藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツ吹矢協会 静岡・焼津支部: 53.県外大会アーカイブ

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第5回スポーツ吹矢枚方市大会

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 6月26日、枚方市のパナソニックアリーナで開催された「第5回スポーツ吹矢枚方市大会」に参加してきました。西日本方面にも知己の方々が増えてきた折、関西圏の大会にもぜひどこかでと思っていたところ、うまくタイミングが嵌まった形です。

 元々相互交流が盛んな関西・西日本圏内にあって、この枚方市大会は年々参加者数が大幅に増加しており、3年前の117名から今年はなんと290名。静岡県大会と比べてもおよそ2倍強という、とても一地域が主催する大会とは思えないほどの規模で開催されました。

 残念ながら、当支部から参加した3名(S野さん、我々夫婦)については、表彰台にほど遠い成績しか残せませんでしたが、競技本番、終了後の懇親会まで、新たな出会いを含め、大変楽しく過ごすことができました。お世話になった、大阪ひらかた東支部、大阪くらわんか支部をはじめとする、大会実行委員会の皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。

 なお、大会の結果詳細などは、ひらかた東支部のブログ大阪府協会のブログでご確認ください。

▼前夜は京都に宿泊し、当日近鉄〜京阪と乗り継いで枚方を目指しました160626_01.jpg▼分かりにくいですが、淀の競馬場です。昔、一度だけ観戦に来たことがあります160626_02.jpg▼会場のパナソニックアリーナ。特にバレーファンには聖地のひとつのようです160626_03.jpg▼当初実行委員長だったK中大阪府会長は、直前に高槻市内の支部長になったため一参加者に160626_04.jpg▼代わりに委員長として仕切ったのは、ひらかた東支部長となった奥さまでした160626_05.jpg▼西日本各地のブロック長・県会長の紹介がありました160626_06.jpg▼競技開始。ブロック大会レベルと言っていい数の的が並んでいます160626_07.jpg▼ステージ脇には、松下幸之助氏の巨大な笑顔が...160626_08.jpg▼大会の立て看板(ポスター)。アイコンとして大変目立ちますね160626_09.jpg▼上位入賞の皆さんへの賞品の数々。これだけ矢のケースが並ぶと壮観ですね160626_10.jpg▼そしてこちらはパーフェクト賞と抽選会での景品。お酒、当てたかったです...160626_11.jpg▼男子10m上位5名の皆さん。優勝は、四国ブロック長・高知県会長のO林さんでした160626_12.jpg▼女子10m上位の皆さん。優勝は、大阪あべの支部のHさんでした160626_13.jpg▼お楽しみの抽選会。くらわんか支部・M岡支部長の軽快な司会進行で進みました160626_14.jpg▼所変わっての懇親会。枚方公園駅近くの割烹居酒屋を貸切でした160626_15.jpg▼ここからは重鎮のお話が続きます。まずは、優勝された四国ブロック長/国際部長のO林さん160626_16.jpg▼中国ブロック長のT林さんからは、昨秋授章された瑞宝中綬章にまつわる話が160626_17.jpg▼U吹広島県会長からはハワイの交流大会で優勝した話と、美しい見本として基本動作が披露されました160626_18.jpg▼懇親会の参加者は実に70名。ものすごい熱量でした160626_19.jpg▼最後まで楽しい大会でした。本当にお世話になりました
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 6月4日、岡崎中央総合公園体育館で、519名(エントリー時点で540名)の参加者を集め、第5回スポーツ吹矢東海ブロック大会が盛大に行われました。

 これまで、第1回の愛知県をスタートに、静岡、岐阜、三重と順番に幹事県が回っていましたが、交通の便などを考慮し、愛知県内での開催地固定を求める声が(愛知以外から)高まっていました。協議の結果、愛知県協会が受け入れてくださり、固定化されて最初の大会を迎えたという次第です。

 当支部からは、当初5名がエントリーしていましたが、エース格のS野さんが直前に股関節を痛めるという不運に見舞われ、急遽欠場。男子3名、女子1名、合計4名での参加となりました(いずれも10mの部)。

 結果はというと、私の妻が静岡県勢同士の一本勝負を制し、見事ブロック大会初優勝。当支部員としては、第2回のH川さん(男子10m)、第4回のS藤さん(男子6m)に続く、三度目の優勝者輩出です。

 実は、今回選手宣誓を私たち夫婦で務めさせていただいたのですが、一方は優勝、一方は優勝争いにほど遠い下位低迷と、くっきり明暗が分かれました。このところの考えがたい絶不調からすれば、かろうじてでも1R平均30点を超えた(5R計153点)のは悪くなかったのですが、本来であれば31点からどれだけ上積みできるか、という立場です。次回こそ、もうちょっと何とかしたいのですが...。

 何はともあれ、参加された支部員さん、選手の皆さん、愛知県協会を中心としたスタッフ・役員の皆さん、大変お疲れ様でした。なお、県勢の活躍については、静岡県協会のホームページでご確認ください。

▼開会式の様子を後方から。過去最高の参加人数だけにビッシリです160604_1.jpg▼選手宣誓を務めさせていただきました(写真提供:富士的矢支部・S山支部長)160604_2.jpg▼会場全景。全3エリアに100台を超える的が並びました160604_3.jpg▼女子10m、同点決勝前の緊張の一瞬です(写真提供:富士的矢支部・S山支部長)160604_4.jpg▼運命の一本を吹いた後、審判の判定を固唾を飲んで見守ります160604_5.jpg▼見事、静岡県勢で1・2フィニッシュを飾りました160604_6.jpg
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第4回桃太郎の國スポーツ吹矢大会

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 去る1月31日、「第4回桃太郎の國スポーツ吹矢大会」に参加してきました。毎年7月末の開催だったこの大会ですが、今年は高校総体が中国地方で行われる影響で、会場確保が困難なこともあり、本大会では初めてとなるジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)を舞台に、時期をずらした1月末の実施となりました。

▼初めて訪れたジップアリーナ。非常に綺麗で広い会場です160131_01.jpg▼会場内の全景。プロバスケやバレーの試合にも使われるようです160131_02.jpg しかし、回を追うごとに知名度がどんどん上がっている大会だけあって、開催時期は全く問題なし。昨年10月中旬の募集開始から、あっという間に定員の100名が埋まり、キャンセル待ちの状態になったとのことです。

 そんな今回は、過去最多と思われる18都府県から、計102名が参加しました。その内、中央のレーンで吹く「六段、Aライセンス、前年優勝者、各都道府県大会優勝者」は20名。昨秋の全日本選手権では、選抜枠での出場者にゼッケン貼付が義務づけられましたが、この20名にも同様にゼッケンが配布されました。

▼過去3回の桃太郎(優勝者)の2人。ゼッケンの桃が栄光の印です160131_04.jpg さて、本大会では明確な「開会式」は存在しません。セレモニー的なものとして集合写真撮影こそありますが、あとは主催者であるI井さんから、大会全体の簡単な説明があるのみで、すぐに競技に移るスタイルが定着。体操の類もありませんから、賛否分かれる部分もあるかもしれませんが、個人的にはシンプルで好ましい進行と感じています。

▼競技開始前の恒例、集合写真です。主催のI井さんから送っていただいたものになります160131_00.jpg▼開会式代わりのI井さんによる全体説明のみで競技に移ります160131_03.jpg 早速競技に移りますが、今回もレギュレーションは6ラウンド×2の12ラウンド制。3ラウンド連続で吹いて交替しますので、3ラウンド×4の方が体感に近いのも去年と同様です。こうした場合、東日本ではポピュラーな1ラウンドごと交替制と異なり、次の競技機会まで相応に時間が空くものですが、今回は1レーンに4名しかいないため、比較的早くに順番が回ってくるようになっていました。

 そのこともあってか、これまでは別途なかった「昼休み」がプログラム上で設定され、大会中の親睦にも一役買っていたようです。また、時間の余裕はもうひとつ、12ラウンド終了後の遠矢競技復活にも顕れました。これは、「事前にアナウンスすると、練習できる人とできない人で不公平が生じるから」との理由で、当日のサプライズ発表となったのですが、その思惑が当たったか、並み居る実力者達が苦戦する様子は、普段からは想像できない姿だったようにも思います。

▼競技中の様子。27レーン・4巡という非常に余裕のある組み合わせでした160131_05.jpg▼昨年も掲示された、ゆずちゃん印の「お静かに」看板。今年も大人しくお留守番です160131_07.jpg▼中央のスペシャル(?)ゾーン後方から。やはり注目度は高かったようです160131_08.jpg 話は前後しますが、大会慣れしている方が多いこともあり、12ラウンドの競技は殆ど滞りなく終了しました。私はというと、大会前から調子が上がらず、不安を抱えたままの岡山入りがそのまま顕れ、六段の看板を隠したいくらいの大惨敗。第1ラウンドの1本目が、力なく下の3点に刺さったのが全てでした。

 スコアだけを見れば、一昨年の桃太郎で出した6ラウンド168点がここ数年のワーストですが、今回の176点(27・27・31・29・29・33)+178点(27・25・31・33・29・33)も、似たり寄ったりでしょう。全く7点に入る気がしないままで、よく2回とも174点を超えたものだと、妙な感心をしてしまうほどの体たらくでした。

 そんな看板倒れの低スコアをよそに、上位陣はまさに全国レベルの大激戦。結果として、神奈川から参加された六段のI川さん(湘南茅ヶ崎支部)が、お馴染みS藤さんの後半6ラウンド204点という猛追を2点差でしのぎ、初の桃太郎に輝きました。と同時に、これまで大阪勢が独占(S藤さん2回、S水さん1回)していた優勝盾は、一気に箱根を越えることにもなりました。

 一方、2ラウンド制で実施された15mの遠矢競技では、これも関東勢、ダーツ1010支部の重鎮・S田さんが見事優勝されました。桃太郎のI川さんとS田さんは、普段の練習仲間でもありますが、次回も関東勢が席巻するのか、はたまた西日本勢が巻き返すのか、この辺りも注目となりそうです。

▼今年の桃太郎は、湘南茅ヶ崎支部のI川六段。一気に桃太郎が箱根を越えました160131_09.jpg▼こちらは遠矢で優勝のダーツ1010支部・S田さん。上手な方は何でもこなせる好例ですね160131_10.jpg▼今回の上位4名。右から順に桃太郎(1位)・犬(2位)・猿(3位)・雉(4位)です160131_11.jpg▼初めてきび団子を貰う立場となり、悔し涙(ホント?)のS藤さん160131_12.jpg そして、前回とのスコア比較で顕著なのは、明確なレベルアップです。192点×2=384点という昨年の優勝スコアも大変優秀だと思うのですが、今回その点数は5位相当。スコアは水物かもしれませんが、もしかすると次回は400点超えもありえるのでは、と思わずにいられません。

 また、上位15名の内、実に10名が中央レーンの競技者だったというのも、まさに本大会らしさを体現していたように思います。本来は、そこに食い込まないといけないのですが、まだまだ練習不足・修行不足を痛感することとなりました。

▼今回の上位15位までの成績詳細。前回から格段にレベルが上がりました160131.gif と、このように大変聖教だった大会ですが、引き続いて催された懇親会も、前回以上の盛り上がりとなりました。何しろ、いつもの居酒屋が貸切に!他にも事情はあったのかもしれませんが、確か前回までは普通のお客さんも入っていましたから、ちょっとビックリしました。(懇親会参加者も更に増えていたようには思います)

▼お楽しみの懇親会。こちらの盛り上がりも年々高まっているように感じます160131_13.jpg 個人的には不甲斐ない思いしか残らなかった成績ではありましたが、大会から懇親会まで、大変楽しく過ごすことができました。主催のI井さんご夫妻、倉敷中央支部の皆さんはじめ、岡山の皆さんには、今回も大変お世話になり、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 この悔しさを、次回は少しでも晴らせるよう、また1年練習を重ねて岡山に戻ってきたいと思います。

▼大会前日に撮影した岡山駅前の桃太郎ご一行様ですが、何やらお伴が多いような...160131_14.jpg

第3回桃太郎の國スポーツ吹矢大会

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▼大会前夜、岡山駅前の桃太郎は何を見通していたのでしょうか?150726_01.jpg 26日、すっかり7月末の恒例行事になった感のある、「第3回桃太郎の國スポーツ吹矢大会」に参加してきました。全国的にも珍しい「10m個人戦のみ」の競技会として始まった本大会ですが、過去2年の6ラウンド戦+遠矢という内容から、今年は12ラウンド戦へとレギュレーションが変更。それに伴い、定員を75名に絞ったところ、募集開始から僅か10日余りで満員御礼となり、キャンセル待ちが20名以上になったそうです。

 幸いにして、案内のメールをいただいた当日中に申し込んで、無事3年連続の出場が叶いましたが、後日送られてきたエントリリストを見てビックリ。東は茨城から西は熊本まで、六段11名、Aライセンス4名と、実に15名もの「参加費免除」対象者が揃っているではありませんか!

