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 1年半振りで再チャレンジしている、リビングカルチャーセンターの「スポーツ吹矢 体験教室」。その2回目の講座が、28日にありました。今回も、参加されたのは(前回も参加された)2名のみと少々寂しい人数ではありましたが、その分たっぷりと楽しんでいただけたようです。

 お二方とも、女性とは思えない吹きっぷりということもあり、今回は眺めの距離から吹いていただくという体験を取り入れることに。6mを数ラウンドの後は、7m、そして部屋を斜めに使っての8m、最後には10mと、初心者相手としてはなかなかの無茶振りだったかもしれません。

 しかしながら、ただの一度も的を外すことがなかったのには、大変感心しました。0点の矢こそありましたが、しっかり的を捉えているのですから、これはもう吹矢の素質が大いにあるということでしょう。前回も書いた通り、この人数のままでは本講座開設は難しいように思うのですが、次回の体験講座修了後にもぜひ続けていただければと、思っているところです。

▼教室を対角線に使い、更にはドアを開けることで10mを実現しました121128_1.jpg▼基本動作も概ね身につき、お二方とも堂に入った吹きっぷりです121128_2.jpg



11月27日・夜間の部

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 11月後半の夜間は、12名が集まっての練習となりました。

 残念ながらパーフェクトこそ出ませんでしたが、皆さんそれぞれに好調な様子。中でも、先日支部へ入会されたS木(保)さんとM田さんは、基本動作こそ習得半ばなものの、元々吹き筋がいいからか最後の記録会でも大活躍。特にM田さんは3ラウンド93点と、大変優秀なスコアでした。

 84点だったS木さんともども、既に2級はいつでも合格できるレベルにあるといえます。勿論、実際の試験では緊張して思うようにいかない部分も出るでしょうが、いずれは是非昇級・昇段に挑戦していっていただきたいところです。

 ところで、前回の練習時に取材を受けた、スポーツ報知静岡版の記事ですが、夜間の部当日の紙面で掲載されました。大変うまくまとめていただいており、よい記念になったと思います。掲載いただき、ありがとうございました。

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川根本町@8回目

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 日曜日は川根本町へ。月イチ指導も、早いもので8回目です。すっかり秋も深まってきましたが、温暖化の影響か川根路の紅葉も遅いようで、部分的に色づいている程度。もうちょっと奥に入れば違うのかもしれませんが、この辺の楽しみは来月に持ち越しといったところでしょうか。

 と、そんなことはさておき、今回の教室には事務局のK原さんを含め5名の方が集まりました。5台の的が埋まるのは実に5ヶ月振りのこと。K原さんとも話をしたのですが、もう少し人数が増えないと参加される方のモチベーション維持に関わりますし、スポーツクラブ側としても教室として成り立たなくなってしまうため、一度どこかで体験会なりの催しを企画する必要がありそうです。

 そんな中、前回模擬試験を受けたS本さんと、K原さんが、満を持して2級の試験にチャレンジされました。吹き筋自体は何ら問題ないので、試験の緊張に呑まれなければと思っていましたが、その見込み通り堂々とした吹きっぷりで、お二人とも無事に合格!教室開始8ヶ月目にして初めて、川根に級位者が誕生しました。

 お二人とも30歳代というのも心強いところで、皆さんが後に続くよう、グイグイと引っ張っていっていただければと思います。

▼若干の肌寒さはありましたが、日射しも入って吹きやすい環境でした121125_1.jpg▼体験イベント時から参加されているK谷さん、かなり動作も奇麗になってきました121125_2.jpg▼今回受験のお二人。点数は仲良く87点の同点で合格されました121125_3.jpg

 なお、西へ向かったついでもあり、午後は磐田支部と磐田南支部の練習会場を訪ね、県大会時にスポーンと抜けてしまった書類への捺印をいただきました。大会当日、どれだけいっぱいいっぱいだったか、ということですね(トホホ...)。

