藤枝サークル 熱海サークル 第8回青柳杯大会 - 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部

第8回青柳杯大会

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 7月16日(水)、墨田区総合体育館で「第8回青柳杯大会」が開催されました。当支部では私のみ(1名欠場)、他支部などからを含めても静岡県勢は5名に留まり、ここ何度かの本部大会では最少の参加状況だったように思います。

 全体のエントリーは、男子435名、女子155名の、合計590名(エントリー確定時)。前項でも触れたように、女性の参加者が昨年比で25%増となり、決勝進出を巡る戦いの激化が予想されます。また、男性側も関西の実力者が初参戦されるなど、シビアな争いにより一層拍車がかかりそうな予感もありました。

▼すっかり見慣れた、会場の墨田区総合体育館です140716_1.jpg 大会のレーン割り、進行などは、第7回とほぼ同様。100レーンに最大6名ずつ、午前・午後に各3ラウンドの競技、その後決勝トーナメントというお馴染みのものでした。また、受付開始30分以上前から続々と集まってくる参加者の体調に配慮してか(何しろ、朝から暑かったです)、8時半には入場が開始され、受付時間も予定の9時から前倒しに。昨年もそうでしたが、結果的に受付自体もスムーズに進み、ありがたい措置でした。

 開会式もいつも通り行われましたが、ひとつ違ったのは、A井先生の号令のもと、吹矢体操の代わりに整理体操が行われたこと。「整理体操って?」と感じる方が多いと思いますが、これは支部練習などの最後に実施されることを想定し、新たに作られた体操で、会報4月号にもチラッとその名前が出ているものです。(吹矢体操、介護予防体操とともに収録されたDVDが、近日発売されるそうです)

 私自身は先月末の教育部会議で初めてその存在(内容)を知り、先日の障がい者指導のための講習会で、A井先生から教わったばかりでもあったので、「あれかぁ」と思うことができました。ただ、周りからは「この体操は何?」といったとまどいの声が多く聞こえ、体操そのものも、まさに見様見真似。競技に直接的な影響がない部分とはいえ、進行上説明が不足していたような気はします。(普通に吹矢体操をやり、閉会式で整理体操でもよかったような...)

▼25レーン×4ゾーンの設営もいつも通り。何度見ても壮観です140716_2.jpg▼吹き終わった後、一斉に的に向かう光景も、知らなければ不思議に映るでしょうね140716_3.jpg そして、いよいよ競技開始。男子部門、今年は192点が予選通過ラインと踏んでいましたので、いかに20点台を出さないかが勝負の分かれ目です。しかし、1ラウンド目からいきなり29点を出してしまい、まさに「やってしまった」という出だし。続く2、3ラウンドでも矢をまとめきれず、31点×2で、前半折り返しはガッカリの91点。

 一縷の望みはあると挑んだ後半も、4ラウンド目に33点を出したものの、「これならいけるかも」と希望的観測が頭を過ぎったのが災いしたか、5ラウンド目は29点で完全に終戦。6ラウンド目に再び33点は出ましたが、合計186点と31点平均をキープするのが精一杯の競技内容でした。

 と、ここで昨年大会の際のエントリを見てみると、4ラウンド目の35点が33点になった以外、殆ど同じであることに気がつきます。前半91点→4ラウンド目で「おっ」と色気が出て→5ラウンド目に29点で終戦→6ラウンド目に焼け石に水の33点、という展開まで、わざと再現でもしたのかと思いたくなるほど。

 昨年は、「前向きに捉えれば『伸びしろ』」と書きましたが、結局は一年経っても「まるで成長していない」わけで、決勝に進めなかったこと以上にショックを感じているところです。敢えてよいところを挙げれば、3点がなかったことくらいでしょうか。何が足りず、何がダメなのか、非常に難しい宿題を課されてしまいました。

 と、そんな中途半端な私はさておき、個人的にも嬉しいことが決勝トーナメントで起こりました。ひとつは、富士的矢支部のS山さんが、7・8位決定戦(2枠を4人で争う一本勝負)を勝ち抜き、静岡県勢の女子として初めてのトーナメント進出を決めたこと。