 この大会では、高いレベルの競技(基本動作)を参加者に見てもらうべく、六段およびAライセンス保持者(+前回優勝者)は中央のレーンへと意図的に集められ、特典(?)として参加費が免除されることになっています。私も運良く、昨年からその対象にはなっていますが、思い出すのも恥ずかしい大惨敗で、穴があったら入りたいほどでした。

 勿論、段位や資格があるからといって、必ずしも好成績を残せるわけではありません。とはいえ、現状で「それより上がない」看板を背負っているのは事実であり、普段の練習を含め、常に相応の責任と自覚が求められることも、理解しているつもりです。せめて昨年よりはマシな成績を...とは思っていたものの、豪華な顔ぶれを見てしまうと、その意気込みも萎むような感覚に襲われました。

▼会場の岡山武道館。緑に囲まれ、建物が見えないのもいつも通り150726_02.jpg そんなわけで、緊張しながら迎えた大会当日。会場入りすると、既に昨年同様のセッティングが済まされており、参加者が続々と集まり始めました。馴染みの顔、初めての顔、和やかな中にも皆さん気合い十分のように見えたのは、気のせいだけではなかったでしょう。

▼開会式は、I井さんによる簡単な進行の説明のみ。記念撮影を済ますと、即競技開始です150726_03.jpg▼帰宅後にI井さんから届いた集合写真。送っていただきありがとうございました2015okayama.jpg さて、短い開会式の後は、早速競技が始まります。12ラウンド戦ということで、いわば6ラウンド戦×2というイメージではありますが、実際には3ラウンドずつで競技者が交替するという流れでした。つまり、3ラウンド×4、ということになります。試矢は、最初の1ラウンド目前に一度だけ。試合慣れした高段者揃いだけあり、今回も大変スムーズな進行だったように思います。

▼競技エリア全景。レーン数は昨年同様ですが、待機エリアの椅子は台数が大幅に増えていました150726_05.jpg それぞれの3ラウンドが終わる度、本部席後方に貼り出された集計表へ逐一得点が記入されるため、皆さんの途中経過も知ることができましたが、気になるようで気にならない(している余裕もない)のが正直なところだったかもしれません。

 そんな中でも、前半の6ラウンドは点数的にまずまず破綻のない192点。昨年までのように、これで終わっていれば念願の楯ゲットとなったのですが、まだ半分残っています。キーポイントと目していたのは、昼食を挟んでからの3ラウンド(7~9ラウンド目)。しかし、ここで落とし穴がありました。

▼競技中の静粛を求めるポスター。I井家の愛犬・ゆずちゃんのイラストがかわいいですね150726_06.jpg こうした試合の時などには、当日の食物摂取を極力控えるといった対策を取っているのですが、暑かったこともあり、この休憩中に多めの水分を摂ってしまいました。それが、スポーツ吹矢の健康効果のひとつ、「腸の動きが活発になる」と相まったのか、尾籠な話で恐縮ですが、このタイミングで下腹部に力を入れづらい状況になってしまったのです。

 7・8ラウンド目こそ、何とか誤魔化せはしましたが、9ラウンド目には悪影響が一気に現れ、大きく外れる3点が2本も出て、ラウンドスコアは最悪の23点。3ラウンド続けて吹くという競技方式も運が悪かったとはいえ、先ほども書いた通り、対策を取りきれなかった自分が悪いので致し方ありません。それでも、後にも先にも崩れたのはここだけでしたから、後悔先に立たずのラウンドとなりました。

 100点台を出せればあるいは、と臨んだ最後の3ラウンドでも挽回しきれず、後半の6ラウンドは六段合格ラインにも届かない182点。12ラウンド合計の入賞ラインを、最低でも380点辺りと踏んでいましたが、合計は374点に留まり、この時点で望み薄ではありました。

▼いつもながら見事な出来映えの表彰盾。210点達成者用の「プレミアム桃」目録も用意されていました150726_07.jpg 最終組の最終ラウンドまで、特段のトラブルもなく競技は順調に終了し、集計作業から表彰式へ。過去2年、大阪のS藤さんが連覇していましたが、今年の優勝は、同じく大阪から参加された、最年少六段のS水さん!前後半ともに192点、合計384点で新たな桃太郎の誕生です。

 そして、いわゆる入賞、本大会ではお供の「犬・猿・雉」にあたる、2位~4位は、順に熊本のK志さん(382点)、茨城のW井さん(381点)、広島のT本さん(380点)と、予想通りに全員380点台での表彰となりました。また、お供の皆さんには、桃太郎・S水さんからきび団子が手渡されるという、恒例のひと幕もありました。

▼今年の桃太郎・S水さんと、お供(入賞)の皆さんの表彰風景。おめでとうございます!150726_08.jpg▼今年の桃太郎ご一行様と、青鬼・赤鬼(男女各1名を抽選)の皆さんです150726_09.jpg ここで入賞者を改めて振り返ると、4名全員が六段であることに気付きます。10位タイまで6名、15位タイまでだと7名の六段が上位に食い込み、まさに面目躍如。冒頭でも触れたように、大会で段位や資格が順位に直結するとは限りませんが、六段(とAライセンス保持者)に一定の敬意を払う大会のスタイルと対象者の活躍、少なくとも今回に関しては関連性があるように感じました。

▼15位までの上位成績。名前の色付きは、六段の皆さんですmomotarou2015.gif そして、大会が終わった後には、駅前の居酒屋に場所を移し、50名以上が参加しての賑やかな懇親会が開かれました。あちこちで熱い吹矢談議に花が咲き、あっという間にお開きの時間。こうした懇親会では、なるべく多くの方と話をしたいと思いつつ、一旦話が始まるとどうしても根を下ろしてしまい、今回も話ができず終いの方々ばかりになってしまったのは、最大の反省点だったかもしれません。

▼中にはこちらの方が本番の方も(?)。お楽しみの懇親会も盛大に行われました150726_10.jpg▼昨年を10名以上上回る参加者で、懇親会場は最後まで大賑わいでした150726_11.jpg なお、来年の大会は、高校総体が開かれる都合上、いつもの時期に会場が確保できないため、1月末での開催を予定しているとのこと。次回、どのようなレギュレーションになるかは分かりませんが、ますます人気の大会になることが予想されますので、ご案内をいただいたら即申し込もうと思います。

 最後になりますが、きめ細やかな心遣いで主催されたI井さんご夫妻をはじめ、サポートにあたられた倉敷中央支部の皆さん、岡山の皆さんには、今年も大変お世話になりました。厚く御礼申し上げますとともに、次回もよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。

▼最後に、前日訪れた倉敷美観地区の写真を何枚か。右手の建物は大原美術館です150726_12.jpg▼穏やかな流れの倉敷川。左手の塀は有隣荘(大原家別邸)150726_13.jpg▼人力車を利用している観光客も大勢いました150726_14.jpg▼丁度、倉敷の夏祭りと重なっていたためか、大変な人手でした150726_15.jpg▼ちなみに、大会当日朝のNHK「うまいッ!」では、今が旬の「岡山の白桃」が紹介されていました150726_16.jpg

 6月20日、三重県鈴鹿市の鈴鹿スポーツガーデン体育館で、第4回のスポーツ吹矢東海ブロック大会が開催されました。3年前の愛知県(岡崎市)、2年前の静岡県(浜松市)、昨年の岐阜県(安八町)、そして三重県と、これでブロック内を丁度一巡したことになります。そんな今年の参加者はエントリ時点で352名(当日21名欠席)で、男女距離別6部門の個人戦を競いました。

 アリーナ内には、両サイドに22レーンずつ、合計44レーンを設置。各レーン8名が割り振られ、順次競技を進めていく形です。1ラウンド目が練習込みで7本(上位5本をラウンドの点数に採用)なのは例年通りですが、今年は午前2ラウンド・午後2ラウンド、計4ラウンドでの競技となりました(昨年は5ラウンド戦)。

 また、全ラウンド終了後の集計時間中には、障がい者会員のみで構成されている、津中央身障カワセミ支部の皆さんによるデモンストレーション競技が実施されました。待ち時間の有効活用であると同時に、様々な障がいを持つ皆さんが、日頃どのような工夫をして練習をされているのか、介助員はどのようなサポートをしているのか、といった披露の場でもあります。

 時間の都合もあってか、特段の説明はなかったため、個々の詳細な状況については、見学しながら想像するしかありませんでしたが、それでもサポートや補助具の工夫の一端を見ることができ、参考となりました。何より、多くの障がい者会員が熱心に活動されている様子は、我々にとっても大きな励みとなります。

 さて、競技結果ですが、男子6mの部で、当支部から参加したS藤さんが、132点をマークし堂々優勝の快挙を果たしました!支部入会が4月ですから、正式な吹矢歴はまだ3ヶ月足らず。鈴鹿に着いた時には「来るんじゃなかった...」と、思わず弱気にもなったそうですが、来なかったら却って後悔したであろう、見事な初陣となりました。順調にいけば、秋の県大会は8mでの出場となりそうなS藤さんの今後が、非常に楽しみです。

 一方の自分はというと、1ラウンド目こそ35点を出せたものの、その後は29・29・31の合計124点で終了。昨年大会のことを考えても、何も引っかからないとは思いましたが、実のところ男子10mの最高得点は126点で、5名による1~3位決定戦が行われました。試合に「たられば」は禁物とはいえ、あまりに勿体ない2点差には、後悔しきりです。

 静岡県勢全体では、上記S藤さんをはじめ、男子10m・8m・6m全ての部門で、優勝を独占しました。また、入賞者を合わせると、表彰台18席のうち6席を占める結果となり、存分に存在感を発揮できたのではないかと思います。

 今回は遠い鈴鹿での開催ということで、静岡からの参加者が少なめとなりましたが、再び愛知県(おそらくは岡崎市)に戻る来年の第5回には、ぜひ大勢での出場となるよう願っています。

 最後になりますが、開催担当県として昨年より準備を進めてこられ、当日も手際の良い進行に尽くされた、K本県会長をはじめとする三重県協会の方々に、この場を借りて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

▼会場の鈴鹿スポーツガーデン体育館。周辺には数々の立派な施設が建っていました150620_01.jpg▼競技開始前のアリーナの様子。的台は公認用具の三脚が使用されています150620_02.jpg▼開会式直前。全体で400名近く集まると、やはり壮観です150620_03.jpg▼競技中の様子その1。競技エリアと通路のクリアランスは狭めだったかもしれません150620_04.jpg▼競技中の様子その2。レーン審判は、競技者の左後方で座ります150620_05.jpg▼昼休み中のアリーナ。用具だけが静かに並ぶ風景、実は結構好きです150620_06.jpg▼障がい者会員のデモンストレーション競技。補助具のある方もいらっしゃいました150620_07.jpg▼デモンストレーションとはいえ、勿論皆さん真剣そのものです。150620_08.jpg▼表彰式では来賓のA井障がい者サポート部長より講評が。150620_09.jpg▼お楽しみ抽選会のくじ引きは、同じく来賓のN村専務理事の腕に託されました150620_11.jpg▼6m男子で堂々優勝を飾ったS藤さん。短い歴で、まさに快挙です。150620_12.jpg▼今回当支部から出場した5名。持っているのは残念ながら賞状ではなくゼッケンです。150620_13.jpg
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第4回東広島オープン大会

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 3月15日、東広島運動公園体育館(サブアリーナ)で開催された、「第4回スポーツ吹矢東広島オープン大会」に参加してきました。これは、広島県会長も務められている、東広島やよい支部のU吹支部長が実行委員長となり、実質的には「オープンな支部大会」として毎年実施されているものです。

 これまで、なかなかタイミングが合わなかったところ、昨春の当支部大会に参加をいただいたこともあり、「次回は何としても!」と思っていました。今回も、土日に支部練習が重なっていましたが、支部の皆さんに無理を言ってお休みさせていただき、初めてエントリーすることができたという次第です。