 その後、静岡へとんぼ返りし、夜は支部の祝勝会&プチ忘年会と、まるで売れっ子タレントのようなスケジュールでした。走行距離は220kmほどと、県内移動にしてはなかなかの強行軍。これはこれで楽しいと思ってしまう辺り、我ながらどうかと思うのですが。



11月24日・焼津の練習

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 県大会が終わって最初の練習日。会場の都合で午前中の開催となったこともあってか、17名の参加ながら何となく静かな回となりました。

 そんな中、当支部の設立メンバーでもあるS村さんが、4ヶ月振りに顔を見せてくださいました。しかも、4ヶ月前は本当の顔見せ程度だったため、ちゃんとした練習参加としては、実に7ヶ月振りのこと。家業が茶農家ということもあり、なかなか定期的な参加は難しいところですが、晩秋から冬にかけては比較的時間を取りやすい時期ということで、しばらくはちょくちょく来てくださることを期待しています。

 また、先日公認指導員の試験を受けられたM野さんとは、今後の活動の方向性などについて、少々話をしました。「まだ(合格の)通知が来ないから、落ちたんじゃないか」と心配げではありましたが、練習後の夜になって、「無事、合格の報せが来ました」との電話をいただき、ホッとひと安心。指導員として、ますます活躍してくださることを、こちらも期待しています。

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第9回スポーツ吹矢静岡県大会

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 11月18日、静岡市長田体育館で「第9回スポーツ吹矢静岡県大会」が開催されました。参加選手は133名(当日参加者126名)と、愛知・岐阜両県から多数の参加をいただいた昨年より減少したものの、県勢だけによる大会としては過去最多(初の100名越え)であり、県内の普及が着実に進んでいることを実感する規模となりました。

 当支部は、今大会の幹事支部として、運営の中心を担当。かなり前から準備を進めていたつもりでも、結局は直前までバタバタとしてしまい(自分が悪いんですけれども...)、私自身は不安いっぱいで当日の朝を迎えましたが、支部員の皆さんの素晴らしい働きと、専従役員の皆さん、参加された各支部の皆さんのご協力のおかげで、全体としては大過なくスムーズに進行できたのではないでしょうか。

 勿論、自覚している点も含め、細かな不手際や配慮不足など少なからずあったはずですが、県協会(=県内各支部の皆さん)自体のキャリアで吸収していただけた部分も多く、そういう意味でも県としての成熟が進んでいる証といえるかもしれません。

 さて、今回の私は実行委員長ということもあり、初めて競技に参加することなく、専従スタッフの一人として一日を過ごしました。何となく始終忙しくしていた感があり、競技の内容や様子など殆ど記憶になく、いつものように感想らしい感想も書けません。開催から一週間過ぎてしまっていることもありますので、ここでは簡単に結果を記しておきたいと思います。

 まず個人戦(4ラウンド)。女子6m以外は、各クラスで同点決勝が行われる激戦となりましたが、以下の皆さんが見事優勝・入賞を果たしています。

121118.gif ここで自支部のことを書けば、優勝2名を筆頭に5名の入賞者を出すことができました。特に、女子6mでは表彰台を独占と、さすがに出来過ぎの感もありますが、当日の雑務を含め運営面でも頑張ってくださった皆さんだけに、これくらいのご褒美はあってもいいのかなぁ、とも思います。

 一方、団体戦(3ラウンド)では浜松支部の「浜松北竜」チームが頭ひとつ抜けだし、93点で優勝を飾りました。男子8m・女子10mと合わせ、個人・団体計7部門中3部門で優勝者を輩出と、まもなく丸10年を迎える最古豪支部として、さすがの存在感を示したといえそうです。(2位・3位は91点同点で、順に磐田Bチーム、静岡・焼津Aチームでした)

 また、小田部常務理事とO場県会長のお二人には、6mの男女から各1名ずつ「基本動作奨励賞」の選定をお願いしてありました。8m(初段)以上はある程度出来ていて当然、また県大会ということで初心者層の励みになればと、このような方法を取らせていただいたものです。

