晴天の爽やかな気候に恵まれた16日、静岡県総合研修所「もくせい会館」富士ホールにて、第2回となる支部大会を開催しました。昨年は、当支部と富士的矢支部、沼津サークル(当時)などを対象に、ある種「身内」の競技会然としていましたが、今年は県内各支部にご案内をお送りしたところ、6支部からご参加をいただき、結果的に70名(当日参加者、当初のエントリでは75名)という、前回の41名を大きく上回る規模となりました。
全体でも50名程度と踏んでいただけに、これは全くもって嬉しい誤算です。ただ、会場があまり広くないため、6m=4ラウンド、8m・10m=6ラウンドとしていた競技形式を、時間の都合から一律4ラウンドと変更せざるを得なかったのは、残念な点でしょうか。尤も、それで開催の意義が薄れるということではありませんし、レーンの組み合わせなど進行上楽になった部分もありますから、怪我の功名といえるかもしれません。
競技は、午前と午後に2ラウンドずつを消化する個人戦のみ。合計4ラウンドを「予選」とし、上位9名が「決勝」としてもう1ラウンドを吹き、最終順位は5ラウンドの合計で競うという、昨年の全日本選手権方式を採用してみました。(8mの部のみ、3位決定戦として1本勝負を追加で実施)
控え席が狭く、参加された皆さんに若干窮屈な思いをさせてしまったのが申し訳ありませんでしたが、こうした競技会初参加の方も含め、競技者の入れ替えなども大変スムーズで、常に10~15分程度前倒し気味に進行できたのは、非常に助かりました。
熱戦の結果は、以下の通り。
各部門共、優勝165点、準優勝159点という、開催規模を考えれば十分にレベルの高い結果となりました。10mの部で私が優勝してしまったのは、あまりに手前味噌で、真剣勝負の結果とはいえ申し訳ありませんでしたが、偶々調子が良かったということで平にご容赦いただきたく思います。
また、上位3名とは別に、特別賞が2つ。ひとつは、女性の比率が低いことから設けた「優秀女子賞」(各部門4位以下で最上位の女性)、もうひとつは、この日が結婚記念日だからと、富士的矢支部のS山ご夫妻から提供いただいた「当日賞」(各部門16位)でした。優秀女子賞に関しては、6mの部のみ上位2名が女性だったため、急遽「優秀男子賞」に切り替え、合計6名の皆さんに進呈となりました。
この「優秀男子賞」を受賞されたのは、私が月イチで指導にお邪魔している、かわねライフスポーツクラブのK原さん。今回、支部大会ということで、同じく一緒に吹矢を習っているS本さんとご参加いただいていましたが、お二人とも決勝ラウンドに進出する大健闘でした(K原さんが4位、S本さんが8位)。
このお二人、開会式の場で皆さんにご紹介させていただきましたが、競技の合間や昼休みには、チラホラと他の参加者と話をしている場面も見かけることができました。川根本町での普及はまだまだ途上ではありますが、こうした県内各地の仲間との交流を、今後のひとつの励みにしていただければ嬉しいところです。
そんなこんなで、大会は事故なく無事に終了。前述の通り会場が狭いことによる窮屈感や、思いの外照明が暗く、レーンによっての差が出てしまったこと、段取りの悪さなど、ご迷惑をおかけした部分も多々ありましたが、真剣かつ和やかに開催できたのは、参加してくださった皆さんのお陰と、この場を借り改めて御礼申し上げます。
開催の有無を含め、次回がどのようになるか全く未定ですが、また機会がありました際には奮ってご参加いただければ幸いです。本当にありがとうございました&お疲れ様でした。
▼会場全景。レイアウト上、140cmの的間で9レーンが精一杯です▼競技風景。会場の制限から、ラインテープは幅広のビニールテープを数箇所仮留めで対応しました▼採点の様子。地方大会ではよくある、次競技者との互審で行いました▼控え席の様子。窮屈で本当に申し訳なかった点です。何人かの見学者も後方にチラホラと▼表彰式での、各部門上位3名(左から、6m、8m、10m)。10mは司会の私が抜けています
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