 さすがに、当日では大会に間に合わないため、広島には前日の14日に入りました。昼間には、路面電車に乗り、広島城と原爆ドームを巡るなど、ちょっとした観光も。そのまま広島市内に宿泊して、翌朝東広島まで新幹線で移動、タクシーで会場へと向かいました。

 実は、これはあとから気がついたのですが、東広島運動公園体育館に来るのは、初めてではありませんでした。21年前に広島で開催されたアジア大会で、当時勤めていた会社の先輩が、レスリングの代表として出場されたのです。その際、社員皆で応援に駆けつけた会場が、同じ体育館(のメインアリーナ)でした。東広島だったことまでは覚えていましたが、まさか全く同じ場所だったとは。縁というのは不思議なものですね。

 それはさておき、会場に到着すると、既にサブアリーナは準備万端整っていました。参加される皆さんも、続々と集まってきます。今回は、ご当地・広島以外にも、岡山・山口・島根・鳥取の中国地方、香川・愛媛・高知の四国地方、大阪・京都・兵庫・滋賀の近畿地方、そして三重・静岡の東海地方と、広域から160名ほどのエントリーです。

 開会挨拶で、U吹さんが仰っていましたが、今大会は当初147名の定員が設けられていました。しかし、参加希望者が殺到、急遽14名の増員までしたうえで、それでも60名ほどの方々に断りを入れざるを得なかったそうです。近畿・中国・四国では、オープンな大会における相互の行き来が盛んではありますが、これだけの人気を博すというのは、吹矢熱の高まりは勿論のこと、それだけ大会に魅力があるということなのでしょう。

 大会は、三段未満8m(級位者も可)と三段以上10mの男女計4部門の個人戦6ラウンド。各3位までを表彰するほか、参加人数の比率に応じて、8m男子は4位を、10m男子は4~7位を入賞として扱うことが説明されました。また、競技の進行は、前半3ラウンド、後半3ラウンドをそれぞれ一気にこなすという、関西風のスタイルです。

 また、個人戦終了後には、主催者側で予めランダムに組み分けられた4人一組のチームによる、団体戦ならぬ交流戦が実施されました。使われる的もファイブターゲット的で、個人戦とは違って和気藹々、声があがりながらの熱戦でした。

 さて、肝心の競技内容ですが、例によって(?)穴があったら入りたいくらいの大惨敗でした。試矢の3本が綺麗に7点に入った時点で嫌な予感はしたのですが、初っ端から25点の大叩き。後半1ラウンド目(通算4ラウンド目)にも、同じく25点を出してしまい、トータルは25・31・35・25・31・31=178点と、段位なりの点数にも届きませんでした。かろうじて、パーフェクト賞をいただけたのが救いですが、左隣で競技をしていたU吹さんが、大会ホストとして大忙しの中、186点をクリアされたのに比べると、何とも情けない話です。

 そんな下の話は置いておくとして、10mでは大阪から参加のS藤さんご夫妻が、初めてというアベック優勝を飾りました。ご主人が200点ピッタリ、奥さまも186点という高スコア。月初に開催された、河内大会でも奥さまは優勝されていますが、この時ご主人は惜しくも2位でしたから、半月で見事リベンジを果たされた格好です。

 それにしても、最近の優勝ラインの上昇には、驚くばかりです。前述の河内大会では、大阪府もうお一人の雄・K谷さんが206点で優勝されましたし、3月3日の神奈川県ブロック対抗戦でも、10m男子の優勝スコアは200点(神奈川県協会HP参照)と大台に。178点ではかすりもしないのは勿論のこと、六段合格ライン以上の190点を超えても安心できないという、恐ろしい状況になりつつあります。

 自分の技術上、悪いところは分かっているつもりですが、それを改善できたとして、大会の場で力を発揮できるかといえば、それはまた別の話。今回も、前半の3ラウンドは緊張からか手足の力が全然入らず、却って力んでしまうという悪循環でした。元々大した腕ではないと片付けるのは簡単なれど、もうちょっと何とかしたいところです。

 と、愚痴はこのくらいにして。今大会でも、旧知の方だけでなく、新たな出会いで多くの方と話をすることができました。成績とは無関係に、こうした交流を持てるのが大会の大きな醍醐味。帰りの時間の都合で、懇親会に出られなかったのが返す返すも残念ですが、また別の会場で再会できるのを心待ちにしています。

 そして、今回の機会を与えてくださったU吹支部長はじめ、東広島やよい支部の皆さんには、心から感謝申し上げます。静岡県大会より規模の大きな大会を、一支部で運営されるご苦労もあったと思いますが、そんなことを感じさせない素晴らしいお手並みは、多々参考になりました。

 来年の同大会は、中四国ブロック大会と併載の形で、場所をメインアリーナに移して開かれるとのこと。できれば、次回もぜひ参加したいのですが、その前に一から出直すくらいのつもりで、練習を重ねていきたいと思います。

▼大会本部頭上には、立派な横断幕が掲示されていました150315_1.jpg▼競技レーンは23レーン+予備の1レーン。的にはバックプレートがありません150315_2.jpg▼競技レーン後方の控え席。予め支部名で割り振られていました150315_3.jpg▼開会式で挨拶をされるU吹支部長。敬愛してやまない先輩のお一人です150315_0.jpg▼競技中の様子、その1。よく見ると、アベック優勝を果たしたS藤さんご夫妻の姿も150315_4.jpg▼競技中の様子、その2。左側10レーンほどが8m専用、右側が10m専用でした150315_5.jpg▼本部席横には、プロジェクターにより集計がリアルタイムで表示されていました150315_6.jpg▼ファイブターゲットによる交流戦では、苦戦する方が続出150315_7.jpg▼優勝された皆さん。大きな写真等は、大阪菊水支部でご確認ください150315_8.jpg▼帰る頃にはすっかり天候も下り坂。雨に煙る東広島駅です150315_9.jpg▼ここからは観光の写真を何枚か。こちらは広島といえば、の路面電車です150315_a.jpg▼ついついこういう構図で撮りたくもなるというものです150315_b.jpg▼戦後復元された、広島城天守閣。現在、内部は博物館になっています150315_c.jpg▼こちらは二の丸。梅が綺麗に咲いていて、撮影する方も多かったです150315_d.jpg▼城内にある広島護国神社。毎年、広島東洋カープが必勝祈願に訪れるそうです150315_e.jpg▼忘れてはいけない記憶を伝える原爆ドーム。現在、強度調査中で足場が組まれていました150315_f.jpg

第2回 桃太郎の國 倉敷10m戦

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 27日、岡山市の岡山武道館で開催された、「第2回 桃太郎の國 倉敷10m戦」に夫婦で出場してきました。昨年も出場したこの大会、地方大会としてはまだ稀な「10mのみ」の6ラウンド戦ですが、腕に覚えがあれば二段以下でも参加できるという、特別なルールで行われます。今回は、中国・四国地方を中心に17都府県から89名が参加、そのうち初段・二段は10名でした。

▼さすがご当地!岡山駅東口の桃太郎像(東京で言えばハチ公?)と、かわいい桃太郎が乗ったポスト140727_01.jpg 東京からでも日帰りが可能なように、今年の受付時間は10時半までとゆっくりめ。そのため、静岡からも始発のひかりで間に合う時間だったものの、あまり忙しないのもどうかと思い、岡山には前日入りしました。昨年はとっぷり日も暮れてからの到着で、ホテルに直行するのみでしたが、今年は支部練習を早退させてもらい、明るいうちに到着。先に岡山入りしていた、ダーツ1010支部のU原さんと合流し、地元の居酒屋で軽く一杯と洒落こむ時間も取れました。

▼会場は岡山武道館。岡山における武道・格闘技の聖地のようです140727_00.jpg しっかり前祝い(?)も済ませ、翌朝武道館へと向かいます。9時半頃に会場入りすると、既に設営は完了し、参加者も少しずつ集まってきていました。競技フロアを一見して気付いたのは、矢を吹く向き。前回、ステージ方向に設置されていたレーンが、今回は時計回りに90度変わっていました。これは、出入り口(下の写真で8時の方向、椅子の背もたれ側)との位置関係から、競技者の邪魔にならないため、とのこと。実際、競技フロアに入ると、正面奥に向かって吹いていることになり、人の流れもスムーズです。

▼レーン数は昨年と同じく15。ただし、矢を吹く方角が90度変わりました140727_02.jpg 受け付けが終了し、全参加者が揃ったところで、全体の記念撮影。スタッフの皆さん含め、昨年を上回る人数ですから、上手く収まるように位置調整が大変そうでしたが、大柄な方が後ろに行くなど譲り合いの精神(?)で、無事に撮ることができました。その後、開会式を挟んでいよいよ競技開始です。

▼開会式前の記念撮影(直前)の様子。90名ともなると立ち位置の調整も一苦労です140727_03.jpg 昨年同様、レーン数は15。1レーン当たり6名が割り振られ、六段、Aライセンス保持者、昨年優勝者は中央(とその隣り)に集められました。私も、六段ということで中央のレーン、しかも1組目で否が応でも緊張します。競技は昨年と同様で、2ラウンドを続けて吹き、次の方と交替する形式。一旦吹き終えると、次の順番まで小一時間は空くことから、昼休みは敢えて設定せず、空き時間(3・4ラウンド目と5・6ラウンド目の間)に昼食を摂るというスケジュールになっていました。

▼競技中の様子その1。一部を除き、大半が三段以上ということもあり、進行はスムーズです140727_04.jpg 参加者の大半が三段以上、しかも大会慣れしている方が多いこともあり、競技は至ってスムーズに進みます。昨年、大幅に予定が繰り上がったことを踏まえ、遠方から参加しやすい開始時間が可能になった今回ですが、それでもなお順調すぎる進行から、途中で急きょ10分ほど休憩を設けるほどでした。

▼競技中の様子その2。会場内は空調が良く効き、快適な競技環境でした140727_05.jpg と、競技する側からすれば非常に吹きやすい環境だったわけですが、私の成績はというと見事な大惨敗。最初の2ラウンドこそ33・31という結構な出だしだったものの、吹いている感覚が全くしっくりきません。そのうちに、吸えない・吹けない状況に陥り、3ラウンド以降27・27・25・25という低空飛行、170点にも届かない168点で終了となりました。

 今回は六段の特典として、参加料なしでの出場だったことを考えると、まさに「穴があったら入りたい」ほど情けない成績です。31点どころか、29点をクリアしたラウンドが僅か2つでは、どうしようもありません。実は夫婦揃って同点だったのですが、1ラウンド目こそ「あらら」の21点でスタートした以外、五段という段位なりのラウンドを重ねた妻の方が、よほど実のある内容だったように思います。

 今月下旬に控えたAライセンス試験を思うと、不安というよりも「受ける資格あるの?」と問い掛けたいレベルですが、基本的なところを徹底的に見直し、何とか間に合わせるほかありません。自分に対する戒めとなればよいのですが...。

▼優勝~第四位までの盾と賞品、特別賞。この盾のデザインは素晴らしいですね140727_06.jpg そんな体たらくだったため、15m(×2ラウンド)の遠矢競技も「エントリしなければよかった」と後悔の嵐。とはいえ、参加しないという選択肢はありません。ところが、こちらは意外なほど当たります。皆さん、「なんでそんなに点数出せるの?」という状況だったため、順位としては真ん中以下にしか過ぎませんが、個人的にはこの日一番「ホッ」とする内容だったのが救いとなりました。

▼競技中の様子その3。15mの遠矢競技中の様子。去年よりは幾分マシな成績でした140727_07.jpg さて、そんな情けない成績はさておき、全競技がつつがなく終了し表彰式に移ります。栄えある優勝者は、先日青柳杯で初出場・初優勝を飾ったばかりのS藤さん(大阪府)。本大会の連覇を飾りました。スコアは、唯一の190点台となる194点。ご本人曰く、「(青柳杯を優勝したので)最低でも190は出さないと、と思っていた」そうですが、そのプレッシャーをものともせず、当たり前のように優勝するメンタルと、それを可能とする確かな技術は、まさに日本一の実力といえるでしょう。

 そして、188点の2位は、茨城から参加のT田さん。昨年は意外なほど奮わない成績でしたが、夜行バスで移動という強行スケジュールだったと聞けば、それも納得です。今年は、万全を期し新幹線で岡山入りされての見事なリベンジ。最年少六段の名に相応しい入賞となりました。青柳杯の後、「必死に練習した」とのことですが、しっかり調子を上げてきた臨戦過程は、やはりさすがのひと言です。

