藤枝サークル 熱海サークル 第1回全日本選手権の簡易的考察 - 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部

第1回全日本選手権の簡易的考察

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 1日に行われた第1回の全日本選手権大会については、前回のエントリで参加記を書きました。ここでは、発表された成績一覧を元に、昨年同様の簡易的考察を行いたいと思います。

 ちなみに、今年の青柳杯から全順位の公表が取りやめとなり、各部門上位50位(タイ)までの発表に変わっているため、全体の平均点や上位100人平均は算出できません。また、各部門の実参加人数も不明です。本部開催の公式大会ですから、出来る限りこうしたデータは公開していただきたいと思います。

 それはさておき、本題です。まずは、男女10mについて、過去3年の全国大会の数字を並べて比較してみます。なお、決勝ラウンド制度の導入に伴い、各平均は全員が参加した予選ラウンド(4ラウンド)のものを、これまでの「優勝スコア」は予選最高得点で、それぞれ置き換えてあります。

男子10m
●予選最高得点/132点(134点|130点|127点)
●上位10人平均/129.00点(126.40点|126.60点|124.40点)
●上位20人平均/127.30点(123.85点|124.10点|122.50点)
●上位50人平均/124.28点(120.60点|119.56点|118.44点)

女子10m
●予選最高得点/128点(130点|130点|134点)
●上位10人平均/122.40点(122.40点|121.20点|119.20点)
●上位20人平均/119.20点(118.30点|117.85点|115.80点)
●上位50人平均/114.18点(111.56点|112.52点|110.44点)

※数字は、左から順に「2012年(2011年|2010年|2009年)」です

 一見して分かるのは、上位平均が更に向上していること。特に男子では全項目が大幅にアップし、上位50人の平均までが一気に124点(31点平均)を超えてきました。昨年の全国大会時に、「一定のレベルに達したと言えるかもしれない」と書いた、上位10/20人の平均も更に上積みされ、競技者のレベル向上が著しいことが伺えます。

 一方の女子も、上位10人平均こそ変わらないものの、上位20/50人平均は着実に上昇しています。男女のこの結果は、全体の9割近くを占める首都圏組に選抜制度が課せられた時点で、容易に想像が付いたことではありますが、ここまで顕著に数字が出ると改めて驚かされます。

 次に、男女8mで同様に見てみます。

男子8m
●予選最高得点/134点(134点|128点)
●上位10人平均/128.40点(130.60点|127.00点)
●上位20人平均/126.90点(128.70点|125.90点)
●上位50人平均/124.20点(125.36点|122.72点)

女子8m
●予選最高得点/130点(130点|132点)
●上位10人平均/125.40点(125.80点|126.40点)
●上位20人平均/122.40点(123.10点|122.90点)
●上位50人平均/117.74点(117.90点|117.26点)

※数字は、左から順に「2012年(2011年|2010年)」です

 残念ながら、全項目で昨年の平均を下回っていますが、これは昨年が良すぎただけとも言えます。8mはあくまで「通過点」の部門であり、ここで好成績を残すような方は、ほぼ漏れなく10mに舞台を移しますから、右肩上がりを持続するのは困難でしょう。ここ3年の推移を見る限り、今後も似たような数字が続くように思われます。

 これら全体を総括すれば、「10mは更に激戦の余地あり、8mはほぼ横ばい」といったところでしょうか。特に10m男子では、上位50位までという結果発表に滑り込むのも、ますます難易度を増していきそうです。



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