 その奨励賞は、男子が島田金谷支部のY本さん、女子が当支部のY田(恵)さんが受賞されました。Y田さんは開閉会式の司会を務めていただいたのですが、事前に受賞をお伝えしていなかったため、大変驚かれていた様子。ドッキリのようになってしまい、失礼いたしました。

 その他、今大会には多くの企業様から後援・協賛をいただいていたこともあり、入賞者以外にもブービー賞・ブービーメーカー・各種飛び賞・パーフェクト賞など、色々と賞品をお渡しすることが出来ました。余りに多いため、表彰式が長~くはなってしまいましたが、一人でも多くの方に「お土産」を喜んでいただけたとしたら、準備した甲斐があったというものです。

 そんなこんなで、大会は事故なく無事終了。何はともあれ、支部員さんをはじめ、今大会に携わられた全ての皆さんに感謝申し上げます。また、ご多忙の中ご臨席くださった協会常務理事の小田部さん、出張販売にきてくださったビックサクセスのお二方、そして学生スタッフとして雑務を担った大学生・専門学校生の皆さんも、本当にありがとうございました。更には、後援・協賛をいただいた各団体・企業の皆様にも、改めてお礼申し上げます。

 来年はいよいよ記念すべき第10回大会。今回の反省点も踏まえつつ、ひとつの節目として、より良く盛大な大会になることを願っています。また来年、皆さんに笑顔で会えますように。

▼開会式の様子。右奥に並んでいるのが、今回初の受け入れとなった学生スタッフです121118_1.jpg▼来賓として協会常務理事の小田部さんにご臨席いただきました121118_2.jpg▼選手宣誓は、当支部のT花さんご夫妻。かなり直前のお願いで失礼しました121118_3.jpg▼吹矢体操中。ちなみにかけ声は私が務めました121118_4.jpg▼いよいよ競技開始。今回は横一列に23台の的が並びました121118_5.jpg▼競技エリア後方から。手前では基本動作奨励賞を協議中(?)のお二人の姿も見られます121118_6.jpg▼こちらは団体戦。上位はかなりの激戦となりました121118_7.jpg▼表彰式。個人戦各クラスと基本動作奨励賞の表彰の様子です121118_8.jpg▼今回初めて作成した大会横断幕。来年以降も持ち回りで使われる予定です121118_9.jpg▼ビックサクセスの出張販売ブース。時間によっては結構な混雑振りでした121118_a.jpg▼スタンバイ中の各種賞品群。中には「ティッシュひと箱」という大物まで121118_b.jpg▼黒いTシャツからリニューアル、新ユニフォームで気合い十分の浜松支部の皆さん121118_c.jpg▼支部員同士の同点決勝(女子10m)を固唾を吞んで見守るY田支部長121118_d.jpg▼これも初の試み、最後に参加者全員でハイ・チーズ!121118_e.jpg▼横断幕の前で、支部の記念写真も撮りました。皆さんいい顔です。121118_f.jpg



カルチャー再チャレンジ

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 水曜日、リビングカルチャーセンターで「スポーツ吹矢 体験教室」と題した講座の、第1回目を担当してきました。リビングでは昨春も体験講座を開きましたが、2回の講座にそれぞれ一人ずつしか参加がなく、本講座は一旦見送りに。年度も替わり季節も秋にはなりましたが、ここで改めて再チャレンジとなった次第です。

 実はこの間に、リビングカルチャーは母体である静岡リビング新聞社ごと(数百メートル程度ですが)移転しました。しかも、10月からは閉校となったNHKカルチャー静岡教室を建物ごと引き継ぐ形で、都合二ヶ所での教室開催に規模を拡大。今回の吹矢講座は、その元NHKカルチャーだった場所での開講となっています。

 与えられた部屋はさほど広くなく、ギリギリ7m×3レーンが取れる程度。勿論、体験講座ですからこれで問題はありませんが、今後本講座に移行できるようであれば、もう少し広い部屋が確保できないとちょっと厳しいかな...、といった感はあります。

