藤枝サークル 熱海サークル 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部: 52.県内大会アーカイブ

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第12回スポーツ吹矢静岡県大会

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 8日、島田市総合スポーツセンター・ローズアリーナにて、第12回スポーツ吹矢静岡県大会が開催されました。当日は、朝からあいにくの雨となりましたが、全15支部中14支部から129名の選手が集まり、日頃の練習の成果を発揮すべく、個人戦と団体戦で競い合いました。

 当支部からは18名がエントリし、病欠1名を除く17名が競技に参加。私はK切県会長と交替で主審を務めながらの競技、家内も空き時間は集計作業を行っていたため、皆さんの奮闘振りを見ることは、残念ながら殆どできませんでしたが、大会初出場の方をはじめ、それぞれに楽しんでいただけたのではないかと思います。

 大会の模様(写真)、競技結果は県協会のホームページに譲りますが、男女10mで我々夫婦が何とか同点の一本勝負を制して、それぞれ3位に潜り込めたのが、支部としての最高成績でした。特に私は、1ラウンド目(試矢を含めた7本中5本を採用)でパーフェクトを出したにも関わらず、その後の2ラウンドで続けて29点を出す体たらく。124点で並び、同点決勝を行うことになった新六段・F川さんと二人、「六段が3・4位決定戦は寂しいですね」と苦笑いするほかありませんでした。

 一方で、嬉しい受賞もありました。来賓の協会常務理事・教育部長のY田先生に審査いただいた、基本動作奨励賞(6mの選手から3名)に、Y名さんが選ばれたのです。歴としては結構長くなっていますので、「新人、初心者」というわけではありませんが、やはり評価されるに越したことはありません。Y名さんには、これを励みに昇級・昇段への意欲をかきたてていただければと思います。

 また、真新しいユニフォームで県大会初出場を果たした、藤の里藤枝支部の皆さんの活躍にも触れておきます。8m男子では、Mさんが1位タイの好スコアで(残念ながら一本勝負で敗れたため)2位に、女子6mではT村さんが3位、Mさんが4位と上位に食い込みました。T村さんは、基本動作奨励賞も受賞され、支部として3つの表彰を受けたことになります。

 さらには、設立は昨年9月ながら、県大会は初出場だった清水たんぽぽ支部からも、男子6mでI川さんが3位に入賞されました。新しい支部の方がこうして表彰されることは、既存の支部にとっても大いに刺激となります。今後も、互いに切磋琢磨していきたいものですね。

 大会全体としては、今年も事故なく終えられたのが何よりでした。団体戦の進行に関して、準備した私の説明不足もあり、多少の混乱を与えてしまったのは申し訳ありませんでしたが、それ以外はまずまずスムーズに進めることができたのではないでしょうか。

 最後になりますが、ご当地支部として、事前の準備からご尽力くださった島田金谷支部の皆さんには、この場を借りて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

151108_1.jpg151108_2.jpg151108_3.jpg▼基本動作奨励賞を受賞されたY名さん。ぜひ次のステップに繋げてください!151108_4.jpg

第11回スポーツ吹矢静岡県大会

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 11月9日、富士市立富士体育館にて、「第11回スポーツ吹矢静岡県大会」が開催されました。朝からあいにくの雨となりましたが、県内11支部から愛好者が集結。エントリー確定時点で120名、当支部からは10名での参加です。

▼大会横断幕。歴史を重ね、第11回となりました141109_01.jpg▼会場には、予備レーンを含め22基の的が並びました141109_02.jpg 今回は、富士市での開催ということで、東部地区の支部が運営に携わられました。特に、S山支部長をはじめとした富士的矢支部の皆さんは、ご当地ということで事前準備から大変なご苦労をされたことと思います。他支部の方々のご尽力を含め、この場を借りて改めて御礼申し上げます。

▼開会式直前の様子。色とりどりのユニフォームがカラフルですね141109_03.jpg また、協会本部より、N村専務理事とY田教育部部長のお二人に、来賓としてご臨席賜りました。県大会で複数の来賓というのは、4年前にも一度ありましたが、その時は東海三県から参加者があるという状況も勘案されたでしょうし、純粋な単県開催としては初めてのことだったかもしれません。

