藤枝サークル 熱海サークル 静岡県支部長・公認指導員研修会 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

静岡県支部長・公認指導員研修会

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 三連休の最終日、県協会の主催で、支部長・公認指導員を対象とした研修会が開かれました。より盛んな地域を中心に、都道府県あるいは地区単位で勉強会など開催している例は多くありますが、静岡県内においては初の試みとなります。

昨年には、全国の公認指導員が2,000名を超え、(登録上の)県内でも39名を数えるまでになりました。私が指導員資格を取得した5年前には、10名ほどだったことを考えると、支部数の増加と合わせ、スポーツ吹矢の普及が進んできた証といえるでしょうか。

 しかしながら、ここまで指導員が増えてくると、全体的な質の維持・向上が求められてもきます。競技(実技)面では、何より正しい基本動作の理解と習得が欠かせませんし、指導・普及の活動面ではノウハウや成功(あるいは失敗)事例を共有した上で、それぞれ活かしていく必要があるでしょう。

 そういったこともあり、県内でもここ最近「一度全体の勉強会を開きたいね」という話が、よく出るようになってきていました。どのタイミングで、という課題もありましたが、今回は4名の三年次資格更新研修を兼ねることで、研修会を実施する運びとなったものです。

 全県からお集まりいただくということで、会場は県中部、それも静岡市近辺が良いだろうとの意見から、セッティングは私が担当することに。先生方の交通の便から、本当は静岡駅近くで設定したかったところ、適当な場所が見当たらず、次善の策として焼津地区での定例練習会場でもある、「サンライフ焼津」というチョイスになりました。

 講師としてお招きしたのは、教育部部長のY田先生と、普及部部長のY長先生のお二人。このパターンは、協会会報の先月号で山形県協会の事例として紹介されていますが、内容の基本線はそれを踏襲する形です。Y田先生による指導員として知っておきたい知識・情報の講座と、Y長先生による普及活動のために必要な事項の講座、そして最後に基本動作の実技講習という三本立てで実施されました。

 当日参加されたのは、西は浜松から東は伊東まで、合計34名。残念ながらインフルエンザで2名が欠席されましたが、大会以外でこれだけの人数が、それも指導する立場の方々が集まるのは、冒頭でも触れた通り初めてのことです。講座の会場であるサンライフ焼津・研修室は、まさに「みっちり」という表現が相応しいほどで、開始前から熱気ムンムン。

 ここでの講座は、午前中にY田先生、午後にY長先生と進められ、皆さん大変熱心に受講されていました。また、質疑応答では、先生方がタジタジ(?)になるほどの意見・質問も出るなど、滅多にない機会として、有意義に活用されていたように思います。

 また、後半の基本動作実技では、お一人お一人に5本ずつ吹いていただき、先生方から個別で改善ポイントなどのチェックが入りました。緊張から普段通りの吹矢ができない方もいらしたとは思いますが、日頃は専ら教える側の皆さんですから、こうして指導される場は貴重だったのではないでしょうか。

 私はというと、本来であれば受講生として参加すべきところでしたが、教育部推進委員の立場ということもあり、多くはY田先生のアシスタントとして、また全体のコーディネータ的に動いていました。Y長先生の講座の裏で、三年次研修の皆さんの学科試験の監督・採点をしたり、基本動作の実技講習では両先生と共に講評・指導を担当させていただいたり。気がつけば、あっという間に終了の16時となりました。

 昼食休憩を含め、6時間の長丁場ではありましたが、さしたるトラブルもなく、無事に終了することができました。静岡県は、まだまだ発展の途半ばですから、参加された皆さんには今後の活動に活かしていただきたいですし、各自の技量向上にも役立てていただければと思います。勿論、私もその一員として、同様に努めていきます。

 最後になりますが、朝早くから遠方よりお越しくださったY田先生とY長先生に、心より感謝申し上げます。参加された皆さんも、お疲れ様でした。各種案内など至らぬ点があったかと思いますが、平にご容赦いただければ幸いです。

▼午前の講座開始前の様子。県内各地から34名の支部長・公認指導員が集まりました150112_1.jpg▼同じく講座開始前。若干手狭な会場で、少々窮屈だったかもしれません150112_2.jpg▼午後の基本動作実技講習の様子。一人一人に細かな点まで指導が入りました150112_3.jpg▼実技講習の会場は、普段当支部で練習に使っている部屋になります150112_4.jpg

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