 3位と4位は186点の同点決勝で、3位にK田さん(兵庫河西支部)が、4位にT村さん(牟礼支部)が、入りました。昨年もそうだったように、この大会は4位までがいわゆる表彰台。大会実行委員長のI井さんからそれぞれに表彰が行われた後、「桃太郎」のS藤さんからも、2位~4位の「犬・猿・雉」にきび団子が手渡されました。

▼見事二連覇を飾ったS藤さん。盾を掲げるポーズも最早お手のものですね140727_08.jpg そして、今年は正式競技となった、15mの遠矢部門では、D井さん(岡山御津支部)が、2ラウンド58点という驚異的な成績で優勝されました。どうして10m戦よりも平均点が良いのか...と訊くのはさすがに野暮というものですが、吹き筋の正確さが一層求められる遠矢での好成績は、実力の証左といえそうです。

▼遠矢競技優勝のD井さん。ぱっと見では逆に思えますが、右側の方です140727_09.jpg  実は、10m連覇のS藤さんは、遠矢でも同様の連覇を狙っていて、事前にもしっかり練習をしてきたとのことでしたが、こちらでは残念ながら3位(52点)に終わりました。いずれにしても、31点で一息つける私とは、随分とレベルの違う話には違いありません(トホホ)。

▼左から、S藤さん、T田さん、K田さん、T村さん、D井さんです140727_10.jpg ところで、今回の大会には西日本の府県会長も多く参加されていましたが、表彰後には愛媛県会長のH浦さんと香川県会長のK村さんから、それぞれの県での大会PRが行われました。

 特に、えひめスポーツ吹矢選手権大会は、6ラウンドを2回吹き、成績の良い方で優劣を競うという、独特のルール。会場の傍らには、いつでも(試合中でも)吹くことのできる練習レーンも設置されるそうです。春にも同様の大会を開催されていて、その時の様子は松山支部のブログで見ることができます。興味を惹かれた方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

▼愛媛県会長・H浦さんから、6ラウンド×2で実施されるえひめスポーツ吹矢選手権大会のご案内が140727_11.jpg▼香川県会長・K村さんからは、香川県大会のご案内がありました140727_12.jpg 大会が無事終わった後は、場所を移しての懇親会です。岡山駅近くのお店で16時半スタートいうこともあり、中締めまでゆっくりとすることができました。人数が人数のため、一部の方としかお話しできなかったことが残念ではありましたが、「本当に吹矢が好きなんだなぁ」という皆さんとの歓談は、大変嬉しく意義深いものだったように思います。

▼大会は無事終了。このあと、場所を移してお楽しみの懇親会です140727_13.jpg▼懇親会中の様子。皆さん席を移動しつつ、吹矢談議に花を咲かせていました140727_14.jpg▼大阪が誇る二枚看板、S藤さんとK谷さん(中央二人)。K登さん、見切れてゴメンナサイ!140727_15.jpg 成績としては非常に悔いの残る結果にはなりましたが、今年も大変素晴らしい大会に参加させていただき、感謝感謝です。大会実行委員長のI井さんご夫妻始め、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。また、お集まりになった各地の皆さんもお疲れ様でした。また来年、同じ時期に岡山で再会できることを願いつつ、本稿の〆とさせていただきます。

▼悔しさと情けなさと楽しさをお土産に、岡山を後にしました。また来年!140727_16.jpg



 昨日、岐阜県の安八町総合体育館で、「第3回スポーツ吹矢東海ブロック大会」が開催されました。東海4県から集まったのは約370名と、ほぼ過去2年と同様の規模です。ただし、静岡からの参加者は7支部から60名ほどと、愛知で開催された第1回大会と比べても少なめ。尤も、距離が距離ですから、致し方ないところでしょう。

 競技は、昨年と同様に男女距離別(ジュニア部門もあり)に5ラウンドの個人戦のみ。1ラウンド目は7本で上位5本を得点とするルールも、昨年通りです。レーンは両サイドに向けて背中合わせに25レーンずつ、ここに最大8名(8巡)が割り振られ進行されました。

 大会運営に関しては、主幹である岐阜県協会だけではノウハウ・人員両面で不足気味ということもあり、愛知県協会が全面的に協力する形。そういうこともあり、全体的に目立った滞りもなく、競技面としては順調に進められたと思います。この日のために長い時間をかけて準備され、運営にあたられた両県協会の皆さんには、大変お世話になりました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

 一方、感謝は感謝として、会場の狭さに起因する事項など、気になる点も色々とありましたが、この場であれこれ書くのも適切ではないと思いますので省きます。数百名規模の会場を、半年、一年といった前から確保する大変さは理解しているつもりですし、新幹線の駅、高速のICから近かった今回の会場には、集まりやすさに対する配慮も十分感じられました。良かった点、改善すべき点、各方面から集まってくるでしょうが、三重県協会が主幹となる来年の大会、そして今後の各県の催しに活かしていければと思います。

 さて、肝心の競技結果についてですが、現状で結果一覧が手元に来ていませんので、詳細は後日改めて。10m女子で富士的矢支部のS山さんが見事優勝されるなど、県勢の入賞者は何名か出たものの、当支部からは残念ながら入賞者を出すことができませんでした。私自身、33・29・35・29・31=157と可もなく不可もなくのスコアで、4人が同点で並んだ三位決定戦の一本勝負にも、あっさり敗退(本当に一本勝負に弱いです...)。2回の29点は、いずれも5本目が3点に入るという情けなさで、これが致命傷となりました。(ちなみに、男子10mの優勝者は163点でした)

 それでも、このところ真剣に悩んでいる「喉が詰まるような息の出にくさ」は不思議と感じられず、思ったよりマトモに吹けたのは幸いだったように思います。また、集計時間を利用して行われた「基本動作講習」では、東海唯一の六段として突如ご指名を受け、来賓のY田教育部部長の解説付きで見本の1ラウンドを吹くことになりましたが、足が震えるほどの緊張の中、奇跡的に5本とも7点に吸い込まれました。皆さんの目にどう映ったかは分かりませんが、少なくとも「この程度で六段になれるんだ」とは思われずに済んだのかな、とホッとしています。

 その他、総じて感じたのは、東海全体のレベルアップが著しいことと、10mでの競技者が目に見えて増えたこと。全日本選手権と青柳杯に、東海から出場される方はまだあまりいらっしゃいませんが、(草創期を除き)B大さんが青柳杯を連覇された他にない「優勝トロフィー(カップ)の箱根越え」も、近い内に実現されるのでは、と思えるだけの、内容のある大会だったのではないでしょうか。

 何はともあれ、皆さん暑い中お疲れ様でした&ありがとうございました。また来年、三重で再会できることを楽しみにしています。

▼会場の安八町総合体育館。町とはいっても、新幹線の岐阜羽島駅からほど近い場所でした140629_1.jpg▼体育館入り口に設置された立て看板。用具を持った参加者が、ぞろぞろと吸い込まれていきます140629_2.jpg▼開会前の競技フロア全景。奥まったところが、本部席・記録席です140629_3.jpg▼開会式中の様子。吹矢体操では、さすがに狭く、あちらこちらで筒のぶつかる音が聞こえました140629_4.jpg▼競技開始。手前と向こう側の両サイドに向かって、一斉に矢を吹く音が響きました140629_5.jpg▼昼休み。筒スタンドがずらっと並ぶ風景は、何とも言えない味があります140629_6.jpg▼表彰式の様子。入賞以外にも、基本動作賞、特別賞と、次々に表彰されていきました140629_7.jpg▼当支部のH川さん、S野さんは特別賞をゲット。ただし、どういう内容で選ばれたのかは不明です...140629_8.jpg

【追記】
 大会の結果一覧が届きましたので、各部門の上位3名(表彰台)のみ掲示します。全部門中、男子10mの層が最も厚かったようで、この辺りにも東海ブロックの全体的なレベル底上げが感じられます。

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第1回 桃太郎の國 倉敷10m戦

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 日曜日、岡山武道館(岡山市)で開催された、「第1回 桃太郎の國 倉敷10m戦」に出場してきました。これは、倉敷中央支部のI井さんが実行委員長となり企画された大会で、タイトルの通り、競技距離は地方では珍しい10mのみ。ただし、通常10mの競技には三段以上の段位を必要とするところ、「6ラウンドで150点以上を出せる(腕に覚えがある)」ことを目安に、二段以下の参加も受け付けたのがひとつの特徴です。

 大会告知は、岡山での開催ということもあり、周辺(近畿・中国・四国地方)向けが主だったようですが、I井さんとは以前から親交があったため、直接ご案内をいただきました。協会本部主催の大会は別として、地方大会はお誘いをいただいてもなかなかスケジュールが合わず、断念することが殆どだったものの、今回はたまたま上手く嵌まって参加に至った次第です。

 始発の新幹線でも間に合いそうになかったため、岡山入りしたのは、前日の夜。会場近くのホテルに泊まりました。当日は、9時受付開始ということで、8時半頃着を目標に、プラプラと徒歩で出発。武道館は、静岡でいう草薙のような、いわゆる総合運動公園の一角にあるのですが、ホテルはその丁度反対側。大体10分も歩けば着くのですが、その途中、運動公園のど真ん中で奇妙な風景に出くわしました。

▼運動公園のど真ん中だけ、いきなり弥生時代にタイムスリップしたかのような光景が広がります130728_0.jpg それは、竪穴式住居に高床式倉庫という、弥生時代の建築物。何故こんなところに??と思っていると、「津島遺跡」という案内板がありました。何でも、運動公園整備時(武道館建設時)に発掘されたもので、弥生時代初期の集落と水田が一緒に見つかったのは、全国でも初めてのことだったそうです。これも静岡でいえば、草薙総合運動公園に登呂遺跡があるようなものでしょうか。何ともシュールな光景でした。

 さて、目的地の武道館は、遺跡から2,3分。運動公園の北西に位置しています。中に入ると、実行委員会の皆さんによる設営はほぼ終わっていましたが、参加者としてはどうやら一番乗り。9時まで待とうかと思ったところ、I井さんのご厚意で「受付練習」も兼ね、すぐに受付をしていただけました。

▼武道館を玄関方向から。古さも相まって、風格のある佇まいです130728_1.jpg 2階の観客席に移動し、用具の準備などしているうち、一人また一人と参加者が集まり始めます。見知った顔もチラホラと増え始め、会場は段々と賑やかになっていきました。

 観客席で歓談していると、思いの外受付が早く済んだようで、定刻を待たずに記念撮影、開会式と続きます。開会式冒頭では、今大会にエントリーしていたものの、直前になって急逝された兵庫のH田さんを偲び、全員で黙祷を捧げました。私は面識がありませんでしたが、趣味を同じくする吹矢仲間がお亡くなりになるのは、本当に悲しいことです。謹んでご冥福をお祈りいたします。

▼開会式の司会進行をするI井さん。最初から最後まで、一人?役の活躍ぶりでした130728_4.jpg その後、いよいよ競技がスタート。今回の6ラウンド戦は、全体を3つに区切り、「第1・2ラウンド」「第3・4ラウンド」「第5・6ラウンド」と、一人が2ラウンドを続けて吹き、次競技者と交替するシステムを採用していました。1ラウンド目は練習込みの7本を吹き、上位5本の得点でカウント。また、1ラウンド目は撥ね矢なし、2ラウンド目以降は2本まで認め、3本以上の撥ね矢は外れ扱いというルールでした。

▼競技エリア後方から。I井さんは、自ら吹く順番以外で主審も務めていました130728_5.jpg さらに、本大会では、六段もしくはAライセンス保持者に、中央のレーンで競技してもらうという趣向も取り入れられていました。該当する方々は、京都のS田さん、東京のT田さん、広島のT本さんとU吹さん(六段)、京都のU田さん(Aライセンス)の5名。なお、以上の皆さんと、昨年度以降で県大会以上の優勝者は、参加費(3,000円)が免除という粋な計らいもありました。

▼アリーナには、13台の的が並んでいました。中央の的(レーン)が六段&Aライセンス用です130728_2.jpg 競技は、高段者が殆どということもあり、粛々と進みます。次競技者がレーン審判と採点者を務めるという方式も、大変スムーズ。私が見る限り、特にトラブルらしいトラブルはなかったように思います。人数が多くなかった(59名)とはいえ、なかなかできることではありません。

▼採点中の様子。得点票には、最近一般的になってきた、競技者によるチェック欄がありました130728_6.jpg

 しかし、あまりにスムーズだったことで、競技・昼休みとどんどん繰り上がって消化されていき、何と13時半頃には全員の6ラウンドが終了してしまいました。当初の予定は14時15分ですから、大幅に早い進行です。ということで、急遽組まれたのが、15mの遠矢競技。手を挙げた人だけの任意参加で、3本勝負を行いました。

