5回目の藤枝定例練習です。この日は、Mさんご夫妻が1時間ほど遅れての参加ということで、前半はTさん、Kさんお二人での練習となりました。近づいてきた支部大会の最終説明は、Mさんご夫妻がお見えになった後に譲ったこともあり、前回二級に合格のTさんが、ここで一級にチャレンジです。
「これ(段級試験)が楽しみだから」と、やる気満々のTさん。それが空回りすることなく、全体的に安定した吹きっぷりで、見事合格(118点)です。ただし、基本動作にはまだまだ改善の余地がありますので、試験後の講評でいくつか指摘させていただきました。特に気になった点は、「4.息を吐く」「7.息を調える」で息を吐く動作が性急であることと、低得点に当たった後の動作が雑になること。
これは、始めて間がなく、当たる(当てる)のがとにかく楽しいという時期に、よく見られるパターンです。ここでも何度となく書いてきましたが、基本動作への理解がまだ深くなく、(筒の上げ下げの)単なる手順という認識でいる、その現れなのかもしれません。「とにかく当てたい」となれば、何年やっている方でも同様のケースがまま見られますから、スポーツ吹矢を続ける上では常について回る課題といえるでしょうか。
その後、Mさんご夫妻が到着された後半では、支部大会でのレーン審判について再度の説明をし、最終練習として3ラウンドの競技をしていただきましたが、4人が4人とも90点台の好得点!特に、Mさん(奥さま)は、トリプルを含むパーフェクトもあり、95点でトップ賞です。藤枝の全員で支部大会に参加を決められた後も、「まだ(大会なんて)早いんじゃないかしら」としきりに心配されていましたが、実力は十分備わっているところを証明した格好ですね。
勿論、大会ともなれば独特の緊張感、いつもと違う雰囲気から、思うような吹矢が出来ないといったこともあるでしょう。大会、試験といった「本番」で練習通りの点数を出せれば一番ですが、誰でも最初はあるもの。藤枝の皆さんには、ぜひ緊張しながら大会を楽しんでいただければと思います。
▼練習を始めていきなり1ラウンド目にMさん(ご主人)にパーフェクトが!(6m)▼Kさんにもパーフェクトが(6m)。毎回必ず達成されるのは素晴らしいのひと言!▼Mさん(奥さま)のパーフェクトは、何とトリプルのオマケ付き!(6m)
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