藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 2015年11月アーカイブ

2015年11月アーカイブ

11月28日・焼津の練習

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 11月後半の焼津には、16名が集まりました。私自身は、前回愛知の公認指導員試験で欠席したため、1ヶ月振りとなります。

 ここ何年かは、100%とはいわないまでも、土日夜間通じて90数%の率で参加してきましたが、今年の欠席は既に10回ほど。従来もあった、県協会会議や体験イベントが重なった場合のほか、教育部関連(試験、更新研修会など)で愛知に行く機会が増えたことが、その多さに繋がっているようです。

 自分自身の練習時間が減るのは勿論のこと、支部の皆さんにも少なからず迷惑をかけていると思うのですが、当面はこの状況が続くと予想されますので、ご了承いただきたいところです。とはいえ、家内が夏にAライセンスを取得しましたので、こと昇段試験に関しては、あまり利便性を損なわなくなったのは、幸いといえるでしょうか。

 さて、今回の練習ですが、至っていつも通りに進みました。トピックを挙げるとすれば、前回の静岡と同様に勝ち抜きの1本勝負を行ったこと。黒点から最も遠い人が一人ずつ抜けていくというルールですが、時として7点でも敗退する、3点でも勝ち抜ける、といった勝負の「あや」があるのが、面白いところです。

 その「あや」が端的に出たのは、3組に分けた最終グループ(5名)の試合。なんと、最後まで1本も7点に入らなかったU山さんが優勝したのです。ご本人からすれば、「え?いいの?」という部分もあったかもしれませんが、この方式の醍醐味を改めて確認できたという点で、大変有意義な結果だったといえそうです。

151128_3.jpg▼N月さんが、黒点3本(ダブル含む)の見事なパーフェクトを達成!(9m)151128_4.jpg

11月28日・藤の里藤枝支部

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 毎月第2・4週に活動している藤枝ですが、前回(第2週)は会場を借りる都合上、練習自体がお休みとなりました。そんなわけで、今回は11月唯一の練習日です。集まったメンバーは9名。

 先日の県大会では、2名が入賞、うち1名は基本動作奨励賞とのW受賞という、素晴らしい成績を収めた皆さんですが、しばらくはそうした大会もありません。しばらくは、昇段・昇級を目指しての練習が中心になりそうですが、引き続き熱心な練習を重ねていただければと思います。

151128_1.jpg▼Tさんに久々のパーフェクトが!(10m)151128_2.jpg

11月24日・夜間の部

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 11月後半の夜間は、参加者5名と少々寂しい人数での練習でした。

 日曜日の公認指導員資格認定試験を受験されたS野さんに、当日の感想を伺ったところ、「色々な方の話を聞けて参考になった」とのこと。支部外の方と、吹矢について突っ込んだ話を直接する機会はそうそうありませんが、講師としてお見えになった神奈川のK島さんだけでなく、県内他支部の皆さんとも、様々話をされたようです。

 元々、スポーツ吹矢の技量向上、知識吸収について非常に積極的な方ではありますが、今回公認指導員に無事合格された暁には、その積極性をさらに活かして、活躍されることを願っております。

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 11月22日に実施された、静岡県公認指導員資格認定試験・公認指導員3年次資格更新研修会で、メインの講師を務めさせていただきました。こうした試験や研修会は、可能な限りブロックや県単位で実施する方向にあり、ここ数年東海ブロックでは愛知県内で定期的に行われています。静岡県内では、3年前に一度、3年次研修会を浜松で実施したことがありますが、公認指導員の試験を開催するのは初の試みでした。

 会場は、1月の支部長・公認指導員を対象とした研修会と同様、当支部の練習会場としても時々利用しているサンライフ焼津。講師は私のほか、神奈川からお越しいただいた教育部推進委員のK島さんと、K切県会長の3名で担当しました。試験・研修会の概要は、県協会での報告に譲りますが、ひとまずのところ、特段のトラブルもなく無事に終えられたのではないかと思います。

 個人的には、人となりをある程度存じ上げている方々ばかりで、やりやすい面もありましたが、それ以上に、講師という立場で上からもの申す形だったことが、それが役割とはいえ、かなり居心地の定まらない感じでした。何しろ、3年前の3年次研修会では、同じ受講生だった方、しかも指導員としての先輩も含まれており、心の中では恐縮しきり。務めは果たせたはず(と思いたい)ですが、なかなか慣れそうにありません。