▼急遽組まれた遠矢競技。15mともなると、的を捉えるだけでも一苦労でした130728_7.jpg 全体の8割程度が参加したこの遠矢競技、皆さん苦戦する中13点で3名が並び、同点決勝を実施することに。この決勝で感心するばかりだったのは、全員が3本を得点圏内に当てていたこと。2本を的ベースに当てるのが精一杯だった私からすれば、まさに神業です。しかも、ここでS藤さんとS田さんが再度並び、まさかまさかの一本勝負までもつれ込みました。

▼遠矢競技の同点決勝(最初の3名)。奥のお二人(S田さん、S藤さん)がさらに決定戦を演じました130728_8.jpg こうして、全競技は終了し、表彰式へ。栄えある第1回の優勝者は、大阪から参加のS藤さんでした。西日本圏では、もはや優勝・上位の常連という存在で、今回もしブックメーカーがオッズを付けていたとしたら、間違いなく一番人気だったであろう実力者。後半2ラウンドこそ伸び悩んだものの、午前中(4ラウンド)では200点を狙えるほどの高得点で早々に抜け出し、合計192点で見事逃げ切りました。

 準優勝は、京都のU田さん。4ラウンド終了時にはS藤さんと10点だった差を、猛烈に追い込んで190点とあと一歩の所まで詰め寄りました。第3位は188点で大阪のK谷さん。こちらは4点差と逆転可能な折り返しでしたが、S藤さんと同様に伸び悩んでしまいました。そして、第4位は広島のT本さんで186点。昼休みには、「(免除じゃ申し訳ないから)参加費を払ってこないと...」と嘆かれるほどだったものの、底力を見せつけての入賞は、やはりさすがです。

▼優勝のS藤さんをはじめ、入賞された皆さんの表彰風景です。130728_9.jpg と、この表彰で「あれ?4位までが入賞?」と不思議に思われる方もあるでしょうが、これが「桃太郎」の名を冠した大会ならでは。どういうことかというと、「優勝者=桃太郎」は当然として、「準優勝~第4位=桃太郎のお伴の犬・猿・雉」の見立てなのです。よって(?)、準優勝以降の入賞者には、優勝盾などとは別に、桃太郎・S藤さんから「きび団子」が贈呈されるという一幕も。なお、S藤さんは遠矢競技でも優勝され、二冠達成。競技に、桃太郎としてのプレゼンターに、まさにMVP級の大活躍でした。

▼優勝と準優勝の表彰盾および副賞。優勝者には岡山名産・桃が!(桃のプレートは目録です)130728_b.jpg▼こちらは、第3位と第4位の表彰盾。すべてガラス製の特注品です。すごい!130728_c.jpg ちなみに、私の成績は184点で5位タイ。出だしの3ラウンドで29・27・29と、如何ともしがたいほど躓いてしまい、「もう帰りたい...」と考えるほど。残る3ラウンドこそ、33・31・35としてかろうじて上位に滑り込みましたが、納得できる吹き方は殆どできず、気分としては大惨敗です。

 このところ、咥えてから吹くまでの動作がどうにもしっくり来ず、練習での点数もあまり伸びません。前日の支部練習もそんな調子でしたから、非常に不安を抱えての出場でしたが、現状がそのまま出てしまいました。こう書くと、「調子が悪くて184点ならいいのでは?」と思われるかもしれませんが、「悪い状態のまま、たまたま上手い具合に飛んで点数が出ただけ」の、まったく評価に値しない6ラウンドで、今後どうしたものかと頭を抱えているところです。

 と、そんな不甲斐ない成績はさておき、今回も多くの皆さんと交流を持てたことが、一番の収穫になりました。

 先日六段に合格された、T本さんとU吹さんに直接お祝いを伝えられたこと。前日に香川県観音寺市であった体験イベントで、母方の叔母が二人参加した際にお世話になった、香川県協会のK村会長、K田副会長にお礼を伝えられたこと。ネット上で一方的に存じ上げていた皆さん(奈良のI原さん、兵庫のK島さん、岡山のD井さん、熊本のA南さん、S葉さんといった方々)にご挨拶できたこと。その他、既に面識のあった方々を含め、多くの皆さんとお話をする機会が得られました。

 また、I井さんご夫妻をはじめ、大会関係者の皆さまには大変お世話になりました。当日の運営は勿論のこと、賞品や表彰の工夫など、趣向を凝らした楽しい大会でした。こうして大会に参加させていただくことは、すべて参考になりますし、そういった積み重ねがそれぞれにフィードバックされ、個々の技能だけでなく大会運営や普及の向上・発展に繋がっていくものと、確信しています。

 丁度一年後(7月27日)には、第2回大会の開催が決まっているようですので、スケジュールの都合さえつけば、また是非参加させていただきたいと思います。何はともあれ、皆さんお疲れ様でした&ありがとうございました。

▼会場の照度不足を補うべく、各的にはLED照明が取り付けられ、下から照らされました130728_3.jpg▼いわゆる「ベスト3」の皆さん。4位のT本さんも含め、広域支部月例会でもお馴染みの面々です130728_a.jpg



第1回東海ブロック大会上位成績

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 昨日、県協会(Y田浜松支部長)経由で成績表が届きましたので、個人戦の上位者一覧をアップします。マスコミ取材も複数入った大きな競技会という性質上、名字の一部を伏せる程度で、お名前や支部名を記載させていただいておりますが、何とぞご了承ください。

tokai_score2012.gif 一見して分かるのは、男女ともに6m部門が非常に高得点であることでしょう。先日行われたスポーツ吹矢フェスティバルと比較しても、全く遜色ないスコアです。

 一方で、10m部門は男女合わせて60名が出場しましたが、最高で118点止まり。先日も書いた通り、レーンリーダー制などの影響はあったにせよ、やはり優勝争いは120点を超えてから、というのがひとつの理想かと思います。(110点にすら届かなかった私が言っても、何の説得力もありませんが。トホホ...)

 とはいえ、第2回大会は6m・8m部門の上位者が続々と上のクラスにくるでしょうし、6mは6mで多くの新人さんがエントリーされるはずですから、各部門で130点台の争いに...というのも決して夢物語ではないでしょう。いつか、「東海地区は競技レベルも普及の勢いもすごいね」と言われるくらいに、それぞれが元気に頑張っていきたいものです。

 好天に恵まれた27日、「第1回スポーツ吹矢東海ブロック大会」が岡崎中央総合公園体育館で盛大に開催されました。既に、ブロック単位あるいはブロックを跨いだ広域での大会を行っている地区も多くありますが、東海地域では初の試みとなります。

 実質的には、過去2年の静岡県大会と昨年の第1回愛知県大会が、各県からの参加者を得て近い雰囲気になっていたとはいえ、やはり「東海ブロック」と名の付く大会ともなれば、気分的にも違うもの。ましてや、当初の想定を大きく上回る、約400名(選手379名・役員20名)という規模は、「第1回」としてこれ以上ない成果でしょう。

▼結構な広さの体育館でしたが、比較的広めにレーン間隔を取ったからか、みっちりという感じですね120527_1.jpg 会場は、ステージに向かって左右へ吹く形で25レーンずつが設置され、計50レーンの仕様。一部7名のレーンがありますが、基本的に8巡で回しての試合進行が採られました。

▼大会本部はステージ上に設置。ステージ右には、トロフィーや多数の賞品が見えます120527_2.jpg 当支部からの参加者は全部で10名。10m男子2名、8m男子2名、8m女子2名、6m女子4名という布陣です。直近の練習で好調を示す人も少なくありませんでしたので、全体人数が多い中でもあわよくば複数入賞もありえるかな、と内心では思っていました。

 なお、今回は400名近い参加者の内、200名ほどを「始めて1年未満」のいわゆる初心者層が占めていました。そのため、次競技者との互審という採点方法ですら不安が残るということから、公認指導員、各支部長、高段者を中心に、各レーン一人ずつ「レーンリーダー」が定められ、採点はリーダーを含めた3名で確認する方式を採用。

▼試合中の写真撮影が禁止されていたため、試合の様子は団体戦の合間に観客席から撮ったこれくらい120527_2_5.jpg 私も当然ながらレーンリーダーの役割でしたが、よくよく考えると数分おきに採点に加わるため、「あれ?これってリーダーはレーンを離れにくいし、支部員さんの様子も見に行きづらいんじゃ...」と気付きました。実際には、比較的近いレーンの様子を見るくらいは出来ましたし、激務というわけではなかったものの、これまで純粋に「選手」として参加してきた大会のように、自分のペースで競技に集中できない部分があったのは否めません。

 同じくレーンリーダーを務めた他支部の高段者の方からも、「落ち着かなかった」「リーダーとしてのお手伝いに来たと割り切った」という声はありました。致し方ない点があったとはいえ、大会役員ではない一部参加者にそうした負担がかかっていたのは、競技の有り様としてあまり好ましい形ではなかったと思います。

 勿論、同様の立場でしっかり上位入賞を果たした方もいるわけですし、先輩競技者としての務めと言えなくもありませんが、これだけの規模の大会の割に、10m部門の点数が全体として低調だったという結果に、少なからず影響があったのは確かでしょう。(本当は、そういう時でも動じずに吹ければいいのでしょうけれど...)

▼支部参加者で記念の集合写真。このポーズはS野さんの発案によるものです120527_3.jpg また、今回特筆すべき競技上の事項として、「試矢なし」だったことが挙げられます。当初のルールは「1ラウンド目のみ7本で点数の高い5本を採用」でしたが、いう想定以上の人数、しかも半数以上を初心者層が占める状況を鑑み、時間的な余裕を持つため、試矢相当分が省略されました。(更に、3ラウンドの団体戦を2ラウンドに短縮)

 結果からみれば「試矢は十分に可能だった」のですが、想定外を想定しての措置としてはある程度納得できるものです。とはいえ、例えば私が昨年参加した東京東総支部大会は、1レーン11巡という組み合わせながら、「1ラウンド目7本」ルールで4ラウンド+2ラウンドの団体戦までが、十分に回っていました。不慣れな方が多いという事情はあるにせよ、全体の時間配分や参加者数とのバランスについて、次回以降検討の余地はありそうです。

▼表彰式の様子。パーフェクト賞が大変多く、印象に残りました120527_4.jpg さて、運営に関する話が長くなりましたが、肝心の結果はというと当支部からの入賞者は残念ながら出ませんでした。表彰対象も、パーフェクト賞のE本さんのみと、ちょっぴり寂しい感じ。十分に好成績の方もいたのですが、特に6m・8mの部は想像以上の層の厚さで、入賞には手が届きませんでした。

 それでも、各支部員さん達が、緊張しながらも楽しんでいただけた様子だったのは何よりでした。普段は全く接点のない方々と、同じ趣味を通じて交流ができるのは素晴らしいことですし、今後続けていく上での刺激にもなったのではないでしょうか。集合が早朝でお疲れになったとは思いますが、「楽しかった」という記憶を残していただけていたとしたら幸いです。

 ちなみに私はというと、1ラウンド目から大失敗の23・29・25・29=106点で、全くお話にならない過去最低レベルの大惨敗。長々と前述したことを言い訳にしたとしても「ありえない」成績で、情けないやら恥ずかしいやら、まさに「穴があったら入りたい」心境でした。前日の練習時に感じた「頭を抱えるスコアが出る可能性も多分にあ」る、その通りの結果だったわけですが、結局は今の実力がその程度ということなのでしょう。幸い、青柳杯までは1ヶ月ほどありますので、もう少しマトモな成績を残せるよう、練習を重ねたいところです。

 最後に、今回の大会を幹事県として運営された愛知県協会の皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。大盛況だった一方で、前述した部分も含め様々な課題も残ったことと思いますが、何事も最初の一歩が一番難しく、大変なものだと思います。普及が急速に進んでいるからこそのご苦労もある中、Y井県会長を中心にこれだけの規模の大会をまとめられたことは、更なる発展の一里塚となることでしょう。

 東海各県から参加された皆さんと共に、また次回大会で元気にお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。

 ※当日の成績は、後日各支部へ連絡が来ますので、それから掲載します

第2回東京東総支部大会

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 1年ほど前に協会本部がTwitterの運用を始めた話を書きましたが、それを大きな契機として全国の吹矢仲間同士の交流もオンラインで始まりました。残念ながら、協会本部アカウントのフォロワー数で73と、まだまだ人数としては多くありませんが、昨秋のフェスティバルや今年の全国大会などでそうした皆さんと実際にお会いすることもあり、「Twitter仲間」とでも呼べるひとつの括りが出来上がってきています。