▼開会式では、来賓のN村専務理事よりご挨拶をいただきました141109_04.jpg▼選手宣誓は、富士山富士宮支部のI川さんが務められました141109_05.jpg▼三島・沼津L&G支部Y岡支部長のかけ声に合わせて、恒例の吹矢体操です141109_06.jpg 大会は、昨年と同様に「午前中:個人戦(4ラウンド)、午後:団体戦(3ラウンド)」の二部構成。個人戦では、1ラウンド目を7本吹いて上位5本を取るというルールでしたが、今年は事前の申し合わせにより、「1ラウンド目で3本以上撥ね矢が出た場合、3本目以降の分は予備レーンで吹き直し」としました。つまり、「5本刺さるまで(外れ含む)」吹けることを担保する形です。

▼午前中には4ラウンドの個人戦を実施。141109_07.jpg▼午後は3ラウンドの団体戦。個人戦と異なり、ほぼ全選手が待機するため後方は賑やかです141109_08.jpg 競技は、個人戦・団体戦ともに概ね滞りなく進み、事故なく終えることができました。当支部では、女子10mで妻が同点決勝の末、3位に入賞しました。男子10mと8m、団体戦でも入賞圏内(同点決勝圏内含む)にあと2点と迫りましたが、残念ながら表彰対象はひとつに留まりました。

 私はというと、31・27・29・31=118点の箸にも棒にもかからないスコアで、入賞圏内にすらほど遠い惨敗。何人もの方から「どうしたの」と心配される有様でした。言い訳をしようと思えば、いくつか指折り数えられますが、それを差し引いても情けない成績ですし、言い訳を必要としない程度に、泰然自若とした吹矢ができるようになるには、まだまだ先が長いです。

▼個人戦各部門の同点決勝(1本勝負)。4部門で行われました。141109_09.jpg そして閉会式。表彰に先立っては、飛び賞代わりに設定された、大抽選会を実施。富士的矢支部Y本Mさんの軽妙な司会のもと、Y田部長や県協会の役員・支部長が代わる代わるクジを引きました。賞品は、富士らしく大量のトイレットペーパーと、後援いただいた静岡第一テレビのグッズです。

▼大抽選会でクジを引くY田部長。これはこれで責任重大です。141109_10.jpg 当然ながら、クジを引く側も抽選対象でしたが、当たったのは副審を務めた富士宮福吹支部・S海支部長のみ。「当てて、当てて」と声はあがったものの、意外と当たらないものですね。ちなみに、当支部内ではS野さんが見事当選。6月の東海ブロック大会でも特別賞をゲットしていましたが、それに引き続きお土産獲得となりました。

▼各部門上位と、基本動作奨励賞の皆さんです。ピンクが少ないのが残念!141109_11.jpg▼表彰後には、Y田部長より大会の講評をいただきました141109_12.jpg そんなこんなで、今年の県大会は終了。西部、東部ときて、来年は中部地区が開催の担当となりますが、既に日程・会場は決まっていて、2015年11月8日(日)に島田市のローズアリーナで実施されます。今回は様々な事情で参加者が少なくなりましたが、ご当地地区となる次回は、ぜひ多くの支部員さんに大会を盛り上げていただきたいところです。

▼閉会式終了後、支部の集合写真を撮りました。来年こそ多数のお土産を!141109_13.jpg

第4回スポーツ吹矢富士大会

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 9月28日、富士市立高校で「第4回スポーツ吹矢富士大会」が開かれました。秋晴れに恵まれた当日は、県内8支部(+富士的矢支部内の同好会)から82名が集合。個人戦と団体戦で、真剣かつ和やかに一日を楽しみました。

▼会場には、昨年の15基を上回る17基の的が設置されていました140928_1.jpg▼開会式の様子。80名規模は、県内では県大会に次ぐ大きな競技会です140928_3.jpg 競技形式は昨年と同様で、個人戦は男女ともに4ラウンドの級位部門(一級まで)と6ラウンドの段位部門(有段者)の計4部門を実施(1ラウンド目は7本中上位5本を採用)。団体戦は、各支部・同好会ごとに5名のチームを組んで3ラウンドで競いました。当支部からは、男子が級位部門に1名、段位部門に8名、女子が段位部門に3名の合計12名でエントリー、団体戦は2チームを編成しての参加です。

