2月最初の練習日。伊東から静岡へ向かいましたが、宿を早めに出たこともあり、遅刻することなく会場入りすることができました。節分ということで、地域の行事に出る方も多かったのか、参加者は14名と若干少なめだったものの、皆さん大変熱心に吹いていらっしゃいました。
このところ、毎回のように書いているM野さんとY田(憲)さん。いよいよ昇段試験が今週末に迫ってきました。しかし、引き続き調子が上がりきらずに苦労されている様子です。
五段に挑戦のM野さんは、四段相当の点数はコンスタントに出るものの、各ラウンド2点ずつの上積みが思うようにいきません。見ている限り、明白な技術的不足というよりも、「点数を出したい」という気持ちが大き過ぎるような気がします。勿論、試験としては出さなければ合格できませんが、点数にばかり囚われると、基本動作が疎かになり(早い、雑になるなど)、ひいてはリズムの狂い、吹き急ぎへと繋がるもの。ご本人も心得ていらっしゃるでしょうし、良い集中力の高め方さえできれば、十分合格圏に達すると思います。
一方、四段に挑戦のY田さんは、全体的に右にバラつくという傾向があり、その前提で吹き姿を見ていると、微妙に顔が正面を向ききっていないことに気付きました。足下に目をやると、ラインに対する足の角度も若干大きかったため、少しだけ浅めの構えに修正してもらったところ、右への偏りはかなり解消し、ご本人も「しっかり向けている気がする」とのこと。言われてすぐは誰でも慎重に吹くため結果に繋がりやすいものですが、その感覚を本番でも再現できれば、合格の確度も上がるのではないでしょうか。
2月9日の当日は富士的矢支部からもお二人が受験予定ですが、皆さんが無事合格できるよう、ドキドキハラハラしながら見守りたいと思います。
▼広域月例会用の6ラウンド目で満点のS永(有)さん(10m)。全体は伸び悩んだけにちょっと複雑(?)▼8mから見事満点のS山さん、とても嬉しそうです。「おめでとうミニタオル」はY田さんの作品
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