 そんな第1回に参加されたのは、ともに静岡市内にお住まいのJさん、Tさんの女性2名。申し込みでは4名でしたが、事前の受講料納入を済ませていなかった2名が、そのまま欠席されました。昨春の講座でも1名そんな方がいらっしゃいましたので、よくあることなのか、たまたま運が悪かったのか。いろいろご都合もあるのでしょうが、残念ではあります。

 さて、今回参加のお二人は、「テレビで見たことがある」程度の予備知識とのこと。そこで、まずはテキストを元に、スポーツ吹矢の成り立ちや目的、続ける意義などを説明させていただきました。その後は、早速実技の時間。ここでも何度となく書いてきましたので段取りは省きますが、ご両人とも大変呑み込みがよく、あっという間に概ねの基本動作まで習得されてしまいました。

 1時間半で二人というバランスもあってか、進行度合いもトントン拍子。ということで、初回の最後は2級の模擬試験にまで至ることになりました。ここでも、それぞれ十分な吹き筋のお二人、Jさんは29・23・27の79点で合格ライン、Tさんも27・14・25の66点とかなり見どころのある内容でした。

 1時間半やってみた感想としては、「楽しかった」「思ったより簡単(手軽、の意)だった」と、まずまず好意的な印象を持っていただけたようです。残るは、28日と12月5日の2回。今回欠席だった方、あるいは別の方が途中から参加されないようだと、本講座の声も挙がりにくい気はしますが、相手が何名であろうと魅力を感じていただくのが私の役割ですので、今後もしっかりと努めを果たしていきたいと思います。

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受講希望の方、ご興味のある方は、下記↓までお申し込み・お問い合せください。
リビングカルチャーセンター TEL.054-255-1231(午前10:00~午後5:00)


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11月13日・夜間の部

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 夜間の部も、県大会前最後の回です。今回は、普段日曜日に参加しているM月さん・U美さんも駆けつけ、合わせて12名での練習となりました。お二人が参加されたのは、県大会に向けての練習もありましたが、某スポーツ紙の取材が入ることになっていたため、大勢で賑やかにしたいという呼びかけに応えてくださったからでもあります。

 取材といえば、昨春の静岡朝日テレビ以来。とはいえ、今回は新聞(しかもスポーツ新聞のローカル面にある小さな枠)ということもあり、集合写真を撮った以外は、いつもとほぼ変わらない練習内容でした。

 そんな中、練習ラウンド・記録会(3R)を通じて、3名の方がパーフェクトを記録。記録会の成績も、体調イマイチで吹きづらそうだったH川さん以外、全員が80点以上を出すという、(いい意味で)珍しい結果となりました。そして、今回トップだったS木(達)さんには、記者さんの単独取材を受けるというプラスアルファが!

 記事がいつ載るのか、どの程度の扱いになるか、実際に掲載されるまで分かりませんが、その際は改めて紹介させていただきます。また、長時間取材してくださった記者のN山さんには、この場を借りて改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

121113_1.jpg▼S木(由)さんが本日のパーフェクト第1号(6m)。ダブルもありますね121113_2.jpg▼記録会トップだったS木(達)さんにも(6m)。県大会が大変楽しみです121113_3.jpg▼K林さんにも出ました(6m)。大会不参加なのが勿体ない!121113_4.jpg



県大会参加賞の袋詰め

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 11日の日曜日、市内某所の会議室で県大会の参加賞(と、いくつかの特別賞)の袋詰め作業を行いました。集まっていただいたのは、大会で総務関係を受け持つ女性支部員さん6名。そこに私共夫婦を合わせ、計8名での作業となりました。

 品物自体は購入したものが多いのですが、それぞれご協賛いただいているため、市価以上に値引いていただいたり、非売品のオマケをつけていただいたり、はたまたグッズをご提供いただいたりと、予算の割にはボリュームある中身になっているのではないかと思います。

