藤枝サークル 熱海サークル 愛知で一泊 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

愛知で一泊

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 この週末、愛知(大府・刈谷)に滞在していました。土曜日は、東海ブロック会議に出席するため、日曜日は「障がい者サポート公認指導員」の認定試験を受験するためです。

 ブロック会議は、従来(ブロック内の)県会長会議として開かれていたものですが、2月の規定改定で、新たに定められました。それに伴い、出席者も各県会長だけではなく、普及部のブロック担当正副部長、ブロック教育部の正副部長までが対象となり、東海ブロック教育部の副部長を仰せつかっている私も、列席することになった次第です。

 会議では、先日の理事会・社員総会、ブロック長会議、普及部・教育部合同会議を受けての諸々の報告事項、あるいは東海ブロック大会に関することなどが議題となり、熱心な審議が行われました。

 また、会議後の夜には、翌日の試験のために東京から駆けつけた、障がい者サポート部のA井部長とO田さんを交え、懇親会を開催。途中、この日が誕生日というA井部長に、バースデーデザートが出るというサプライズもあり、様々な話題で大変に盛り上がりました。

 そして、日曜日は「障がい者サポート公認指導員」の認定試験です。この資格は、協会会報第157号(4月発行)で発表された通り、スポーツ吹矢の「全国障害者スポーツ大会」正式種目化を目指す上で重要な、障がい者への指導力レベルアップ、指導者の人材育成を目的として制定されました。

 試験は、午前と午後の二組に分けて実施。指導の実技講習と、障がい者会員に関する学科試験とで構成され、全体でおよそ40名弱が受験しました。私は午前に受験し、午後はお手伝いという予定でしたが、急遽別の作業があてがわれ、会場の片隅で黙々と書類と格闘することに。(よって、試験中の写真は、午後の部で撮影したものです)ちなみに、試験の結果はその場で採点、即時に合否が発表され、無事全員合格となりました。

 受験資格が公認指導員以上とはいえ、敢えて別の資格とする必然性があるのか(定期的な講習ではダメなのか)という疑問がないといえば嘘になりますが、(公財)日本障がい者スポーツ協会への加盟を控え、上記大会の正式種目化も視野に入れる中、競技団体として障がい者の対応を組織的・制度的にも、万全にしておく必要があるということなのでしょう。

 協会会報で「障がい者指導のプロの育成を目指す」とあるように、長期的にはそうしたスタンスに立てる指導員が増えてくるものと思います。しかしながら現状は、試験の内容もそうですが、あくまで「入口」に入った程度に過ぎません。そういう意味で、サポート指導員の資格は、率先して障がい者(会員)への理解を深め、スポーツ吹矢の魅力を伝え、楽しんでいただく、ひとつの意思表示なのだと考えた方が適しているように感じました。

▼土曜日の懇親会の様子。和やかかつ楽しいひとときでした150711_1.jpg▼サプライズのバースデーデザートにニッコリのA井先生です150711_2.jpg▼障がい者サポート公認指導員試験、実技講習の様子150712_1.jpg▼片麻痺を想定し、片手だけで吹く体験に時間が割かれました150712_2.jpg▼片手のみの場合「矢止め付きマウスピース」の効果は絶大であることも実感しました150712_3.jpg▼こちらは、車椅子を想定しての体験吹きです150712_4.jpg▼アイデア用具の披露も。これは、筒を構えやすくするグリップです150712_5.jpg▼学科試験中の様子。○×式の設問と、短い作文問題で構成されていました150712_6.jpg

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