9月後半の夜間です。普段は第4火曜日なのですが、今月はシルバーウィークの連休真っ直中ということで、特別に5週目へとずらしての練習日となりました。参加者は9名。
今回のトピックは、何といってもE本さんの三段受験でしょう。諸事情で、日曜日の練習を続けて休まれていたため、間が空きすぎてはと夜間に参加されたのですが、吹きながら横目で様子を見ている限り、かなり調子が良さそうです。
11月8日の県大会には、できれば10mでエントリーしたいという希望もお持ちのE本さん。このタイミングならあるいは...と、受験を勧めてみたところ、「じゃあ、やってみます」と決意されました。
運命の6ラウンドは、大きな浮き沈みなく進みます。言い換えれば、合格ラインすれすれではありましたが、5ラウンド目を終わって「あと23点」、つまり2点の貯金で残り1ラウンドを迎えることができました。
しかし、ここで最後の試練が!3本を7点、5点付近に集めた次の一本が大きく失速、的に届かず落ちてしまったのです。最後の一本は、気を取り直して中央近くへと刺さりましたが、果たして......と思いながら採点で的に近づくと、2本が7点に入っており、最終ラウンドは24点。合計151点で、見事一発合格となりました。
結果を伝えると、ご本人はてっきりダメだと諦めていたのか、絶叫するほどの大喜び!ここまで喜んでいただけると、受験を勧めた手前ホッとするのと同時に、こちらまで余計に嬉しくなります。
点数こそギリギリクリアだったものの、基本動作の素晴らしさに関しては支部の中でも指折りのE本さん。勿論、動作だけ良ければ済むものでもありませんが、基本に忠実に、コツコツと練習を重ねてきた成果がこうして形になるのは、支部の皆さんにとってもプラスになるものと思います。
これで、目標だった「10mで県大会出場」も叶いましたので、次の本番に向けて、練習に一層励んでいただければ幸いです。
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