6日の午前、西伊豆の南端に近い松崎町で、スポーツ吹矢教室の指導を担当してきました。これは、松崎町社会福祉協議会の主催で、今月から来年2月まで、月に2回(計6回)開かれるものです。本来であれば、県東部地区の方に担当していただくのが筋なのですが、今回は後述のように地域指導員の認定が絡むこともあり、僭越ながら出しゃばる形となりました。
協会本部経由で県協会に問い合わせが入ったのが10月頭。その後、偶然にもすぐ近くまで仕事で出向く機会があり、現地で直接社協の担当・I田さんと打ち合わせをしたのが同月中旬でしたから、正味の告知期間はほぼ1ヶ月程度という短さでしたが、嬉しいことに14名の申し込みがありました。
そんなこんなで迎えた教室の1回目に参加されたのは11名。残念ながら3名の欠席は出ましたが、お集まりになった皆さんは、初めて触れるスポーツ吹矢に興味津々です。用具の説明にも真剣に耳を傾け、実技はそれ以上の熱心さで臨んでくださいました。初回ということもあり、基本動作までを駆け足で体験したところで時間いっぱいとなりましたが、何しろ教室はあと5回残っています。次回以降、細かいポイントの説明も交えながら、より親しんでいただければと考えているところです。
この松崎を含む西伊豆地域は、鉄道がないこともあり、なかなか足を伸ばしづらく、県協会としても縁遠くなっていた場所でした。静岡からだと、松崎までは早くて2時間半といったところでしょうか。今回の教室は、6回全て指導にお邪魔しますが、次期以降も同様に続けられるかというと、簡単にお約束できる距離ではありませんし、支給していただく交通費も馬鹿になりません。
そんなわけで、社協の担当・I田さんには、2月の修了までに腕を磨いていただきながら、必要な講習も受けた上で、地域指導員の資格を取得していただく予定です。3月以降も教室が開かれる場合、普段の指導はI田さんにお任せし、私もしくは他の公認指導員は、例えば初回と最終回といったポイントで出向くという形を想定してもいます。
ちなみに、今回の教室開催にあたっては、松崎町から予算が拠出され、筒や矢、的、的スタンドなど一式が、事前にどーんと購入されました。会場となる福祉センター2F・大広間のサイズから、「4レーン設置」「定員は20名」と設定し、それに対応できるだけの数を用意していただきましたので、指導する側はまさに身ひとつ(自分の用具と資料は別として)で行くことができるのも、ありがたいところです。
何でも、松崎町の担当さんからは「松崎を吹矢のメッカにする!」との話もあったとのこと。今回いただいたこの機会を、ぜひ今後に繋げていきたいのは勿論ですが、地元の皆さんにも長く楽しんでいただき、いつかは「松崎といえば、スポーツ吹矢で有名なところだよね」となることを願っています。
▼会場は畳敷きの大広間。ギリギリで10mも取れますので、先々も安心です▼初回の参加者は女性8名・男性3名で11名。これだけ偏るのは少し珍しいかも?▼順番を待つ間も、基本動作の練習に余念がありません▼外光との兼ね合いで暗く見えますが、実際にはまずまず明るい環境です▼帰り道、堂ヶ島の海があまりに碧く綺麗だったので撮ってみました。▼上の写真から少し右に振った景色です。
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