 その他、個人戦・団体戦の各入賞賞品、各種特別賞も、協賛各社様のご協力をいただきつつ、色々な賞品を揃えました。ハッキリ言って、自分も参加したいくらいの品々なので、出場される皆さんにはぜひ張り切っていただきたいところです。そして、受賞の際には喜んでいただければなぁ、と思っています。



11月10日・焼津の練習

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 夜間を除けば、県大会前最後の練習日。焼津会場には、17名が集まりました。

 冒頭の記録会では、3名の方が93点(3R)でトップ。距離の遠い方から順位こそついたものの、大会を目前に控えて期待の膨らむ好得点です。また、結果発表の折には、大会に向けての心得(というと大げさですが、気の持ちよう、ですね)を少々語らせていただきました。支部から参加される中には、今回が初めての大会という方もいらっしゃいますし、どうしても緊張はつきものでしょうが、年に一度のイベントですから、楽しむくらいの気持ちを持っていただければと思います。

 ところで、今日東京で実施された公認指導員資格認定試験には、当支部からも2名が上京して受験していました。夜になってその内のお一人から電話で報告をいただきましたが、今回の筆記試験はかなり難易度が高かったとのこと。後日発表される結果は別としても、現行制度下で指導員となる方は、私の頃と比較しても高いハードルを乗り越えて認定されているのは間違いありません。

 時代が違うといえばそれまでかもしれませんが、「なってしまったからには、こっちのもの」と胡座をかくのではなく、そうした皆さんに追いつけ追い越せの気持ちで、常に高いレベルを目指し、立ち止まることのないよう努力を続けなければならないのだと、改めて感じています。

121110_1.jpg▼本日の満点第1号はS田さん(8m)。「ようやく(いい意味で)力が抜けてきた」との手応えです。121110_2.jpg▼続いてはH川さん(10m)。これは2連続の2回目、当たり前のような涼しい顔です。121110_3.jpg▼Mr.パーフェクト・S野さんにも出ました(10m)。かなり調子が上がっている模様です。121110_4.jpg▼最後はY田(恵)さん(6m)。県大会では開・閉会式の司会という大役を務めていただきます。121110_5.jpg



11月4日・静岡の練習

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 11月最初の練習日です。折しも街中では、4日間の会期中に100万人以上の人手がある、県内でも有数のイベント「大道芸ワールドカップ」が開催中で、昼前から練習会場周辺の駐車場は軒並み満車に。そんな混雑にもめげず、ある方は電車に切り替え、ある方は遠く離れた駐車場に、またある方は最寄りの駐車場が空くまでじっと待つなど、それぞれに対策(?)を取りつつ、19名が集まっての賑やかな回となりました。

 そんな苦労が実ったのか、今回はいつも以上のパーフェクトラッシュ。県大会を2週間後に控え、皆さんますます調子を上げているようです。中でも、大会用の6mで2度のパーフェクトを出したI沼さんは、好調さに勢いがついたのか「1級を受けます」と堂々の宣言。結果はというと、112点で見事合格となりました。

 2級を受験し合格したのが、支部に参加し始めて2年半だった昨年の2月。それから1年半ほどを経ての1級合格ですから、一般的に見てもゆっくりした歩みではあります。しかし、気管支の弱い自分にもできるスポーツとして始められ、そのスタンスを崩さずコツコツと続けること早4年。自らに合ったペースで楽しんでいる姿勢は、見習うべき点が少なくないでしょう。これからも、楽しく続けていただき、いずれ初段にチャレンジしたいという声を聞ければ、と思います。

121104_1.jpg▼パーフェクトラッシュはI沼さん(左・6m)から。次いで8mでY本さん(右)が達成しました121104_2.jpg▼公認指導員試験を控えたM野さん(左)が10mで、I沼さん(右)は再び6mで達成です121104_3.jpg▼H越さん(右)が6mで達成、そしてラストはギリギリセーフ(?)のH山さん(左・8m)でした121104_4.jpg