151122.jpg と、そんな緊張のあとは、静岡市内で静岡男子部(?)による懇親会(兼忘年会)です。お決まりのカラオケまで、楽しい夜を過ごさせていただきました。毎回、演歌・歌謡曲のレパートリーを増やしておかねば、とは思うのですが...。何かオススメの曲があったら教えて欲しいくらいです。

11月15日・静岡の練習

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 月の真ん中ですが、静岡は早くも11月後半の練習です。前日に焼津があったこと、県大会が終わった直後であることなど、色々と理由はあったのでしょうが、静岡としてはかなり少ない人数といえる、12名の参加に留まりました。

 とはいえ、少ない=たっぷり練習できる、ということでもあります。普段は、多く順番が回ってくる方でも10~12ラウンドくらいが精々のところ、全員が余裕で12ラウンド以上吹くことができたのではないでしょうか。

 そして、いつもの記録会も早く済んだため、久々にノックアウト方式(最も遠い1名が順に抜けていく)の1本勝負も行いました。滅多にやらないゲームですが、1人、また1人と脱落するにつれて、緊張感と注目度も高まり、今回も静かな盛り上がりを見せたように思います。

 大変個人的な願望としては、この1本勝負だけの大会を開いてみたかったりもするのですが、早々に敗退した方のフォローも考えなくてはいけません。例えば、何組かに分けてのリーグ戦を行い、各組の上位によるノックアウト方式の決勝ラウンド、といった形式が現実的かなぁ、と思ってみたり。と、構想だけはいっぱいあるものの、実施となるとなかなか難しいのが悩ましいところです。

151115_1.jpg▼当支部でも10mから練習する方が本当に増えてきました151115_2.jpg

11月14日・焼津の練習

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※支部長不在につき、簡単な報告です

 11月前半の焼津には、13名が集まりました。先月が2回とも大賑わいだった反動というわけでもないのでしょうが、ちょっと少なめ。その分、参加された方には、たっぷり練習できる回となったようです。

 トピックとしては、支部長・公認指導員を対象に限定(先行)販売中の、雪柄NEW矢が飛ぶように売れたことでしょうか。13名のうち、8名が「欲しい!」とお買い求めになりました。ちなみに、焼津では紫の人気が高かったようで、8名中6名がチョイス。紺との比較で、多少なりとも明るい色目が理由だったのかもしれません。

 ただ、いつも思うのですが、こうした限定柄がNEW矢だけなのは、少しばかり不公平感が残ります。値の張るNEW矢へ巧みに誘導している、というのは言い過ぎかも知れませんが、旧タイプを愛用されている方はまだまだ多いでしょうし、たまにはそちらでも限定柄を企画していただけると、喜ばれるのではないでしょうか。

151114_1.jpg▼県大会でもTOP10入りのS田さん、好調持続でパーフェクト達成です(10m)151114_2.jpg

 11月14日、愛知県大府市で「平成27年度後期・公認指導員資格認定試験」が開催されました。今回は、静岡県が単独で試験を行う(11月22日)ため、対象者は愛知・岐阜・三重の3県からでしたが、それでも当日欠席を除き25名と多数の皆さんが受験。5月の前期試験を上回る盛況ぶりでした。

 今回は、東海ブロック教育部長のY井さん、教育部推進委員のS水さん、そして私の3名が担当として講師を務め、学科試験、講座、指導力試験、実技試験と、規定のカリキュラムを順番に実施。人数が多かったこともあり、実技試験の時間が少し押してしまいましたが、概ね予定通りに終えることができました。

 試験ですから当然なのかもしれませんが、受験された皆さんは緊張しながらも、大変熱心。私の拙い講座にも真剣に耳を傾けていただき、こちらも身が引き締まる思いでした。

 合否は、本部の部長会議を経て決まりますので、受験された皆さんには、発表までしばらくお待ちいただくことになりますが、晴れて合格の暁には、新しい指導員として、一層のご活躍をされますことを願っております。一日お疲れ様でした。

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第4回スポーツ吹矢全日本選手権大会

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 11月12日、「第4回スポーツ吹矢全日本選手権大会」が、東京の墨田区総合体育館で開催されました。当支部からは、10m男子に私、8m男子にS藤さんの2名がエントリしましたが、S藤さんは、6月の東海ブロック大会での優勝後、クラスをステップアップしての選手権初参加です。

 当日は、欠席者を除く961名もの方々が全国から集まり、新設されたG8部門(80歳以上の方々のクラス)を含む5部門で、これも今年から採用された6ラウンドの予選を戦いました。

