2ヶ月振りで熱海サークルの練習にお邪魔しました。今回は、サークルメンバー5名のほかに、三島・沼津L&G支部のT中さん、3月に一度お見えになったH倉さん(川崎の支部に所属)のお二人がゲスト参加され、いつになく(?)賑やかな練習だったように思います。
冒頭では、前回来た際に審査し、二級に合格されたK分さんへ、認定証を授与しました。そのK分さんに刺激を受けたか、今回はS口さんが二級の試験へチャレンジすることに!練習では初めてのパーフェクトを出されるなど、好調を感じさせる中での挑戦でしたが、本番では緊張も手伝ってか苦戦気味。それでも、ピッタリ75点で見事合格されました。最初の頃と比べ、吹き筋も非常に良くなっており、距離が延びても大丈夫ではないかと思っています。
そして、練習後半ではさらに珍しいゲストがいらっしゃいました。換気のために窓(というかドアというか)を開けていたのですが、そこから物珍しげに眺めていらしたのは、ご夫婦と思しき外国の男女。あまりに熱心に見ていたため、こちらから声をかけ、簡単な体験をしていただくことになりました。
主に妻が片言の英語で話を伺ったところによると、スペイン・バルセロナから、二週間ほどの予定で日本へいらしたとのこと。幸いにして、お二人は英語を話されていたので、何とかコミュニケーションを取りつつ、それぞれ吹いていただきました。的に当たると、ご当人も周囲も「おーっ!」の大合唱。貴重な経験が出来たと、喜んでいただけたようで何よりです。そういえば、皆さんがやっていた基本動作のことを、「Beautiful!」と言ってくださったのも印象的でした。
お二人は熱海で宿泊し、その後京都・大阪に向かう予定だそうです。熱海に来る前に訪ねた東京では、「どの人にもすごく親切にしてもらった」(勿論、実際には英語で)とのことで、そうした日本での良い想い出の一つにスポーツ吹矢も加わるようなら嬉しいですね。
それにしても、熱海市街地から離れた場所にある体育館の周りを、どうしてお二人が歩いていたのか、かなり謎ではあります。海沿いとはいえ、特別な散策コースというわけでもなく。とはいえ、そうした「普通とはちょっと違う」行動の結果が、まだまだ珍しい日本発祥のスポーツと引き合わせたと考えれば、必然の偶然だったのかもしれません。
▼S口さんが初めてのパーフェクトを達成!(6m)この勢いが二級合格に繋がりました▼まずは奥さまのベアトリスさんが挑戦。ちゃんと咥えられるまで少し苦労しました▼次にご主人のエドワードさんが。あまりの矢の強さに、8mに下がって吹いていただくほどでした
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