藤枝サークル 熱海サークル 小学生のパワーに完敗 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

小学生のパワーに完敗

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 先週の土曜日、静岡市内の某子供会さんから依頼を受けて、小学生対象の体験会を開いてきました。偶然にも自宅と同じ学区内で、移動などは非常に楽で助かったのですが、子供達のパワーに圧倒されっぱなしのまま、予定の二時間は終了。体験イベントなどで家族連れのお子さんに吹いてもらった経験はあったものの、やはり全く勝手が違いました。

 代表の方には事前に支部の練習に来て体験していただくなどして、初めてであれもこれもは無理としても、ただの的当てゲームではないことを子供にも分かってもらえればという説明をし、なるべくその線に沿って進めたかったのですが、実際には「ひたすら吹いて終わり」で終わってしまったように思います。

 まず、参加した小学生に高学年が少なく、低学年主体だったこと。また、それ以下の弟・妹も一緒に付いてきたこと。そんな14名の子供達が吹矢の道具を手にしたら......。保護者の方も数名いらっしゃいましたが、正直制御不能でした。体験用とはいえ筒や矢の扱いが雑過ぎるのも注意しきれませんでしたし、人に向けて吹くシーンがなく事故なしで終われたのがせめてもの幸いでしょうか。

 原因としては、子供会さん側との細かな打ち合わせを持てなかったことが一番に挙げられそうです。「目新しい吹矢で子供が楽しめれば」といった気軽なアイデアだったようにも思いますし、子供達も頭から「遊ぶ場」という認識だったのかもしれません。主催者側であれば、「小学4、5、6年生限定」など、ある程度コントロールを見込める参加者条件を付けることも可能だったのでしょうが...。

 勿論、こちら側も初めての体験で全くノウハウを持っておらず、きちんと場を把握できなかったのは大きな反省材料です。決して低学年の子供が吹矢を理解できないとは思いませんが、そういう方向に少しでも持って行けなかったのは、我々の側の経験不足もあったでしょう。結果として、何となく「鼻で大きく息を吸って、一気に吹く」という点を気を付けてもらう程度の実践になってしまいました。全体的には楽しんでもらえていたようなので、そこが救いではありますが、良くも悪くも貴重な経験をさせていただいたように思います。

 実は、別の近隣子供会さんからも、「秋以降で吹矢体験をさせたい」というお話をいただいており、ある意味ではその予行演習にもなりました。そちらは顔見知りのお母さんが中心なので、恐らくはもう少し話もスムースにできるでしょうし、全体の進行もいろいろとアイデアを取り込んで今回よりは上手にできるのではないかと、希望的観測を持ってはいますが...。

 いずれにしても、スポーツ吹矢を知っていただくのは非常にありがたいことですから、今後も勉強を重ねて地道に普及活動を続けていければと思っています。

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