第1回全日本選手権の簡易的考察

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 1日に行われた第1回の全日本選手権大会については、前回のエントリで参加記を書きました。ここでは、発表された成績一覧を元に、昨年同様の簡易的考察を行いたいと思います。

 ちなみに、今年の青柳杯から全順位の公表が取りやめとなり、各部門上位50位(タイ)までの発表に変わっているため、全体の平均点や上位100人平均は算出できません。また、各部門の実参加人数も不明です。本部開催の公式大会ですから、出来る限りこうしたデータは公開していただきたいと思います。

 それはさておき、本題です。まずは、男女10mについて、過去3年の全国大会の数字を並べて比較してみます。なお、決勝ラウンド制度の導入に伴い、各平均は全員が参加した予選ラウンド(4ラウンド)のものを、これまでの「優勝スコア」は予選最高得点で、それぞれ置き換えてあります。

男子10m
●予選最高得点/132点(134点|130点|127点)
●上位10人平均/129.00点(126.40点|126.60点|124.40点)
●上位20人平均/127.30点(123.85点|124.10点|122.50点)
●上位50人平均/124.28点(120.60点|119.56点|118.44点)

女子10m
●予選最高得点/128点(130点|130点|134点)
●上位10人平均/122.40点(122.40点|121.20点|119.20点)
●上位20人平均/119.20点(118.30点|117.85点|115.80点)
●上位50人平均/114.18点(111.56点|112.52点|110.44点)

※数字は、左から順に「2012年(2011年|2010年|2009年)」です

 一見して分かるのは、上位平均が更に向上していること。特に男子では全項目が大幅にアップし、上位50人の平均までが一気に124点(31点平均)を超えてきました。昨年の全国大会時に、「一定のレベルに達したと言えるかもしれない」と書いた、上位10/20人の平均も更に上積みされ、競技者のレベル向上が著しいことが伺えます。

 一方の女子も、上位10人平均こそ変わらないものの、上位20/50人平均は着実に上昇しています。男女のこの結果は、全体の9割近くを占める首都圏組に選抜制度が課せられた時点で、容易に想像が付いたことではありますが、ここまで顕著に数字が出ると改めて驚かされます。

 次に、男女8mで同様に見てみます。

男子8m
●予選最高得点/134点(134点|128点)
●上位10人平均/128.40点(130.60点|127.00点)
●上位20人平均/126.90点(128.70点|125.90点)
●上位50人平均/124.20点(125.36点|122.72点)

女子8m
●予選最高得点/130点(130点|132点)
●上位10人平均/125.40点(125.80点|126.40点)
●上位20人平均/122.40点(123.10点|122.90点)
●上位50人平均/117.74点(117.90点|117.26点)

※数字は、左から順に「2012年(2011年|2010年)」です

 残念ながら、全項目で昨年の平均を下回っていますが、これは昨年が良すぎただけとも言えます。8mはあくまで「通過点」の部門であり、ここで好成績を残すような方は、ほぼ漏れなく10mに舞台を移しますから、右肩上がりを持続するのは困難でしょう。ここ3年の推移を見る限り、今後も似たような数字が続くように思われます。

 これら全体を総括すれば、「10mは更に激戦の余地あり、8mはほぼ横ばい」といったところでしょうか。特に10m男子では、上位50位までという結果発表に滑り込むのも、ますます難易度を増していきそうです。



第1回全日本選手権大会

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 素晴らしい秋晴れとなった日曜日、墨田区総合体育館で開催された、「第1回スポーツ吹矢全日本選手権大会」に、支部員4名とともに参加してきました。7月の青柳杯と同会場ですが、今回は隣接するメインアリーナとサブアリーナの間仕切りを外し、場所を広くとっての設営となっています。