 今回、そんなTwitter仲間のY田さん(ダーツ1010支部)から、「Twitter枠を設けたので参加しませんか?」とお誘いをいただき、9/10に墨田区総合体育館サブアリーナで開かれた「第2回東京東総支部大会」へ参加してきました。この大会は、その名の通り東京東総支部所属の支部(とカルチャー教室)によるブロック大会ですが、総支部の中核を成す1010支部に(Y田先生をはじめとして)Twitterユーザが多いことなどから、こうした機会をいただいた次第です。

 私同様にTwitter枠で集まったのは、京都朱雀支部のU田さん、銀座月曜会支部のN山さんご夫妻、湘南なぎさ支部のM島さんの4名。それぞれ個人戦と、私を含めた5名による「Twitterチーム」での団体戦参加となりました。

110911_1.jpg 受付を済ませ、控え席となる観客席に陣取ると、次々に皆さんが到着。京都の大会でお会いしたことのあるU田さん以外の皆さんとは初対面でしたが、文字だけとはいえ交流があったからか、「あなたがあの(アイコンの)○○さん!」といった感じで、スムーズかつ和やかに自己紹介は完了しました。

 しばしの後、全参加者がアリーナに集まって開会式と吹矢体操。開会式では、大会実行委員長のE守東京東総支部長(写真左)と大会会長のY田東京都ブロック長(写真右)から、ご挨拶がありました。吹矢体操は、比較的当支部でやっている内容と似ていましたが、各支部(あるいは地域)で少しずつ異なっているのが、いつもながらに面白いところです。

110911_2.jpg さて、いよいよ競技スタートですが、この大会の個人戦は4ラウンドにより2部門のみ。1級・2級・無級・ジュニアによる「6mの部」と、初段以上による「有段者の部」(試技は段位認定距離から)に分かれます。参加人数はエントリー時点で、「6mの部」が87名、「有段者の部」が177名の合計264名。普及が進んでいる首都圏とはいえ、静岡県大会が昨年で100名弱、今年の想定でも150名前後ということを考えると、競技人口の違いを感じざるを得ない数字ではあります。

110911_3.jpg 的は全部で25台が横一列に並び、個人戦は1ラウンドずつ交替で11巡という進行でした。また、練習ラウンドはなく、1ラウンド目を7本吹いて(撥ね矢なし)上位5本を採用という方式。私は、5月の愛知県大会で経験済みでしたが、U田さんは「このルールは初めて」と少々ビックリされていました。

110911_4.jpg 私の競技順は11巡目と最後。1ラウンド目は7点で撥ねるという不運があったとはいえ、それ以前に当たりがバラバラで29点止まり。納得がいかず、心機一転の意味で矢を替えてみたところ、2ラウンド目には33点とまずまずの点数で、前半を62点で折り返しました。

 しかし、前半終了時点で「有段者の部」はトップがなんと70点!以下、66点と64点が数人ずつ並び、入賞できれば御の字といった状況です。我らがTwitter仲間も、いまひとつ振るわない様子。唯一、N山さんのご主人が2ラウンド目にパーフェクトを出して気を吐いたものの、私を含め心は早くも団体戦といった雰囲気も漂い始めました。

 と、ここで昼休み。控え席周辺には、Y田先生やY田さん、Tさんなど、1010支部のTwitterユーザや、会報編集業務の合間を縫って駆けつけた協会の広報課長・T木さんも集まり、ワイワイと歓談タイムとなりました。(下の写真は、N山さんがTwitterに投稿されたものを拝借しています)

110911_7.jpg 話は前後しますが、この日Twitter仲間が特別参加するということで、Y田先生から一人一人に特製の筒スタンドをいただきました。それぞれ名字(もしくは名前)の頭文字に切り抜いたベース(私の場合「T」)になっていて、お忙しい中でのお心遣いに一同感激。本当にありがとうございました。

 そんなこんなで昼休みも終わり、個人戦は後半へ。3ラウンド目、私は嬉しいことにパーフェクト!実はこの時、左隣で吹かれていた車椅子の方もパーフェクトを達成され、思わずお互いニッコリと握手をしたほどです。何でも、公式試合で初めて出されたそうで、仲間の皆さんと大変に喜ばれていたのが印象的でした。

 このパーフェクトでちょっと色気が出てしまったか、最終4ラウンド目は直前から脈拍も上がってかなり緊張。それでも、4本目までを7点×3、5点×1(のように見えました)としのぎ、最後の一本を外さなければ...と思っていたら、やはり邪心が良くなかったか左へ大きく逸れてガッカリの3点に。トータル29・33・35・29=126点で、「運がよければ下位入賞かな」といったところで個人戦は終了となりました。

 続いて、気持ちを切り替えて!とTwitterチームで臨んだ2ラウンドの団体戦でしたが、チームリーダーのU田さんが7点×2、N山さんの奥様が1本7点に放り込んだ他は、全員が「あれあれっ?」と苦笑いの連発で、少々残念な結果に。私も5点・3点と全く貢献できず、申し訳なかったです。

 とはいえ、これで全競技が終了し、一同ホッと一息。お互いの健闘を称えながら、閉会式を待つことにしたのですが、ここでトラブル発生!記録係の使っていたパソコンから、個人戦のファイルが行方不明になってしまい、集計を頭からやり直すという事態になってしまったとのこと。これは大変だ...と待っている内に、閉会式となりました。

 ところで、この大会で非常に参考となったのが、この記録ブースの設置場所とゾーンの仕切りです。次競技者の待機場所を含めた競技ゾーンはフェンスで仕切られ、通路側と完全に分けられていました。そして、記録ブースは競技ゾーンを背にする形で、仕切りの中央に設けられていたのです。(下の写真参照)

110911_5.jpg 今回、点数票は競技者自身が審判から受け取って記録ブースに届ける仕組みでしたが、これにより必然的に競技が終わった選手は競技ゾーンの外側へ出ることとなり、非競技者のざわつきが競技者に届きにくいようになっていました。

 勿論、会場のサイズやレーン数、競技者数にも影響されるため、これがベストというわけではないのでしょうが、どうしても「仕切りは仕切り、ブース(ゾーン)はブース(ゾーン)」と切り分けて考えてしまいがちなところを、記録ブースを仕切りの一部に組み込むという辺り、うまく工夫しているなぁと感心したものです。

 そして、気になる結果ですが、上記の通り「せいぜい下位入賞圏内」と思っていたところ、なんとビックリ、3位で名前が呼ばれ、立派なメダルまでいただいてしまいました。これを書いている時点で全体の集計一覧は確認していませんが、3ラウンド目のパーフェクトが効いたのか、幸運にもギリギリで表彰台に引っかかったようです。

110911_6.jpg 予想以上の結果に、一日ご一緒したTwitter仲間の皆さんにも温かい祝福をいただき、照れくさいながらも、やはり嬉しさは格別なものがありました。思えば、一日非常に楽しくリラックスした雰囲気で(最後は緊張しまくりましたが...)競技に臨めたのも、周りの皆さんのおかげといっても過言ではありません。ある意味、「Twitter仲間全体でいただいたメダル」だと思っています。

 ちなみに、有段者の部1位は、132点で1010支部のS田さん。昨年、一昨年と青柳杯予選で最高得点を叩き出し、一昨年は準優勝に輝いたことのある実力者です。昼休み時に貼り出された上位者(64点まで)には名前がなかったため、もしやとお尋ねしたら後半は35点を連発されたとのこと(もっと伺うと、35点×3と27点×1だったそうです)。

 つまり、3ラウンド目までは同点だったところを、最後のラウンドで差がついたわけです。そして、この差が全国レベルで上位を争う方との力の差であり、一朝一夕で追いつけるものではないと、改めて痛感しました。すぐにどうこうなるものでもないのでしょうが、次の試合(青柳杯と県大会)に向けての課題をひとついただいたような気分です。

 さらに、このS田さんからは、Y田先生と同様Twitter仲間一人一人にプレゼント(?)をいただきました。それは、これまでの青柳杯と全国大会の記録から、それぞれの傾向を研究された冊子です。それぞれにメッセージカード付きで、しかも「地元の仲間にも配れるように」と2部ずつ付けてくださるという丁寧さ。熱心な愛好者とともに、全体でレベルアップをしていきたいという思いが強く伝わってきて、ここでも感銘を受けました。

110911_8.jpg 大会が無事終了した後は、お待ちかね(?)の1010支部反省会(という名の打ち上げ)。残念ながら先にお帰りになるM島さんとはここでお別れし、残る4名がそのまま参加させていただくことに。 人数と席の関係で、殆ど同じテーブルの皆さんとしか話せませんでしたが、吹いた後まで楽しいという1010支部の様子が感じられる宴席で、吹矢談義にも花が咲き、あっという間にお開きの時間となりました。(上の写真は、Y田さんから送っていただいたものを拝借しました)

 県内外の大会に出たり、体験会などを催したりする度に思うのは、こうして色んな方々と知り合えるのが吹矢の醍醐味のひとつということ。反省会の席でY田先生も「吹矢をやっていなかったら、皆さんとは会うこともなかったはず」と仰っていましたが、まさにその通りでしょう。私自身にとっても、異世代交流にも繋がっていて、本当に日々勉強をさせていただいている気がしています。今後も、可能な限り足を伸ばして見聞を広めていきたいと思っています。

 最後になりましたが、実行委員会をはじめとした東京東総支部の皆さん、ご一緒させていただいたTwitter仲間の皆さんに、厚く御礼を申し上げます。またどこかの大会会場で是非お会いしましょう。ありがとうございました。


■本日のオマケ(久々に)

 体育館に向かう途中、錦糸公園から見えた東京スカイツリー。昨年11月はまだ建造途中でしたが、今回はてっぺんまで出来上がった姿を写真に収めました。パッと見で日本っぽくない感じもして、携帯で撮った割には我ながら会心の一枚かも。

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第3回京都府スポーツ吹矢大会

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 先週の土曜日(7月2日)、第3回京都府スポーツ吹矢大会に参加してきました。開催日程も知らないほどで特に何も考えていなかったのですが、昨秋の京都宇治支部大会で知り合った、京都朱雀支部のU田支部長より個人的にお誘いをいただき、ご好意に甘える形で上洛した次第です。

110702_1.jpg 会場は、京都府庁舎近くにあるホテルルビノ京都堀川。新幹線のダイヤの関係もあり、8時半過ぎには現地に到着してしまいましたが、松山支部のY野さんをはじめとした宇治で顔見知りになった方々や、会報やネット上で一方的に知っている方々を捕まえては話をしたりなどしている内、あっと言う間に開会の時間となりました。

 試合会場となるのは、ホテル内の宴会場「みやこ」。端から端まで整然と並べられた的台は全部で20台で、その全てには宇治支部大会と同様の照明が設置され、的面を明るく照らすよう工夫されていました。

110702_2.jpg また、競技レーンの後方には、全参加者の控え席を設置。参加支部(もしくは府県)ごとにエリアが分かれ、背もたれにも表示があったため、解りやすかったと思います。

110702_3.jpg 開会式の冒頭では、先日見事六段に合格された京都宇治支部のK田支部長に、来賓の協会理事・大野先生より認定証が手渡されました。大野先生は、審査員として試験会場で吹く様子をご覧になっていたそうですが、「最後の1本が7点ならば合格」というこの上ないスリリングな展開に、「こっちまで緊張した」と振り返っていらしたのが印象的です。

 また、認定証授与の後には、大阪府協会、京都府協会からそれぞれ花束も贈呈され、文字通り「両手に花」のK田六段でした。

110702_4.jpg さて、本題の試合ですが、昼食を挟んで6m・8mの部が4ラウンド、10mの部は6ラウンドでの競技で、距離の短い方から順次吹いていきます。

 審判は、2レーンに1名ずつの公認指導員による専属制となっていて、地元京都を中心に近隣府県や本部のあべ松さん(!)が当たられていました。全国大会あるいは会員の多い都県での大会では当たり前のように実施されていることですが、同レーンの競技者との互審制が大半であろう地方大会では珍しいスタイルです。

 これは、京都府協会・S田会長の「ジャッジの信用性を高めるため、また進行面を考慮して、審判は公認指導員が専属で担当すべき」というお考えに基づくものだそうですが、やはり毎年実現し続けるハードルは高いようで、「(専属審判制は)今年が最後かもしれません」とのことでした。

