4月最後の練習は焼津。大型連休前半の初日ではありましたが、21名と多くの皆さんが集まりました。また、藤枝での短期集中講座に参加された方々が5名、今後についての打ち合わせと練習見学を兼ねてお見えになり、合わせて26名という久々の大人数です。
まず、藤枝の皆さんの今後について。今更言うまでもなく、体験会と講座を開いた大きな目的は、「藤枝にスポーツ吹矢のサークルを作ること」でした。そのためには、「今後も続けていきたい」と吹矢に魅力を感じてくださる方々を、まずは見つけなければなりません。幸いにして、講座最終回のエントリでも触れたように、大半の受講者からは「ぜひ続けてみたい」という声をいただくことができました。
となれば、早速サークル結成!という流れも期待していましたが、急用等のご都合から受講者9名全員が集まれなかったこともあり、いきなり自分達でサークルを立ち上げることへの不安が、少々大きくなった様子。結局、「サークル結成は一旦見送り。静岡・焼津支部に入会し、藤枝で活動を始めるための経験を積んでいく」こととなりました。
ただ、ここで大事なのは、あくまで「地元で活動を始めるための暫定措置」であることです。5名の中からは、「当面は支部へ参加することに異論はないが、本来の目標が曖昧になるようなことだけは避けないと」という声も挙がりましたが、まさに的を射た指摘でしょう。
前述の通り、藤枝市には支部もサークルもないことから、企画した体験会と講座です。実際、同様の事情から当支部に参加するようになったメンバーも、数名います。となれば、練習を続けるうちに「だったら、自分達もずっとここでいいんじゃない?」と、一層トーンダウンする方が出てこないとも限りません。
勿論、どのタイミングであれ、サークル結成を強要するものではなく、もし半年も経たずに全員が飽きてやめてしまうようなことがあれば、まさに「捕らぬ狸の...」でもあります。しかし、「地元でやってみたいけれど、それには準備が足りない」という前提であること、そして我々がどうして体験会と講座を藤枝で開催したのか、その意図だけは汲んでいただきたいところです。
いずれにせよ、大事なのは「続けてみたい」という皆さんの気持ちを尊重することであり、そのための助力を惜しむつもりはありません。当支部の活動を通じて、吹矢への興味だけでなく、「サークル(or支部)って楽しいんだ」との思いを強めていただければ、何よりだと思います。
一方、この打ち合わせの間も含め、支部練習は普段通りに進められました。久しぶりに20名を超えた盛況っぷりでしたが、皆さん心得たもので、バランス良くレーンを譲り合いながら吹いていたようです。また、H川さん、M野さん、T花さんの各指導員も、それぞれ積極的にアドバイスの声がけをしてくださり、いつも以上に活気ある練習となりました。
今後も、良い雰囲気を大事にしながら、新たな仲間達とともに活動を続けていきたいものです。
▼練習終了近くに出たT花(順)さんのパーフェクト(10m)。青柳杯で出ていれば...!
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