 決勝ラウンドに進めるのは、各部門上位3名まで。前回のエントリで予測したように、10m男子は198点がカットラインと見込まれました。その余りに高い目標を前に、「自分がその点数を出す」イメージをどうしても持てなかったからでしょうか、意外なほど緊張を感じなかった一方で、何とも煮え切らない低空飛行の結果となってしまいました。

 終わってみれば、3点以下がないにも関わらず、29・29・31・31・29・33の182点。こうした大会での最低目標である、31点平均にも届かない、惨敗というほかない成績です。現役世代である以上、絶対的な練習量の不足は仕方ありませんが、その中でどうしていくのが最適解か、改めて見直していくしかないのでしょう。

 一方のS藤さんも、1,000名規模の大会に緊張されたのか、思うようにスコアを伸ばせず、上位進出はなりませんでした。それでも、観客席で近い場所にいた、県内外の皆さんと少なからず交流をすることができ、結果だけではない「お土産」を持ち帰ることができたのではないかと思います。

 大会全体の感想としては、審判部をはじめとする多数の専従スタッフのご尽力で、システマチックにスムーズな運営が実現していました。ただ、予選6ラウンドが終わり、各部門の上位3名を発表するまでの部分においては、非常にもたついた印象も残りました。

 同様のことは、7月の青柳杯でも感じましたが、同点の1本勝負を廃してまで導入した、スコアの内容(パーフェクトの数、6ラウンド目の差など)で優劣を判定する新ルールが、想定したであろう成果を挙げていないようです。結果として、1本勝負をするのと大差ない時間がかかっており、改善が望ましいところです。

 それはともかくとしても、これだけの大きな大会を事故なく運営された、協会の皆さん、スタッフの皆さんには、この場を借りて御礼申し上げます。次回以降も、盛会となることを、いち参加者としても願っております。

▼毎度お馴染み、東京スカイツリーです。何度見ても、高いなぁと感心してしまいます151112_01.jpg▼こちらもすっかりお馴染みの、墨田区総合体育館です151112_02.jpg▼今回も、中央で背中合わせに計100レーンが設置され、10順での競技となりました151112_03.jpg▼レーン審判、審判補助、スコアカード回収と役割分担も整然としていました151112_04.jpg▼新設されたG8部門上位の皆さん。年齢を感じさせない、お見事な成績でした151112_05.jpg▼女子8m部門上位の皆さん。予選から僅差の接戦でした151112_06.jpg▼8m男子部門上位の皆さん。全員6ラウンド200点台というハイレベルでした151112_07.jpg▼10m女子部門上位の皆さん。優勝のW邊さんは昨年の青柳杯以来の本部大会優勝です151112_08.jpg▼男子10m部門上位の皆さん。昨年に続き、神奈川県勢が優勝を飾りました151112_09.jpg▼決勝ラウンド最高点のW邊さんが日野原賞も獲得されました151112_10.jpg

全日本選手権大会を前に

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 明日は、いよいよ第4回全日本選手権大会です。ということで、毎年恒例となっている参加者の地域分布について、簡単に取り上げておこうと思います。

2015zennihon.gif 皆さんご承知の通り、今大会からエントリ方法が変更になりました。昨年までは、定員1,000名のうち、関東5都県で800名を優先枠として割り振り、残る200名を地方枠として開放する形でしたが、今回は200名を各都道府県大会などの優勝者に対する優先枠、残る800名を先着順の自由枠としたのです。

 その結果、最終エントリ993名の内訳は、優先枠112名、自由枠881名となりました。優先枠自体は、元々多めに見込んでいただけと思われますので、資格を満たし権利を行使した方がこの人数だった、ということでしょう。

 一方で、地方からの参加者は従来より大幅に増加し、15%ほどを占めることとなりました。関東を別とすると、過去最多タイとなる23の府県からエントリがあったことに加え、上記優先枠中36名が地方であることも、大きく後押しした格好です。

 競技人口や競技レベルが向上するにつれ、地方からでも「東京の大きな大会に出てみるか」との意欲を持つ方が増えてきた、という側面もあるとは思いますが、長らく「9割関東・1割地方」という図式に変化がなかっただけに、「地方大会の優勝者に選手権出場権を与える」という制度が、早速好影響を与えたともいえるのではないでしょうか。

 とはいえ、15%という割合は「全日本」と銘打つには、まだまだ低すぎます。また、「選手権」という名称に対し、いわば「予選」を勝ち抜いた選手が全体の10%強に過ぎないことも、タイトルと実態との乖離を感じる部分です。