110702_5.jpg もうひとつ目を引いた点としては、ジュニアの参加が4名ほどあったこと。後半にあった団体戦の順位決定戦では、代表を買って出たジュニアの選手が黒点ど真ん中を射貫くなど、大会を大いに盛り上げていました。ちなみに、最年少は(↓に写っている)Mくんで、何と6歳の小学一年生!さすがに大会の雰囲気に戸惑っている様子も見られましたが、吹き筋は大人顔負けでしっかりしたものでしたよ。

110702_6.jpg なお、肝心の自分の成績ですが、前半こそまずまずだったものの後半で全く点を伸ばせず、最低目標の174点(五段合格相当)にも届かない170点で、8位の大惨敗。色々と言い訳したい要素がないでもないですが、どれもこれも結局は自分の力不足・準備不足に集約されることであり、こうした大会で強豪と伍するのは、まだまだずっと先の話だなぁと実感せざるをえないような結果でした。

(個人戦・団体戦の各上位表彰者については、大阪菊水支部のブログに詳しいので、そちらをご参照ください)

 と、結果は結果として非常に残念なものでしたが、実際のところそれは二の次であり(負け惜しみではありません、多分)、大きな目的というか楽しみは、他地域の皆さんとの交流にあります。そういう意味では、宇治支部で知り合った方々と再会できたことや、今回初めてお会いした方と知り合えたのは、大変意義深いものがありました。

 中でも、前会長のT本さんから広島県会長を引き継がれたばかりのU吹さん(東広島やよい支部支部長)とは、控え席が隣同士だったこともあり、色々と親しく話をさせていただきました(喋りすぎてご迷惑だったかも...?)。U吹さんはたまたま立ち順が違ったため、吹く姿を見ることも出来たのですが、非常に美しい基本動作でうっとり。T本さんも大変お綺麗ですし、以前から存じ上げているK本先生も然りで、こうしたところに県全体としての意識の高さが現れているのだな、と感じました。
(T本さん・U吹さんは、団体戦でも「広島静岡チーム」として一緒になり、「足を引っ張ってはいけない」と個人戦以上に緊張したのは、ここだけの話です)

 大会終了後には、同ホテル内の別室に移っての懇親会。そこここで吹矢談義に花が咲き、賑やかかつ和やかな時間となりました。

110702_7.jpg 何はともあれ、懇親会後の二次会(?)までお世話になったS田京都府会長、大会にお誘いくださったU田さんをはじめ、今回も多くの皆さんのおかげで大変楽しい時間を過ごさせていただきました。

 主催の京都府協会の皆さん、近隣府県の皆さん、そして参加されたすべての皆さんに、この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、またどこかの大会会場でお会いできることを楽しみにしています。

第1回スポーツ吹矢愛知県大会

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 昨日開催された「第1回スポーツ吹矢愛知県大会」へ、当支部からも4名で参加してきました(1名は残念ながら急病で欠席)。台風の影響で前日以上の悪天候とはなったものの、地元愛知県内だけでなく、静岡・岐阜・三重の東海ブロック各県からも選手が集まり、総計131名(欠席除く)の盛大な大会となりました。

 会場は、愛知県スポーツ会館の第3競技場。主に剣道場として使われている部屋のようですが、シューズを履いての利用も出来るということで、この辺は静岡の練習会場(剣道場で上履き不可)で悩まされた我々からすると、かなり羨ましい大らかさ(?)です。

110529_1.jpg 受付を済ませ会場内に入ると、目に飛び込んできたのは横幅いっぱいに並べられた的台で、その数26レーン。昨秋の静岡県大会が90名ほどで20レーン、また宇治支部大会が100名超で12レーンだったことを思えば、人数なりの台数とはいえ、なかなかに圧巻でした。一方、いわゆる「選手だまり」は少々窮屈。大半の方がレーン後方に移動する競技中はさておき、競技時間の前後にはちょっと不便な感じもありました。一旦会場が決まってしまえば、競技そのものに関わる部分からセッティング上の重きを置くのが当然ですが、結果的には人数に対して会場が手狭だったように思います。(とはいえ、嬉しい誤算ですよね)

110529_2.jpg 用具の準備を済ませて談笑していると、選手受付が予想以上に早く済んだからか、時間繰り上げで大会が始まることになりました。開会式は、審判長も兼ねるY井愛知県協会長、来賓のY田国際部長の挨拶など粛々と進行。競技説明では、Y井愛知県会長より「本大会は基本動作を最も重視し、Y田国際部長の審査によって基本動作賞を設けます」との案内もありました。

 競技は、距離・男女別の個人戦4ラウンド(午前と午後に2ラウンドずつ)と、競技レーン=チームの団体戦3ラウンド(1人1本×5で1ラウンド)の2本立て。個人戦については、練習ラウンドなし・1ラウンド目に7本吹いて高得点5本を取るというルールで行われました。なお、参加賞として協賛の敷島製パンより菓子パン2つ(結構なボリューム)と「リサとガスパールのトートバッグ」(!!)が受付時に配布されていたため、昼食にはそのパンを食べる人が多かったように思われます。

110529_3.jpg 肝心の内容ですが、昼食を挟むという前後半制と、午後になって一層酷くなった室内の湿気が、個人的な大敵となりました。昨年の宇治支部大会での好例を活かして、今回も昼は控えめにしたつもりでしたが、結果的にはそれでも多かったのか胃腸が思いの外動いてしまった様子。また、空気が異様に重苦しく感じられ、後半2ラウンドはかなりの違和感を感じながら、息も絶え絶え(あくまでイメージですが)で何とか最終ラウンドまで吹ききった、というのが正直な感想です。

 尤も、それは皆さん同じ条件であり、上手に克服できなかったのは自分の経験の浅さ故かと思いますが、それにしても平均値を見ると3ラウンド目より高い点数でフィニッシュする方が多い中、大きくスコアを落として(25点...)しまったのが、返す返すも残念無念。そんなわけで、トータルとしては何とか120点台に乗せた(33・31・31・25=120点)という結果で競技を終えました。

 一方、他の支部員さんはというと、女子8mの部のM本さんは「全然ダメぇ」と前半で白旗状態。2ラウンド目に「記憶にないほど」の○点を出してしまい、思わず採点の方と「○点(しか刺さってない)ですよねぇ」「○点ですねぇ」と確認してしまったとのこと。確かにここまでの点数を出すのは見たことがありませんので、大会の緊張感と天候の影響が強く出てしまったのかな、と思います。

 また、春野の交流会に続いての大会参加となったS田さん(男子6mの部)は、「まずまず」という出来。30点台こそ出ませんでしたが、安定して20台後半を4つ重ね、交流会の経験も活かしたご本人にとってもある程度納得できるスコアだったのではないでしょうか。ただひとつ悔やまれるとすれば、初段目指して(土曜日に合格!)8mで吹き続けてきた中、前日の焼津で6mからの練習を勧められなかったこと。「試験対策」ならぬ「大会対策」をアドバイス出来なかったのは、私の配慮不足だったかもしれません。

 もう一人、女子10mの部の家内は、湿気が体調面に大きく影響してしまったそうで、なんとか四段並の点数(27×4=108点)を確保した、という結果に。ただ、コンディションが悪いなりに大崩れしなかったのは、今後に活きてくるのではないでしょうか。

110529_4.jpg そんなこんなの個人戦に続いて、一転賑やかに歓声を挙げながらの団体戦が終わり、いよいよ表彰式...と思いきや、個人戦の同点決勝が行われました。何とここで私も呼ばれて、10m男子の部は3名による2・3位決定戦。3名中2名が表彰台という緊張感の中吹いた矢は、ギリギリひっかかっての7点。しかし、春野支部のN路さんがど真ん中の黒点に刺すという完璧な一本で2位、結局私は表彰式前に3位確定となりました。

 そして表彰式。男女とも6mの部から順に呼ばれていきましたが、10m男子の部は青柳杯2連覇のB大さん(磐田支部)が貫禄の優勝(128点!)の他、決定戦の末2・3位が上記の結果となったため、静岡県勢が表彰台を独占する恰好となりました。エントリーを見れば、静岡県勢が部門16名中12名を占め十分ありえたこととはいえ、嬉しいような、ちょっと申し訳ないような、複雑な心境ですね。

 さて、静岡県協会としてはここがハイライト...のはずでしたが、何と何と、部門別ラストの女子10mで、家内が優勝というサプライズが待っていました!上記の通り、108点は決して高い点数ではなく、周囲も、勿論本人も「せいぜい入賞レベル」と呑気に構えていたところ、優勝者として名前が呼び上げられ、全員ビックリ。それでも、優勝は大変喜ばしいことであり、これで男女ともに10m部門は静岡県勢が表彰台の真ん中という快挙となりました。

 更には、男女各1名ずつの「基本動作賞」で、もっとビックリ!私が選ばれてしまいました。青柳杯や全国大会ならばまだしも、地方大会では支部長・公認指導員など対象外と思っていただけに、本当に驚きです。勿論、基本動作の実践は日頃最も重点を置いているところであり、昨年のフェスティバルに続いて当支部からそうした受賞者が出たのは、非常に嬉しいことではあります。

 私のように吹矢を始めてまだまだ日が浅い、若輩者が言うのも口幅ったいことだとは思いますが、敢えてスポーツ吹矢を続けるからには、やはり基本動作に大きな意味があるはずです(と、先日も書いたような...)。公認指導員や地域支部長という「指導者」の立場にある者であればなおのこと、いつ誰から見られても、正しいとされる基本動作を実践していなければ(するつもりがなければ)「嘘」だとも思っています。

 また、私は競技者としても「現役」ですから、「しっかりとした基本動作を身に着ければ、少なくとも一定レベル(各段・級の合格点程度)までは点数も付いてくる」のを、身をもって証明することが責務のひとつであると信じて疑いません。

 そういう意味で、今回それなりの成績の上に基本動作賞まで受賞できたのは、今後の自らの方向性にも大きな影響を与えるものでしょう。勿論、これで思い上がるほど身の程知らずではありませんし、大きなプレッシャーも背負い込んだわけではありますが、支部員やサークルの皆さんに胸を張って指導していける、そうしたお墨付きをひとついただけたようにも思います。

110529_5.jpg とはいえ、好成績を残せたのは「参加すればいいだけ」の立場だったからなのも否めません。県協会設立から2年少々で、これほどまでの大会開催を実現し、当日も様々な運営にあたられた、Y井県協会長をはじめとした愛知県協会の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 また、岐阜と三重から参加された皆さんもお疲れ様でした。昨年の静岡県大会、今回の愛知県大会と、東海ブロックとしての交流要素を併せ持つ大会が開催されたことは、とても意義深いことだと思います。今後も、同じブロックの愛好者として、様々な交流をしていければ嬉しい限りです。

第2回京都宇治支部スポーツ吹矢大会

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 前回のエントリで最後に触れた通り、先週の土曜日(25日)は早朝から支部員T花(秀)さんとともに新幹線で西へ旅立ち、「第2回京都宇治支部スポーツ吹矢大会」に参加してきました。

 吹矢に限らず、例えば「県大会」というと「県内在住・所属選手の大会」と取るのが一般的でしょう。しかし、全般的に支部が少ないという事情もある関西以西では、県大会・地区大会での県をまたいだ交流が非常に盛んなのです。「ほっと倶楽部」に宿泊する大きな楽しみを、他都道府県の皆さんと出会えること、情報交換できることと感じている私にとって、これは非常に魅力的に映っていました。

 そんな中、9月25日の京都宇治支部大会ならば何とか出られるかもしれない、と分かったのが7月初旬。静岡県大会前週のため、全体での準備・会合が重なった場合は(申し訳ないですが)出場をキャンセルさせていただくしかありませんでしたが、善は急げでK田支部長に早速問い合わせの電話を入れました。突然の連絡にさぞかし面食らわれたかと思いますが、「日頃交流のある関西方面の皆さんの人数次第だけれども、数名程度なら大丈夫だと思うから、また決まったら連絡しますよ」と言って下さり、その後正式にご案内をいただくことができたのです。

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 当日は、静岡発6:42のひかりに乗って一路京都へ。在来線に乗り換え、宇治駅に降り立ったのが8:45頃だったでしょうか。

