藤枝サークル 熱海サークル 第2回全日本選手権の簡易的考察 - 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部

第2回全日本選手権の簡易的考察

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 第2回全日本選手権が終わって10日ほど。少し遅くなりましたが、平均スコアなどを元に、恒例の考察を行いたいと思います。(昨年の考察はこちら

 協会本部主催の大会では、昨年の青柳杯より予選上位50位までの公表に留まっていましたが、今回は参加支部長宛に全成績がメールで送られてきました(ただし、氏名のみ削除済み)。50位に届かなかった場合、自分の成績ですら個別に問い合わせなければ分からないという、公式大会としては首を傾げざるを得ない状況でしたから、これは喜ばしい改善です。

 ということで、選手権(旧全国大会)においては2年ぶりに、全体平均まで含めた数値を、まずは10m男女から。なお、昨年と同様、平均値と最高得点は予選ラウンド(4ラウンド)のものを採用しています。

2013sensyuken1.gif まず注目すべきは、男子の平均値が軒並みアップしていることでしょう。一都四県に選抜制を導入した昨年時点で、各数値が大幅に上昇していたことは記憶に新しいところですが、今年は微増ながらも更に上回る結果となりました。上位100名平均ですら120点を軽く超えており、青柳杯以上の激戦であることを如実に物語っています。

 一方の女子は、上位10名を見ると3年連続で全く同じ数字が並んでいます。上位20/50名では微増していますから、全体的な底上げは進んでいるようですが、昨年122点だったカットラインが120点に下がっていることも考えると、上位の成績は頭打ち傾向にあるといえるかもしれません。

 次に、8m男女を見てみます。

2013sensyuken2.gif こちらは、「通過点」のクラスでもあることから、選抜制になったとはいえ、必ずしも向上するとは限りません。それでも、男女ともに昨年以上の激戦となったことが、平均値からは見て取れます。参加者数を考慮に入れれば、毎年ほぼ限界に近いレベルでの戦いになっているともいえるでしょうか。

 総合的には、昨年の総括とした「10mは更に激戦の余地あり、8mはほぼ横ばい」の通りとなっており、この傾向は来年も十分ありえる状況にあると思います。

 また、これだけ上位の競技レベルが上がってくると、下位との明らかな差が気になります。「選手権」という名称の下で実施される、大会の有り様をどう捉えるかでも変わってはきますが、定数の8割が選抜を経た枠と規定している大会として、現状はやはり好ましいと思えません。

 細かな数字を交えた考察は差し控えますが、一例として、選抜を行った四県(特に茨城)と、諸事情で先着順とした東京とでは、選抜制の意義を十分に感じるだけの明確な差が出ました。今後、全体のレベル底上げを考えるならば、男女10mだけでも「予選通過スコアの○%以上の得点を挙げた選手は、翌年のシード権を得る。各都県および地方の参加可能枠は、それらを差し引いた人数とする」といったような、改善策を検討する余地があるのではないでしょうか。



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