 個人戦の参加者構成も、ほぼ前年並み。各部門の当日参加者数は、男子級位が10名、女子級位が12名、男子段位が43名、女子段位が16名で、男子の段位部門が全体の5割強を占めたのも変わりませんでした。有段者部門は8m・10m混合であること、県大会と異なり全支部から満遍なくエントリーされるわけではないこと、そして定員に上限があることなど、理由は色々と考えられますが、一部門だけがここまで多いと、賞品の用意(飛び賞の設定など)ひとつとっても大変だろうなぁと思わないでもありません。

 と、そんな事情はさておき、今年も個人戦・団体戦ともに大変な熱戦が繰り広げられました。優勝スコアは3部門で前年を上回り(残る1部門も昨年と同点)、全体的なレベルの底上げを実感。S山支部長も開会式で触れていらっしゃいましたが、時期的にも県大会の前哨戦として意義ある大会になっていると思います。

▼個人戦の様子。的が増設されたことから、昨年の6巡から5巡での競技となりました140928_4.jpg▼こちらは団体戦。昨年見られた支部をまたいでの混成チームは、今年はなかったようです140928_5.jpg 取りたててトラブルもなく、スムーズな進行で`終了した今大会。当支部からは、男子の級位・段位両部門で優勝者を出すことができました。級位部門では、前日の支部練習で抜群の仕上がりを見せたS口さんが、134点の好スコア。後半2ラウンドは連続パーフェクトも記録するなど、他支部の支部長さんから「あの人、いいね」とお褒めの言葉もいただくほどでした。

 そして、段位部門は194点で私が、昨年に続いての連覇を果たしました。ここ最近は「ちょっと悪い」状態が続いていただけに、よくこれだけ出せたなぁと思いますし、実際の吹き筋も点数ほどに良くはありませんでした。運良くという表現がピッタリ、などと言うと叱られそうですが、何となくでも納得できたのは6ラウンド目だけで、まだまだ悩みは尽きません。

▼団体戦の3位・4位決定戦は、なんと5対5のじゃんけん勝負に!これも熱い戦いでした140928_6.jpg▼個人戦各部門の上位3名(団体戦表彰は上手く撮れませんでした)140928_7.jpg なお、表彰対象は上記2名にとどまりましたが、今年も多数用意された飛び賞などの特別賞では、当支部からも何名か該当者が出ました。個人戦1位こそ新品の矢だったものの、それ以外では富士ならではの紙製品を中心とした、実用的な賞品が並んでいたのが印象的です。

▼豪華賞品の数々。実用的な紙製品が多いのは土地柄ですね140928_2.jpg 何はともあれ、今年も無事故で楽しく一日を過ごすことができました。S山支部長ご夫妻をはじめとした、富士的矢支部の皆さんに感謝申し上げます。また、参加された支部員さん、県内各地の皆さん、お疲れ様でした。

▼閉会式後に記念撮影。一人足りないのは、個人戦のみで早退された方がいるためです140928_8.jpg▼9月30日付の富士ニュース。同日付の静岡新聞東部版にも同様に記事で出ていました140928_news.jpg



 去る3月22日、静岡県コンベンションアーツセンター(グランシップ)・交流ホールで、第3回の支部大会を開催しました。一昨年の第1回は、支部員さんと当時指導にお邪魔していた富士と三島・沼津の皆さん、昨年の第2回は県内各支部からも参加いただいての大会でしたが、今回は更に一歩範囲を広げ、県外からのエントリも受け付けることとしました。

 とはいえ、無制限にオープン化するわけにもいきません。そこで今回は、原則として一定の条件を満たした方々に、ピンポイントでご案内させていただきました。その条件とは、(1)私がこれまで全国及び各地の大会に出場するなどして知り合い、(2)何度もお目にかかって、会えば話もするくらいには親しくさせていただき、(3)時刻表上で日帰りが可能な土地にお住まい(空路は除く)、というものです。