100926_1.jpg 既に京都駅からの電車の中で、明らかに参加者と思われる方々(筒があるから一発で分かりやすいですよね)を見かけていましたが、駅前のコンビニに立ち寄っている間にも次々とそうした皆さんが通り過ぎていきます。恐らく徒歩で向かわれているのでしょう。一方、会場がそんなに遠くはないと分かっていたものの、何しろ初めての土地ということで、私たちはタクシーで向かうことに。

 乗車してすぐ、運転手さんに開口一番で訊かれたのは「さっきから同じ様な物を持った方が何人も通ってましたが、その長いのは何ですか?」。スポーツ吹矢という競技であること、今日は宇治の大会が開かれることを説明すると、「そういえばテレビで観たことありますわ」と、おぼろげながらご存知のご様子。続く「的はダーツみたいなもんなんですか?」という問いに、「そんな感じですが、あそこまで細かくなくて...」と答えている内、早くも会場となる「宇治市生涯学習センター」に到着したのですが、そこで目の前に現れたのが、会場を指し示す案内板でした。

100926_2.jpg 「あー、これです、これこれ」何というグッドタイミング、そして分かりやすい案内板でしょうか。「ははぁ、なるほどぉ」と、運転手さんも一目瞭然で納得です。「まぁ、頑張って下さいよ」「ありがとうございます」そんなやりとりでタクシーを降り、センター内へ。

 受付を済ませ、最後の準備中だったK田支部長にご挨拶をしてから控え室に入ると、厳密には9:30からの受付開始にも関わらず、早くも大勢の参加者が集合しています。

100926_3.jpg とりあえずTさんとともに空いている席に腰を落ち着け、事前にも配布されていた競技・審判規則と競技の時間割に再度目を通したりしつつ、開始時間を待ちます。

 ところで、こうしたさほど規模の大きくない地方レベルの大会では、審判をどのようにするかが大きな課題と言えるでしょう。レーン毎に専任の審判を置けるのは稀な話で、大抵は選手に兼任を依頼するのが通常かと思われますが、今大会では「初段以上の参加者」が全員審判を兼任するシステムを採用していました。

 今回のレーン数は全部で12。そこへ参加者を10組に分け(6・8mは前半、10mは後半の競技順)、初段以上の参加者は「自分の競技レーンと同じレーンで連続した2組分」の審判をするという仕組みです。言葉で説明するとややこしそうですが(単に説明下手という話もあります)、審判の順番と競技の順番は十分間隔が離れていますし、実際にも、うっかり審判の割り当て時間が来たことに気付かず集合に遅れたケース以外での支障はなかったように思います。(ちなみに、Tさんは競技が5組目、審判が9・10組目、私は競技が10組目、審判が3・4組目でした)

 そんな訳で、念には念を入れるように規則を確認している内に集合時間となりました。全体での記念撮影→開会式(競技説明、体操など)と滞りなく進み、いよいよ競技開始です。ちなみに、当日の大会プログラムはこんな感じでした。

100926_6.jpg種目は個人戦のみで、6・8mは4ラウンド、10mは6ラウンドを昼食を挟み前後半に分けての競技となります。

 競技会場は、100人規模の大会としてお世辞にも広くはありません。しかし、組み分けもよく練られており(6m・8mは交互に、レフティーは1レーン空けて左端に配置するなど)、多くの方は吹きにくさを余り感じずにいられたのではないかと思います。さすがに10mだけは一列に並ぶため、スタンスの取り方などで窮屈に見える部分もありましたが、こと私に関しては左右の方(の構え)との相性が良かったのか、全く気にならず吹くことが出来ました。

100926_5.jpg 先に書いた「初段以上は全員が審判」という点も、一人一人に渡される白旗と赤旗を状況に応じて掲げるというシステムが大変分かりやすく、進行係の方にも一目瞭然のため、全体的に大変スムースだったように思います。例えば撥ね矢が出た場合、レーンの審判員が「撥ね矢です」と言って起立し赤旗を掲げるのですが、その審判は撥ね矢の分を含めて選手が吹き終わるまでずっとそのままでいますから、3分を過ぎて吹いている人がいても殊更に(繰り返しの「止めて下さい!」といった)アナウンスをする必要はない、という具合です。

100926_5-1.jpg また特筆すべきは的で、昨年大会の反省点だったという「薄暗くて見にくい」点を克服すべくレーン毎に照明が設置され、競技者にとっては非常に見やすかったたと思います。K田支部長によれば、試行錯誤の結果「最も影が出にくい」器具を選定されたとのことで、「かなり支部費が厳しくなりました」と笑っていらっしゃいました。

100926_5-2.jpg そういう意味では、競技者が変わる度(2ラウンドもしくは3ラウンド毎)に的紙を貼り替えるというシステムも、贅沢ではありますが不公平の出にくい方法だったと思います。単純計算でも的紙代だけで2万円弱はかかることになるため、○ラウンド終了毎あるいは○組終了毎での交換との差異がどの程度出るのか、という点は気になるといえばなりましたが。

 とはいえ、前述の照明と同様、参加者には出来るだけ競技に専念できる環境を提供したいという想いは大変ありがたく、本当に頭の下がる思いがしました。それぞれで予算をはじめとした制約はありますし、様々な考え方もある中でのことですから、仮に「これはいい!」と思ったところで、どこでもすぐに採用できるわけではありませんが、改善のための試行錯誤を続けていくという姿勢は、私自身も含めこうした大会・競技運営に関わる側としては、大いに見習っていくべきと感じた次第です。

100926_4.jpg さて、大会全般の話はこのくらいにして、個別の成績です。

 8mの部に出場されたTさんは、勝手の違う環境での試技、また周囲の選手の相当に早い動作にかなりペースを乱されたようで、かなり凸凹とした4ラウンドになってしまいました。こうした大会となると、総じて普段より早い動作となる方が多いのが実情ですが、それを差し引いても確かに早さが目立っていたように感じられます。

 私自身が普段から支部員の皆さんに「十分な(腹式による)呼気」を意識させていることもあり、多くの方が2分程度で礼まで終えられている様子には、正直ちょっとビックリした部分はあります。といっても、それは各自の事情であり、「周りが早いから自分も引きずられて早くなる」のではなく「周りがどうあれ自分のペースを保」てるようにするのが、唯一かつ最適な対策ではあるのでしょう。

 その点、元々Tさんは研究熱心で上手な方ですから、自分の呼吸や吹き筋にもっと自信を持てるようになれば、自然とクリア出来ていくのではないかと思います。ご本人も「こんな酷い点数は多分初めて」と話されていましたし、次の機会にリベンジを果たすべく精進を続けていかれることでしょう。

 一方私はというと、いち地方大会とは思えないほどの豪華メンバーが揃っていることもあり、最初から諦めムード。ここでお馴染みのY野さん(愛媛)は、前年の宇治支部大会を含め京都で開催の大会3連勝中ですし、T本さん(広島)、S田さん(京都)、O林さん(高知)、U吹さん(広島)、U田さん(山口)、そして勿論主催者であるK田支部長など、全国レベルの大会や各地方大会で優秀な成績を度々残していらっしゃる方ばかりでは、「出番無し」と考えるのが当然でしょう。

 元より成績は二の次で、「他所ではどういった大会運営をしているのか」「皆さんどんな努力や工夫をされているのか」、といったことを勉強させていただくつもりの遠征でしたので、変な気負いがなかったのかもしれません(気張るほどの実績もありませんし...)。

 そんな諸々がいい方に作用したのか、1ラウンド目は自分でもビックリの33。2・3ラウンドはいずれも29で、前半を91で折り返すことができました。既に出来すぎの点数ですが、やはり強豪集う大会だけあって、この時点で第4位。特にトップのT本さんは、驚異の99!!で、トータル200点を狙えるほどです。

 このT本さん、たまたま私の右隣(つまり目の前)だったのですが、非常に重厚感のある安定感たっぷりの基本動作は、別組できちんと見学したいなぁと思わせるほどでした。控え席に座っている間に少しだけ話を伺ったところ、お使いの筒は3軸カーボンとのこと。「色々使って試してみたけど、筒の重さはあんまり関係ない」そうで、常に安定して高得点をマークされる理由を垣間見た気がしました。

 そして、昼を挟んだ後半戦。4ラウンド目はまずまずの31でしたが、続く5ラウンド目で25を出してしまい、競技的にはほぼゲームセット。と、ここで1本だけ3点に刺さった矢の軌道が腑に落ちなかったのでよく見てみると、矢先が微妙に曲がっているような...。そういえば2ラウンド目の5本目が妙に左に逸れて3点だったことを思い出し、今更ながらホルダーから外すことにしました。

 そんな悪あがきがよかったのか、ラストの6ラウンド目は中心には全く寄らなかったものの、土俵際に上手く残ったパーフェクト!まさかこんな大会の場で出るとは思いませんでしたが、せめて自分の信じる基本動作・吹矢だけは全うしようとしたご褒美だったのかもしれません。2レーン横で審判をしていたT花さんからも笑顔で握手を求められ、多少は支部長らしいところをお見せできたのかな、と思います。

 ともかく、私の組が最終組でしたので、これにて全競技終了。後は表彰式となりました。

100926_7.jpg 式では6mの部から順に3位までが表彰されて、いよいよ10m。3位に呼ばれたのは、何と何と私の名前でした。合計182点、最後のパーフェクトが効いたようで、僅か2点差で表彰圏内に滑り込めた模様。先にも書きましたが、到底入賞などないと思っていましたし、その代わりに様々な見聞を収穫として持ち帰るつもりでしたから、まさに望外の3位です。パーフェクト賞と合わせ、本当にいいお土産が出来ました。

100926_8.jpg そして10mの1位は、やはりというかぶっち切りでT本さんでした。そのスコア、何と196点!200点には届かなかったものの、後半も97と高レベルでまとめあげ、誰もが脱帽の優勝です。私が知る限り、各種大会での10m・6ラウンド最高点は194点(直近ですと、今年の青柳杯予選で3名の方がマークされています)ですが、恐らくは一定以上の規模の大会でのハイスコア更新ということになるのでしょう。このレベルまでいくと、2点を積み上げる難しさは並大抵ではありませんから、それを間近で見ることが出来たのはまさに僥倖。目標と呼ぶにはあまりに高い山ですが、当初の目論見以上にいい経験をさせてもらったなぁ、という思いです。

 大会終了後は、場所を移しての親睦会。他所での体験イベントとバッティングしてしまい、大会には祝電での参加となった京都府協会のS田会長も駆けつけられ、約2時間半を楽しく過ごさせていただきました。S田会長からは二次会にもお誘いいただいたのですが、当日の宿が京都駅前だったのと、チェックイン前だったのとで泣く泣く断念し、失礼させていただくことに。京都までの電車内では、京都のカルチャーに通われる方と3人で吹矢談義。こうして、吹矢漬けの一日はようやく終わりを迎えたのです。(翌朝は、少しゆっくりめのチェックアウトで、そのまま真っ直ぐ帰静しました)

100926_9.jpg

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 初めての県外遠征で貴重な経験が多かったこともあり、やたらと冗長なレポートになってしまいましたが、今回は本当に楽しく勉強になる大会参加でした。突然の参加申込みにも関わらず、快く受け入れて下さった京都宇治支部のK田支部長、そして練りに練った快適な大会運営にあたられた支部の皆さんには、感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

 また、このサイトでもちょくちょくお名前を出させていただいている、松山のY野さんと初めてお会い出来たのも幸いでした。恐らく、滞在中最も長時間お話をしたのですが、面白く考えさせられる内容ばかりで、またどこかの大会でぜひお会い出来ればと思っております。ありがとうございました。

 他にも、こちらが会報やネットで一方的にお名前を存じ上げている多くの諸先輩方とお会いできました。中には、「ホームページ見ていますよ」と言って下さる方もいらして、嬉しいやら小恥ずかしいやら。ご挨拶出来なかった方の方がずっと多く、心残りといえばそれだけというくらいの充実度でした。当日ご一緒した全ての皆さんに、改めて感謝申し上げます。

 とにもかくにも、世代を超えてこうした交流が出来ることが、スポーツ吹矢の醍醐味だと再認識した一日でした。今週末(というか明日)は地元の静岡県大会ですが、今回は愛知・岐阜からも参加される方がいらっしゃいますし、引き続き交流の輪を広げていければと思っております。


第2回京都宇治支部スポーツ吹矢大会の結果報告(京都宇治支部ブログ)
第2回宇治支部大会に参加しました(大阪菊水支部ブログ)
第2回京都宇治支部スポーツ吹矢大会(吹矢、徒然なるままに.../Y野さんブログ)

2016年7月

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