▼7・8位決定戦の採点を待つS山さん(右)。昨年優勝のO越さんを退け、トーナメント進出を決めました140716_4.jpg その後のトーナメント戦では、一回戦で33点を出しながら、またもや同点一本勝負となるも、堂々とした吹きっぷりで勝ち抜け。続く準決勝こそ、ご本人曰く「嫌い」な一本勝負が重なって集中力に影響があったか、矢が上下にバラけてしまい残念ながら敗退となりましたが、三度目の出場で見事表彰台(3位)の栄誉に輝きました。勿論、これも静岡の女子としては初の快挙です。

 先日の東海ブロック大会の優勝に続き、青柳杯3位となったことで、間違いなく「東海No.1女子」の座に就いたといっていいS山さん。今後は、静岡のみならず、全国的な注目も高まりますが、羨ましくなるほど肝の据わった方なので、そんなプレッシャーも力に変えて、更に活躍されることと大いに期待しています。おめでとうございました!

▼準決勝を吹く4名(左端がS山さん)。成績もさることながら、基本動作が綺麗な方々ばかりでした。140716_5.jpg そして、もうひとつの「嬉しいこと」は、奥さまと共に初出場された大阪のS藤さんが、並み居る強豪をものともせず、初優勝を飾ったことです。これまで、関西・西日本圏の地方大会において数々の優勝を手にし、「最低でも表彰台」が当たり前の、誰もが一目置くような存在でしたが、本部大会に参加されたことがなかったため、関東圏の方々からは「知る人ぞ知る」といった知名度だったのではないかと思います。

 勿論、知名度で矢を吹くわけではありませんが、本部大会の常として、9割以上を関東勢が占める中、「S藤さんって、どんな人なの!?」と感じた方が多かったであろうことは、想像に難くありません。そんな場で、初めて関西(以西)の選手が、しかも確たる実績を積まれた方が優勝したという事実は、ひとつのエポックメーキングな出来事といって過言ではないでしょう。

▼男子の部決勝戦。右側のサウスポーがS藤さんです140716_6.jpg そして、このS藤さんの優勝を「遙々大阪から出場して優勝なんてすごい!」だけで済ますのか、「まだ見ぬ西(あるいは地方)の強豪にもっと出てきて欲しい!」と思うのか。参加者の意識の問題に留まらず、主催する協会としても、大会のあり方を長期的かつ広い視野で考えていく、ひとつの契機にしていただければ幸いです。

 話が少々逸れましたが、S藤さんとは何度か西日本の大会でお目にかかり、3月の静岡・焼津支部大会にも来ていただいた縁もあり、女子の部のS山さん同様、決勝トーナメントでは手に汗握りながら観戦していました。周囲からの「達人」の声にも、ご本人は謙遜されて「達爺」と仰っていますが、日本一となったからには「達人」として、ますます活躍されることを願っています。本当におめでとうございました。

▼表彰式。女子優勝のW邉さんは、2010年の全国大会に続いての「日本一」です140716_7.jpg▼皆さん凄いのですが、優勝、3位、3位と3年連続表彰台のT橋さん(右から2番目)の安定感ときたら!140716_8.jpg▼こちらも毎年お馴染み、猪狩副理事長の力強い閉会の言葉で大会は無事終了しました140716_9.jpg▼無理を言ってS藤さんご夫妻の記念写真を撮らせていただきました。素敵な笑顔です!140716_10.jpg▼決勝トーナメントの最終結果。いつかはボードに名前を載せたいものです140716_11.jpg ところで、今回の大会では、いつも何かしら感じる「それはどうなの?」という部分が、(個人的には)ありませんでした。決勝トーナメントで若干進行にもたつきがあったり、ミスを防ぐ意味で得点公表があった方がよかったのでは、といったことはありましたが、本部主催の大会としてさすがによく錬られた、素晴らしい運営だったのではないかと思います。

 ただ、不満ではありませんが、ひとつだけ触れておくと、的台の不具合(下がってしまった?)が発生して、何度か進行が止まったことが気になりました。実は、先日の東海ブロック大会では、採点・矢抜きの直後に、オリジナルの的台が崩壊(!)するという、矢抜きの前だったらと考えるとゾッとする事態がありました。競技中のアクシデントに繋がると事後処理が大変にもなりますので、念には念を入れた調整・確認をお願いしたいところです。(スタンドも経年劣化するものでしょうし)

 何はともあれ、今回も無事故で大会を終えることができたのは、実行委員会始め大会に携わられた皆さんのご尽力の賜物と、この場を借りて感謝申し上げます。また、再会することのできた各地の皆さん、参加された全ての方々に、「お疲れ様でした!」。

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