 その結果、東は千葉、西は広島まで、遠路より実に14名もの皆さんにお申込みをいただきました。西日本のように相互交流が活発な訳でも、普及が進んだ地域のように規模が大きい訳でもない、地方の一支部が開くささやかな大会にも関わらず、望外の喜びとしか言いようがありません。その一方で、上記条件により、お誘いできなかった方も多くいらっしゃいました。大変心苦しい限りでしたが、ご容赦いただきたくお詫び申し上げます。

 また、県内も含め、支部外からのお申込みは有段者以上とさせていただきました。会場キャパの都合もありますが、本来は支部内の交流を目的に始めた大会であること、そして特に初級者の皆さんの励みとし、上級者の競技姿を刺激としていただきたいことから、このような制限を設けた次第です。更には、敢えて交流の枠を狭めることで、県大会とのバッティングをいくらかでも回避するという意図もありました。

 そんな形で募集をかけた大会でしたが、78名の定員に対し、締め切り時点でエントリは75名。やむを得ない事情等で、当日の実参加者は65名に留まったものの、それでも支部内外から多くのご参加をいただいたのは、本当にありがたい限りです。

 競技については個人戦のみ。6m(一級まで)、8m(初段・二段)、10mB(三段・四段)、10mA(五段・六段と、お申し出のあった三段・四段)の四部門とし、それぞれ6ラウンドの合計で競いました。初段の方は二段の練習をしているでしょうからまだ大丈夫としても、一級以下の方は基本的に4ラウンド戦までの経験しかないはず。6ラウンドの長丁場がどうかとは思いましたが、せっかく同じ参加料をいただいていることと、競技進行の都合上から、全員同じラウンド数としました。

 設置した的は、全部で13台。サウスポーの方が2名いらした関係で1レーンは空き(と非常時の予備)としたため、実質12レーン、6巡までの組み合わせで進行しました。もう少しレーンを増やせればよかったのですが、会場の交流ホールは楕円形の間取り。控え席のことまで考えると、これが精一杯のレイアウトだったように思います。

 余談になりますが、静岡市内は広い会場を押さえるのに大変苦労します。市営の体育館のアリーナは、土日祝日ともなると年度前の優先予約(体協加盟団体のみ)で多くが埋まり、残った枠も利用月の2ヶ月前からしか予約できません。告知・募集を考えると、大会での使用には全く不向きです。他方で、いわゆるコンベンション施設のホール、例えば前回までのもくせい会館、今回のグランシップであれば、比較的事前の予約ができるものの、正直に言って非常に高くつきます。

 幹事支部として実行の中心となった一昨年の県大会では、市営の体育館を優先予約できましたが、それは静岡県レクリエーション協会の行事の一環(としての県大会)という形を取ることで、市の体協加盟団体に準じる立場を得られたからに過ぎません。そこまでの大義がない支部大会では、なかなか難しいというのが現実でもあります。

 と、それはさておき、大会そのものは大きなトラブルもなく無事に終えることができました。4名の六段をはじめ、Aライセンス保持者、公認審判員AA保持者、各地大会での優勝・入賞経験者など、素晴らしい実力と実績をお持ちの県外からの皆さんが加わることで、非常に引き締まった緊張感ある競技となったようにも感じます。

 勿論、運営上で細かなミスや不手際はあったでしょうし、支部内外の皆さんにご不快な思いをさせた部分もあったかと思いますが、それは今後の課題とし改善を目指していくことで、平にご容赦願えれば幸いです。個人的に一番気にしていた的の明るさは、左右・後方からのスポットライトを当てるなどで、意外に明るくできた感はあります。が、全体が暖色系のライトだったこともあり、的の白が白に見えづらい状況で、照度ほどに明るく感じられなかったかもしれません。実際に、「暗かった」という声も頂戴していますので、補助照明の効果的な設置など、検討していきたいところです。

