5月最初の練習日は、大型連休終盤の日曜日。絶好の行楽日和ですし、少人数でも仕方ないなぁと思っていましたが、意外や意外、普段とあまり変わらない16名が参加しての、まずまず賑やかな回となりました。
連休だからといって内容が変わることもなく、冒頭では月前半の恒例となっている記録会を実施。そして残った時間は、それぞれの練習に充てましたが、ここでN西さんとY本さんが2段の受験を申し出られました。記録会の点数や、このところの状態から、頃合いと判断されたのでしょう。勿論、喜んで審査をさせていただきました。
結果はというと、Y本さんがピッタリ150点で見事合格、一方のN西さんは僅か2点届かずの148点で涙を飲みました。N西さんは何度目かの挑戦でしたが、いつも惜しいところで合格を逃しており、特に今回は本当に僅差。審査する側としても非常に残念無念です。ただ、日頃の練習の様子からも、合格できるだけの実力は十分感じられますから、あとは本番でいかに普段通りの力を出せるか、この一点に尽きるでしょう。また日を改めてのチャレンジに期待します。
またこの日は、開催まで2ヶ月を切った東海ブロック大会の、支部練習としては最終締め切り日でもありました。正確には9日が締め日ですので、電話・FAX等で未決の方の連絡が来る可能性も残っているものの、ほぼ出揃ったといえるでしょうか。今回は、アクティブメンバーでも都合の悪い方が比較的多く、参加規模としては同じく浜松で開催された、一昨年の県大会並みの人数となりそうです。
想定より若干少なめではありますが、それぞれ事情があるのですから、こればかりは致し方ないところ。競技スポーツ出身の方などからすると、「大会に勝る都合があるのか」と奇異に映る部分があるかもしれませんが、スポーツ吹矢が総じて「健康づくりの趣味」であり、競技性(大会参加、段級位挑戦)まで重視する方は、その中の一部に過ぎないことを考えれば当然のことでしょう。
勿論、より大勢出てくださった方が賑やかには違いないのですが、大会が必ずしも全員の「目指すべき目標」ではないという、一般的な競技スポーツとは異なる傾向を持っている点は、考慮すべきです。多いから協力的、少ないから非協力的、といった論点がもしあるならば、逆にそれこそが奇異としか思えません。
とはいえ、支部長(あるいは指導員)の立場からすれば、続けていくモチベーションのひとつとして、大会などへの興味を喚起するのもひとつの役割です。「出たいけど都合が悪い」のと、「興味がないから出ない」では相当な隔たりがありますし、同じ欠席でも前者のようなケースを増やしていく努力は必要なのでしょうね。
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