2月前半の夜間は、8名が集まっての練習となりました。
今回、大いに盛り上がった(?)のは、境目に刺さった矢の判定について。協会の競技規則では、「得点圏の境目にある矢は、高得点側で採点する。(タッチしていれば可)」(第9条の3)とありますが、「低得点側の色が見えればタッチしていない」という解釈(運用)が一般的と思われます。
しかし、この日は判定に「うーん」と迷うような刺さり方が続出しました。中でも、解釈をすんなり適用していいものかというレベルで悩ましいケースがふたつ。ひとつは、刺さった矢によって低得点側の的(ウレタン)が明確に高得点側へ押し出されているもの、もうひとつは、刺さった先端は明らかに高得点側にありながら、不幸にも矢全体がタレ気味になったため、的面では低得点側にあるようにみえてしまうというものでした。
スポーツ吹矢では、こうした判定を審判員の目視に頼ることになるため、頭を抱えるような場面に遭遇することもままあります。100人が100人とも同じ判定を出せれば何ら問題はないのですが、厳密な意味での「客観的」な指標がないことから、僅かながらも「ぶれ」が生じるのは避けられないのが実情でしょう。
今回の二例を、現場でどう判定したかは敢えて書きませんが、最終的に「矢の定義」「的の定義」といった問題にまで発展させなければ解決できない、そういった可能性すら孕んでいるように思えました。
▼M田さんに3ヶ月半ぶりのパーフェクトが出ました!(7m)▼判定で迷いに迷った刺さり方二例。皆さんはどう取りますか?
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