 また、中には今回の趣向に「支部大会とは何ぞや」という、疑問を投げかける声があったことも事実です。「緊張感がありすぎて楽しめない」と感じた方もいらしたでしょうし、支部外の皆さん、レベルの高い皆さんとの交流を刺激としていただきたいとの意図が、必ずしも全員に当てはまるとは限らないということも痛感しました。

 様々な思いで吹矢に取り組まれている方がいるとすれば、ある程度健康志向、楽しく吹きたい向きに配慮する必要性はあるのでしょう。競技志向の方も含め、等しく基本動作を習得していただくことが大前提である以上、まったく力量が反映されないのは論外としても、レクリエーション性の高い内容の催しを、支部内のお楽しみとして開けるよう、今後検討していきたいと思っています。

 話が色々と脱線してしまいましたが、支部内外より参加してくださった全ての皆さんに、心より御礼申し上げます。県外からお越しの皆さんには、大会後の懇親会へも全員出席していただき、和やかな雰囲気の中、一層の親睦を深めることもできました。参加者がいてこその大会です。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 そして、参加は勿論のこと、催しの度に最大限協力してくださる支部の皆さんにも、改めて感謝申し上げます。上記の通り、ただ競うだけではない、支部内の交流を更に深める企画も練っていきますので、引き続き皆で楽しんでいきましょう。

 最後になりましたが、当日の各部門の成績(上位5名)は下記の通りです。私自身は散々な成績(172点)で穴があったら入りたいほどでしたが、上位はさすがの熱戦となりました。

 ちなみに、3位までの皆さんへの賞品はお米としましたが、抽選によるプレゼント品の数々を(本当にたくさん)藤枝サークルのTさんから、またダーツ1010支部のS田さんからは各部門の最優秀女子賞(クッキー詰め合わせ)を、6mの方への特別賞(お手製のスタンド)を湘南赤松支部のM島さんから、それぞれご提供いただきました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。


result2014.gif▼当日は快晴、富士山も綺麗に見えました。左側の建物がグランシップです140322_01.jpg▼試合前の会場内。13台の的(左から3番目は予備)を並べました140322_02.jpg▼試合中の様子。競技レーン後方で椅子に立っているのは主審(私と家内で交替)です140322_03.jpg▼写真でも分かる通り、会場は楕円形。セッティングのロスがあったのは否めません140322_04.jpg▼試合中の様子2。レーン審判は次競技者というお馴染みのルールです140322_05.jpg▼順位決定戦(1本勝負)の様子。2部門で対象となりました140322_06.jpg▼表彰式直前の様子。140322_07.jpg▼10mA上位の皆さん。左から1、2、3位です(以下、同様)。K柴さんが静岡勢として気を吐きました!140322_08.jpg▼10mB上位の皆さん。2位はお帰りになったY本さんの代理でH間さんが立っています140322_09.jpg▼8m上位の皆さん。遠征組のH川さんが、さすがの力を見せました140322_10.jpg▼6m上位の皆さん。3位には藤枝サークルからMさんが入賞です140322_11.jpg▼各部門の女性最上位者には、「最優秀女性賞」を贈呈140322_12.jpg▼各部門の優勝者にカードを引いていただき、お楽しみ抽選会を実施140322_13.jpg▼色々な組み合わせの賞品を選んで持っていっていただきました140322_14.jpg▼これぞ吹矢の取り持つ縁。Y田(憲)さんと富士的矢支部・H間さんの仲良しツーショット!140322_15.jpg▼31名参加の懇親会は3時間飲み放題。楽しいひとときでした。140322_16.jpg



第10回スポーツ吹矢静岡県大会

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 11月10日、磐田市総合体育館(メインアリーナ)で、「第10回スポーツ吹矢静岡県大会」が開催されました。吹き順確定時点での参加者は121名(内当日欠席3名)、昨年より若干少ない人数にはなりましたが、県内10支部より集う賑やかな催しです。当支部からも20名が参加しました。

 今回の幹事支部は、会場のある磐田支部(と磐田南支部)。私は、記録係の補助として集計表・得点票のひな形作成と当日のパソコン・プリンタ提供や、事前の打ち合わせに関わった程度で、幹事支部だった昨年とは段違いの楽をさせていただきました。