 例えば、「都道府県大会の優勝者」「参加者が○○人を超える都道府県大会・登録のあった地方大会は3位まで」「前年の選手権、同年の青柳杯上位○人まで」といった形で優先枠を拡大するのも、ひとつの手だと思いますが、いかがでしょうか。

 それはさておき、決勝に進めるのは「予選6ラウンドの上位3名」だけという今回のルール、7月の青柳杯を超える人数が参加する男子10mでは、相当にシビアな争いになりそうです。4ラウンドだった昨年のスコアをそのまま当てはめると、カットラインは実に198点、しかも同点決勝が行われる予測が成り立ちます。

 そこまで決勝を狭き門にする必然性があるのか、参加者の一人としては正直疑問を感じるところですが、空前絶後のハイレベルな争いが見られるかも...と思うと、楽しみといえるのかもしれません。

第12回スポーツ吹矢静岡県大会

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 8日、島田市総合スポーツセンター・ローズアリーナにて、第12回スポーツ吹矢静岡県大会が開催されました。当日は、朝からあいにくの雨となりましたが、全15支部中14支部から129名の選手が集まり、日頃の練習の成果を発揮すべく、個人戦と団体戦で競い合いました。

 当支部からは18名がエントリし、病欠1名を除く17名が競技に参加。私はK切県会長と交替で主審を務めながらの競技、家内も空き時間は集計作業を行っていたため、皆さんの奮闘振りを見ることは、残念ながら殆どできませんでしたが、大会初出場の方をはじめ、それぞれに楽しんでいただけたのではないかと思います。

 大会の模様(写真)、競技結果は県協会のホームページに譲りますが、男女10mで我々夫婦が何とか同点の一本勝負を制して、それぞれ3位に潜り込めたのが、支部としての最高成績でした。特に私は、1ラウンド目(試矢を含めた7本中5本を採用)でパーフェクトを出したにも関わらず、その後の2ラウンドで続けて29点を出す体たらく。124点で並び、同点決勝を行うことになった新六段・F川さんと二人、「六段が3・4位決定戦は寂しいですね」と苦笑いするほかありませんでした。

 一方で、嬉しい受賞もありました。来賓の協会常務理事・教育部長のY田先生に審査いただいた、基本動作奨励賞(6mの選手から3名)に、Y名さんが選ばれたのです。歴としては結構長くなっていますので、「新人、初心者」というわけではありませんが、やはり評価されるに越したことはありません。Y名さんには、これを励みに昇級・昇段への意欲をかきたてていただければと思います。

 また、真新しいユニフォームで県大会初出場を果たした、藤の里藤枝支部の皆さんの活躍にも触れておきます。8m男子では、Mさんが1位タイの好スコアで(残念ながら一本勝負で敗れたため)2位に、女子6mではT村さんが3位、Mさんが4位と上位に食い込みました。T村さんは、基本動作奨励賞も受賞され、支部として3つの表彰を受けたことになります。

 さらには、設立は昨年9月ながら、県大会は初出場だった清水たんぽぽ支部からも、男子6mでI川さんが3位に入賞されました。新しい支部の方がこうして表彰されることは、既存の支部にとっても大いに刺激となります。今後も、互いに切磋琢磨していきたいものですね。

 大会全体としては、今年も事故なく終えられたのが何よりでした。団体戦の進行に関して、準備した私の説明不足もあり、多少の混乱を与えてしまったのは申し訳ありませんでしたが、それ以外はまずまずスムーズに進めることができたのではないでしょうか。

 最後になりますが、ご当地支部として、事前の準備からご尽力くださった島田金谷支部の皆さんには、この場を借りて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

151108_1.jpg151108_2.jpg151108_3.jpg▼基本動作奨励賞を受賞されたY名さん。ぜひ次のステップに繋げてください!151108_4.jpg

 前々から話は出ていたのですが、ようやく静岡県協会のホームページが公開の運びとなりました。(単純に私の作業が遅れていただけです、スミマセン...)

