9月28日、富士市立高校で「第4回スポーツ吹矢富士大会」が開かれました。秋晴れに恵まれた当日は、県内8支部(+富士的矢支部内の同好会)から82名が集合。個人戦と団体戦で、真剣かつ和やかに一日を楽しみました。
▼会場には、昨年の15基を上回る17基の的が設置されていました▼開会式の様子。80名規模は、県内では県大会に次ぐ大きな競技会です 競技形式は昨年と同様で、個人戦は男女ともに4ラウンドの級位部門(一級まで)と6ラウンドの段位部門(有段者)の計4部門を実施(1ラウンド目は7本中上位5本を採用)。団体戦は、各支部・同好会ごとに5名のチームを組んで3ラウンドで競いました。当支部からは、男子が級位部門に1名、段位部門に8名、女子が段位部門に3名の合計12名でエントリー、団体戦は2チームを編成しての参加です。
個人戦の参加者構成も、ほぼ前年並み。各部門の当日参加者数は、男子級位が10名、女子級位が12名、男子段位が43名、女子段位が16名で、男子の段位部門が全体の5割強を占めたのも変わりませんでした。有段者部門は8m・10m混合であること、県大会と異なり全支部から満遍なくエントリーされるわけではないこと、そして定員に上限があることなど、理由は色々と考えられますが、一部門だけがここまで多いと、賞品の用意(飛び賞の設定など)ひとつとっても大変だろうなぁと思わないでもありません。
と、そんな事情はさておき、今年も個人戦・団体戦ともに大変な熱戦が繰り広げられました。優勝スコアは3部門で前年を上回り(残る1部門も昨年と同点)、全体的なレベルの底上げを実感。S山支部長も開会式で触れていらっしゃいましたが、時期的にも県大会の前哨戦として意義ある大会になっていると思います。
▼個人戦の様子。的が増設されたことから、昨年の6巡から5巡での競技となりました▼こちらは団体戦。昨年見られた支部をまたいでの混成チームは、今年はなかったようです 取りたててトラブルもなく、スムーズな進行で`終了した今大会。当支部からは、男子の級位・段位両部門で優勝者を出すことができました。級位部門では、前日の支部練習で抜群の仕上がりを見せたS口さんが、134点の好スコア。後半2ラウンドは連続パーフェクトも記録するなど、他支部の支部長さんから「あの人、いいね」とお褒めの言葉もいただくほどでした。
そして、段位部門は194点で私が、昨年に続いての連覇を果たしました。ここ最近は「ちょっと悪い」状態が続いていただけに、よくこれだけ出せたなぁと思いますし、実際の吹き筋も点数ほどに良くはありませんでした。運良くという表現がピッタリ、などと言うと叱られそうですが、何となくでも納得できたのは6ラウンド目だけで、まだまだ悩みは尽きません。
▼団体戦の3位・4位決定戦は、なんと5対5のじゃんけん勝負に!これも熱い戦いでした▼個人戦各部門の上位3名(団体戦表彰は上手く撮れませんでした) なお、表彰対象は上記2名にとどまりましたが、今年も多数用意された飛び賞などの特別賞では、当支部からも何名か該当者が出ました。個人戦1位こそ新品の矢だったものの、それ以外では富士ならではの紙製品を中心とした、実用的な賞品が並んでいたのが印象的です。
▼豪華賞品の数々。実用的な紙製品が多いのは土地柄ですね 何はともあれ、今年も無事故で楽しく一日を過ごすことができました。S山支部長ご夫妻をはじめとした、富士的矢支部の皆さんに感謝申し上げます。また、参加された支部員さん、県内各地の皆さん、お疲れ様でした。
▼閉会式後に記念撮影。一人足りないのは、個人戦のみで早退された方がいるためです▼9月30日付の富士ニュース。同日付の静岡新聞東部版にも同様に記事で出ていました
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