▼中央で向かい合わせに並んだ的は実に100! さすがに壮観な眺めです121101_0.jpg 試合に先だっての開会式では、10月の試験で新たに六段となった3名の方々に、青柳会長から認定証が手渡されました(1名は代理の受け取り)。上位に入賞しての表彰もそうですが、こうした場で「協会最高段位」の認定を受ける気持ちというのは、いったいどんな感じなのでしょう。まだまだ私には縁遠い話ですが、緊張の中にも、お二人は実に晴れがましい表情をされていたのが印象的でした。

▼六段認定のお二人。今回は、競技者、審判員としてそれぞれ参加されました121101_02.jpg さて、いざ試合開始。今回は、当支部からの参加者がすべて4巡目、しかも内4名は順に並んでの競技です。ちなみに、私の手前は広島県会長U吹さんご夫妻が、支部員の向こうには磐田南支部のB大さん、浜松支部の皆さんが同様に並ぶという、考えようによっては若干気楽な配置でした。

▼青柳杯時に比べ、今回は若干明るく感じられる会場内でした121101_1.jpg そんな気楽さがよかったのか(?)、前半2ラウンドは31(7・7・7・5・5)・35(7×5)の66点と、出来過ぎとも思える成績。昼休みに掲示された途中経過を敢えて見ないようにはしましたが、上位にいるのはさすがに自覚していました。戦前から、予選突破のボーダーを128点(恵まれて126点)と踏んでいましたので、それに照らせば後半は31点×2で足りる計算です。

 とはいえ、見ないようにしていても、周りは放っておくはずがなく。何人もの方から、「いい位置にいるじゃない」「後半も頑張れ」という声をかけていただきました。これで変に意識したということはなかったと思いますが、昼食を挟んだ午後(特に、その1ラウンド目)が自分にとって鬼門であるのも、過去の経験上明らかでしたから、どこか固さや力みが出ていたのは間違いありません。

 そんな後半は、絵に描いたような失速で、29(7・7・7・5・3)・29(7・7・7・5・3)の58点、合計124点であえなく「終戦」となりました。期待してくださった皆さんに申し訳ないやら、下に落ちる3点(通称・弱気の3点)を2回も出した自分が情けないやら。とにかく千載一遇のチャンスではあっただけに、非常に勿体ない結果となってしまいました。

 それでも、全国規模の大会で初めて31点平均をクリアし、パーフェクトも記録することができたこと。大半が選抜制を経ての参加で、全体的にレベルの底上げが明白だった今大会において、前年の30位(118点)から19位に順位を上げられたこと。この2点は、少なからず自己評価してもいいような気はします。(勿論、決して満足ではありませんが)

 と、そんな体たらくの私はさておき、静岡県勢としてキラリと光る成績の方がお二人いらっしゃいました。お一人は、10m男子にエントリーした三島・沼津L&G支部のY岡支部長。全国規模の大会には初参加でしたが、臆することなく堂々とした吹きっぷり(だったと想像)で、31・29・31・35=126点を記録、あと2点で決勝ラウンド進出の9位と大健闘を果たしました。もうお一人、8m男子のA部さん(浜松支部)は、128点で見事決勝ラウンドに進出!表彰台目前の4位タイと、今回の県勢では最高順位で入賞です。

 また、10m女子では、富士的矢支部のS山さんが114点で20位と気を吐きました。青柳杯の176点・11位と合わせ、全国デビューの1年としては申し分ない結果です。Y岡さんともども、形式的には私が「先生」ということになるのでしょうが、こんなことまでは教えていませんから、これは純粋に普段からの努力の賜物。私も見習って、努力を重ねていきたいと思います。

▼決勝ラウンドの様子。次回は、ぜひこの場所で吹いてみたいものです121101_2.jpg

 そんなこんなで、試合は全て終了。各部門の上位と基本動作奨励賞は、既に協会公式サイトで発表されていますので、詳しくはそちらをご参照ください。個人的に思うところでは、「(男子10mの)Y田さんは、やっぱりすごい!」「(女子10mの)O越さんもそれ以上にすごい!!」「基本動作奨励賞に、親交のある方が何人も選ばれて嬉しい!!!」といった感じ。