 ⇒ 静岡県スポーツ吹矢協会ホームページ

 まだまだ完成途上で、試行錯誤しながらの運用になりますが、県内の普及・発展に役立つよう、各支部の皆さんと協力しながら充実させていきたいと考えています。なお、県全体に関わるような情報(特に県大会の結果など)は、今後県協会のページを優先的に更新しますので、ご了承ください。

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11月7日・船越サークル

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 船越サークルの練習も、3回目となりました。今回は、第一土曜日という変則的な日程ということもあり、参加者はちょっと少なめ。それでも、集まった8名の皆さんは、熱心に練習を重ねていらっしゃいました。

 そして、今回は記念すべき本部会員第1号&級位試験合格者が誕生しました!前回も、その意欲を見せていたM月さんが、満を持して二級に挑戦。35・33・29=97点という高得点で、見事合格されました。まだ始めて2ヶ月ほどですが、基本動作の習得も初心者の域を超えており、翌日に控えた県大会に出場していたとしても、十分優勝争いができたのでは、と思わせるだけの内容です。

 ところで、今回から的など練習に必要な用具が、会場の倉庫室に保管できるようになりました。ますます恵まれた環境が整ったことですし、M月さんの合格に刺激された皆さんが続くことを、大いに期待したいところです。

151107_1.jpg▼見事な成績で二級合格のM月さん。とても初心者とは思えません151107_2.jpg

第7回高知県大会

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 かれこれ5年前になるでしょうか。京都宇治支部の支部大会に参加させていただいたのがご縁だったように記憶していますが、高知県協会のO林会長から「今度は高知県大会にも来てよ!」と、お誘いいただくようになりました。

 とはいえ、高知は交通手段の面で静岡から距離以上に遠い土地。毎年参加を断念せざるを得ない状況が続いていたのですが、今年は多少の無理と、支部練習を休むという勝手を駆使し、初めての参加が実現しました。

 夫婦揃っての参加ということもあり、平日である前日の高知入りは不可能。金曜の夜に羽田空港近くのホテルで一泊し、7:35発の飛行機で当日入りするという強行スケジュールを選択せざるを得ませんでしたが、幸いにして、飛行機は遅れなく高知龍馬空港に到着。9:30からの開会式に少しだけ遅れる程度で、会場入りすることができました。

 一足早く高知入りしていた、当支部からのもう一人の参加者・S野さんが、受付を済ませてくださっていたので、用具の準備だけ終えてから開会式に合流します。ここで特徴的なのは、主催者・来賓の挨拶などの後に、参加支部ごと紹介があり行進(?)をすること。250名ほどの参加者すべてと挨拶を交わすことなど不可能ですが、どんな支部からどんな方々が集まっているのか、雰囲気だけでも感じ取れるこの趣向は、とても粋だと感じました。

 競技は、30レーンに8組という割り振りで進められました。一人が3ラウンドを続けて吹く、というのは関西でポピュラーなもの。レーン審判を同じレーンの競技者が務めるのもよくあるパターンですが、高知が珍しいのは「次の競技者」ではなく、「今吹き終わった競技者」が対象となること。競技前に余計な負担をかけないように、との配慮なのかもしれません。

 私の競技順は8組目だったため、競技開始早々に1組目のレーン審判として席に着きました。その役目が済むと、かなり長めの空き時間です。1レーン10組の青柳杯や全日本選手権では、40分程度のインターバルも当たり前ですが、今回の高知県大会では、12時半頃が試矢の一吹き目。さすがに、大会に出て午前中に一度も吹かなかったのは初めてで、これはこれで面白い経験となりました。

 肝心の調子としては、息づかいと吹く感触がしっくりこないまま。それでも、そこそこのところに「刺さってしまう」状態で、前半を97点で折り返しました。後半も、同様のペースで進みましたが、そんな調子でも上位を伺えそうな点数であることを意識してしまったからか、6ラウンド目に大きく乱れる27点で、3ラウンド91点。トータルは188点でした。

 その後、1人1ラウンド×5名の団体戦を実施しましたが、当支部3名+三重県からの2名による混合チームは、先方のT口さん以外が揃って討ち死に。一同ガックリと肩を落としながらの競技終了となりました。

 続く閉会式では、各部門の表彰が行われましたが、10m部門で優勝を飾ったのは、何とO林県会長!オープン大会の宿命ともいうべきか、過去6回の10m部門はいずれも県外からの参加者が優勝し、地元の皆さんが悔しい思いを重ねてきただけに、7回目にして初めての地元勢優勝がO林さんだったのは、まさに「持っている男」といえるでしょう。

 一方の私はというと、3位と2点差の4位タイ。6ラウンド目の27点から2点ずつの積み上げで、1位~3位のスコアに相当しましたから、いかに欲をかかずに吹くべきかを痛感した次第です。

