前夜祭から数えて10日間続いた「駿府天下泰平まつり」も、いよいよ最終日。スポーツ吹矢コーナーも最後の3日目です。準備段階からお世話になってきた、運営スタッフの方によると、「こうしたイベントの最終日は、一般的に動員が落ちるもの」だそうですが、あにはからんや、明らかに前日を上回るほどの人手で、一日中賑わいを見せることとなりました。
それはつまり、スポーツ吹矢コーナーにも、多くの体験者が集まったということでもあります。特に多かったのは、親子連れ。前日の土曜日は、親子連れは勿論、全年代が満遍なく訪れていた印象でしたが、最終日は圧倒的に親子連れの比率が高く感じられました。
この状況、スポーツ吹矢の普及世代、そして対応の手間ひまを考えた場合、労力ほどにPR効果は高くない、というのが正直なところではあります。とはいえ、普及の進んでいない層にアピールすることは重要ですし、それが下の世代であればなおさらのこと。この日もほぼ途切れることなく続いた行列で、「何だ何だ」と注目も集まったとすれば、意義は決して軽くなかったと思います。
というわけで、この3日間、毎日10時から17時の間で務めていた体験コーナーも、特段の事故やトラブルもなく、無事に終えることができました。統計を取っていたわけではありませんが、筒の消毒に使った備品(ティッシュなど)の減り具合を見る限り、トータルでおよそ1,800~1,900名ほどの方々に体験していただいた計算になります。
県協会として、これほどの規模(日数、人数)で体験コーナーを運営したのは、恐らく初めてのこと。「歩留まり」を期待するものではないと思いつつ、強く興味を持たれた方、「一度やってみたかった」と喜ばれる方も少なからずいらっしゃり、今後各支部に(場合によっては県外の支部に)フィードバックされていけば、と願っています。
何はともあれ、一日従事してくださった20名の皆さん、お疲れ様でした&ありがとうございました。また、今回こうした機会を与えてくださった、まつり運営スタッフの皆さんにも、この場を借りて御礼申し上げます。
▼最終日は、早い段階から順番待ちの行列が発生していました▼天候はまずまず、テント内も少しばかり明るく感じました▼特に多く感じた親子連れ。親御さんが我が子を撮影する光景も頻繁に見られました▼和装の女性二人組も体験。かなり絵になりますね▼終盤は、さすがに的もボロボロ。的紙を貼り替えても、すぐに撥ね矢が出るように▼静岡市内で働く息子さんを訪ね、一家でアリゾナから来た皆さんも体験▼前日までテント内にあった展示パネルを外に出したところ、結構な注目を集めました
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