 特に、基本動作奨励賞では広島のU吹県会長の奥様が選ばれ、7月の青柳杯と合わせて、恐らくは史上初ではないかと思われる史上二例目の(全国規模の大会における)「ご夫婦で基本動作奨励賞獲得」となりました。また、重鎮・T本中国ブロック長も受賞され、広島県としても大変喜ばしい結果だったのではないでしょうか。

 ※コメントをいただいたことにより、訂正させていただきました。

▼基本動作奨励賞受賞の皆さん。10m6名、8m2名の計8名でした121101_3.jpg▼女子10m入賞の皆さん。優勝のTさん、2位のO越さんは表彰台常連ですね121101_4.jpg▼男子10mの皆さん。優勝のY田さんは日野原杯も獲得されました121101_5.jpg▼閉会の挨拶をされる青柳会長。弁舌巧みに随所に笑いも誘っていました121101_6.jpg ところで、ここでひとつだけ苦言を書かせてください。それは、最後の決勝ラウンドについてです。といっても、システムそのものではなく、運用面なのですが。

 前述の通り、静岡県勢からは10m男子でY岡さんが2点差で決勝を逃し、8m男子のA部さんは見事進出となりました。しかし、そのいずれもで、発表にケチがついてしまったのです。Y岡さんの場合は、決勝進出者が順次発表される中、最後に名前が呼ばれ周囲の県勢一同が拍手で見送りましたが、直後に「間違えて読み上げてしまった」と訂正が入りました。一度上げてから落とされるという、まさにぬか喜びです。

 一方、A部さんの場合は、「128点だから微妙ですね」などと話しながら待っていたところ、名前が呼ばれず、一旦用具も片付けてしまいました。すると、向かい側の観客席(埼玉のエリアだったと思います)から、「(決勝進出者の)点数を教えてくださーい」という声が挙がり、それに応える形で進出者の点数が発表されると、同じ128点の方が含まれていることが判明。

 たまたま本部が真下だったこともあり、すぐに支部の方が直接確認を取ったことで、一転決勝進出となりました。が、直後のアナウンスでは「さっき(名前を)呼んだんだけど」と、まるでこちらが聞き逃したかのような言われよう。上記の通り、点数も分かった上で名前が読み上げられるのを、県勢全員が固唾を吞んで待っていたのですから、そんなはずはありません。

 一度仕舞った用具を慌てて取り出し決勝のレーンへ向かう間も、既に集まった選手に「もう少々お待ちください」とだけ繰り返し告げるなど、いったいどちらに責があるのかといった進行。呼吸が大事なスポーツにも関わらず、バツの悪い思いをしながら急かされたことは、到底看過できません。(このハンディをものともせず、33点を出したA部さんは、本当に立派だったと思います)

 間違って呼ばれたY岡さん、該当しながら呼ばれなかったA部さん、いずれにとっても非常に失礼で、後味の悪いミスです。特に、A部さんの場合は、観客席から得点開示の声が挙がらなかったらと思うとゾッとしますし、その場合大会本部はどういう対応を取り得たというのでしょうか。

 過ぎたことで、当事者ではない私がこんな風に書くのはお門違いかもしれませんが、決勝ラウンドの更に同点決勝をする段のドタバタも含め、新しい方式を採用したからこそ、より慎重に念には念を入れていただきたかったと思います。

 勿論、この一部を持って全てを否定するわけではなく、1レーン10巡という長丁場でも大変スムーズに予選が進んだことや、採点票の回収システムなど、全体では大変素晴らしい運営でした。大勢の役員・専従スタッフの皆さんがいらしたからこそ、一日を楽しく過ごすことができたのは間違いありません。

 願わくば、今回の一件を「単なるイージーミス」と捉えず、次回以降がますます洗練された「さすが本部開催」と思わせる大会となることを、一会員として期待しています。



2019年1月

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