 しかしながら、高知県大会の本番は、ここから!です。お楽しみの懇親会が、場所をホテルの宴会場に移して、大々的に行われました。恒例の「鰹のタタキ藁焼き実演」で幕が開き、セクシーなお姉様方によるポールダンスショー、来賓のN村理事長をはじめとした有志の皆さんによる大カラオケ大会など、参加者150名あまり、実に3時間にも及ぶ大宴会でした。

 県外からの参加者は、大会よりも懇親会を楽しみにしている...という噂も、あながち間違っていないと実感しましたが、懇親会まで含め、これほどの規模大会を単県として開催されている高知県協会の底力は、まさに圧巻のひと言。土地々々の事情もあり、すべてを見習えるわけではないとしても、大変参考になるひとときとなりました。

 一夜明けた翌日は、仲良くさせていただいている吹矢仲間の皆さんと、半日のプチ高知観光。定番のはりまや橋から、日曜市、ひろめ市場、高知城周辺を散策した後、それぞれ夕方の飛行機で帰路に着きました。

 日程的な無理もあり、体力的には大変ではありましたが、滞在中は大変充実した時間を過ごすことができました。O林県会長をはじめとした高知県協会の皆さんに、深く感謝申し上げるとともに、高知県内外から集った吹矢仲間の皆さんにも、同様の感謝を申し上げます。またどこかの大会でお目にかかれる日を楽しみにしております。ありがとうございました。


▼高知龍馬空港着陸寸前。南国市の町並みが見えてきましたkochi01.jpg▼会場の南国市立スポーツセンター。空港から車で5分という絶好の立地ですkochi02.jpg▼会場入口には、大会開催を告げる大きな掲示がkochi03.jpg▼開会式には、来賓として南国市長もお見えでしたkochi04.jpg▼恒例、O林県会長による開会パフォーマンス(風船割り)は終わった後でした。残念!kochi05.jpg▼会場全景。30個の的には、すべて補助照明が取り付けられていましたkochi06.jpg▼会場上方には、端午の節句に飾られる「フラフ」と呼ばれる見事な旗の数々がkochi07.jpg▼表彰式。6m部門上位の皆さんですkochi08.jpg▼8m部門上位の皆さん。準優勝は、F村愛媛県会長の奥さまでしたkochi09.jpg▼10m部門はO林県会長が見事な優勝。表彰はN村理事長が代わりに務められましたkochi10.jpg▼ここから懇親会。藁焼きされる直前の鰹ですkochi11.jpg▼藁焼き実演を見守る多くのギャラリー!kochi12.jpg▼味付けは塩のみ。O林県会長自ら、豪快に振りかけますkochi13.jpg▼炎に炙られる鰹。火柱が立つ度に歓声が起こっていましたkochi14.jpg▼乾杯の音頭をとったのは、10名!が参加された渋谷ひまわり会支部の皆さんkochi15.jpg▼ポールダンスのショーでは、セクシーな女性二人による熱演がkochi16.jpg▼かぶりつき状態で動画を撮っている男性もいましたよkochi17.jpg▼宴もたけなわ、大カラオケ大会のはじまりですkochi18.jpg▼K村・前香川県会長と県協会の皆さんによる「まつり」はもはや「芸」ですkochi19.jpg▼N村理事長の美声は玄人はだし!F浦愛媛県会長と「夜明けのブルース」を熱唱kochi20.jpg▼宴会場は、人、人、人。打ち上げレベルをはるかに超える規模でしたkochi21.jpg▼懇親会の〆は、元日大応援団長・O林さんリードによる「フレーフレー吹矢!」kochi22.jpg▼ここからは、プチ観光の写真を少し。日本三大「ガッカリ名所」のひとつ、はりまや橋ですkochi23.jpg▼路面電車の走る町並みには、何となく憧れてしまいますkochi24.jpg▼さすが高知、やなせたかし先生のキャラクタがあちこちで見られましたkochi25.jpg▼毎週日曜に開かれる「日曜市」は、朝から大賑わい。アジアチックな雰囲気もkochi26.jpg▼まるごと物産館とでもいうべき、ひろめ市場。朝から宴会している一団もありましたkochi27.jpg▼高知城。相当登らなければいけないらしく、登城はあっさり断念しましたkochi28.jpg▼高知城近くでは、土佐錦魚の品評会が開催されていました。美しいですね~kochi29.jpg▼そんなこんなで帰りの時間。高知龍馬空港に戻ってきましたkochi30.jpg▼離陸直後。右上に見える白い建物が、大会会場ですkochi31.jpg▼機内からは綺麗な夕陽が。また来たい!の思いを胸に帰路に着きましたkochi32.jpg

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