 準備のため、会場に到着したのは8時10分頃。アリーナに入ると、O場県会長以下数名が難しそうな顔で話をしています。何でも、来賓としてお見えになる協会本部・Y長普及部長の乗った新幹線が、8時前に関東で発生したやや大きめの地震によりストップし、10分程度遅れているとのこと。また、浜松で不発弾処理の作業が行われる影響で、更に遅れが予想されるそうです。

 最終的には、開会式開始を10分遅らせることとし、Y長先生も想定以上に遅れることなく、無事会場に到着されたことで事なきを得ましたが、県大会史上初(?)のアクシデントに、少しばかり慌てた朝となりました。

▼レーン後方から、大会横断幕方向131110_01.jpg▼レーン全景。21レーン+予備1レーンが設置されました131110_02.jpg▼大会本部席上方には「心技錬磨」の横断幕を掲げました131110_03.jpg▼開会式では、来賓・Y長先生からも挨拶をいただきました131110_04.jpg▼選手宣誓は、地元・磐田支部のO川さんが務めました131110_05.jpg▼準備運動は、お馴染みの吹矢体操です131110_06.jpg 競技は、午前中に4ラウンドの個人戦、午後に3ラウンドの団体戦をそれぞれ実施しました。個人戦は、「練習ラウンドなし、1ラウンド目に7本吹き上位5本を採用」というルールです。

 私は2巡目。前日から症状の出ているくしゃみ・鼻水・鼻づまり・頭重については、薬を複数投与することで、かなりマシにはなりました。しかし、薬で押さえ込んでいる影響もあってか、頭は一日ボーッとしたまま。おまけに口が異常に乾き、喉も痛くなって、こんなんで吹けるの?と自分でも感じるほどでした。

 が、それが却って力みの軽減に役立ったのか、序盤から不思議と矢が真ん中に飛んでいきます。3ラウンド目までを終えて、35・33・33の101点。こうなると現金なもので、4ラウンド目には「ここでも高得点だったらすごいよなぁ」と思ったのが悪かったのでしょう。突如として力みが顔を覗かせ、29点という「やっちゃいけない」20点台。結果的には、ここが勝負の分かれ目となりました。

 ここで午前の部が終了。昼休みを挟んで、午後は団体戦からスタートです。私の所属チームは、1ラウンド目から大きく躓き、早々に圏外。私も、8mからの試技にも関わらず足を引っ張る側に回ってしまい、その後の同点決勝に大きな不安が残りました。

 そして同点決勝。男子10m部門は130点で私とY本さん(富士的矢支部)が並び、他3部門の皆さんとともに、一本勝負に挑むことになっていました。緊張に加え、余計な色気を出さなければ単独だったのに...という思いと、団体戦での体たらくも頭を過ぎり、肝心の一本は力なく右下の3点へ...。Y本さんは7点に近い5点で勝負あり、です。

 実は、今回の個人戦賞品は、磐田の農産品がずらりと並ぶ豪華版。1位・マスクメロン、2位・新米(5kg)、3位・柿という、涎が出そうなラインナップでした。我が家がかなり米を消費することもあり、「米がいいから、2位でいいですよー」と冗談交じりで吹聴していたため、本気で受け取る方がいたとしたら「わざと3点に吹いたんでしょ?」と疑われかねない有様。相手のY本さんにも申し訳ない、非常に情けない結果となってしまいました。

 思い起こせば、一昨年の愛知県大会でも、2・3位決定戦の一本勝負で負けて3位。ラウンド単位、あるいは4ラウンド、6ラウンドといった形であれば、ある程度の格好をつけられるとは思うのですが、いざ一本だけ吹かされるとなると、この2年間何も変わっていないことになります。指導員という立場上、「見本で吹いて」と請われることもあるわけで、場面を問わずに力を発揮できるようにならなければなりませんね。
 
▼競技中の様子。131110_07.jpg▼記録ブース。今回は、磐田支部の皆さんの担当でした131110_08.jpg▼団体戦の様子を、観客席から。131110_09.jpg そんなこんなで全競技は終了。最終的な集計と表彰状の用意などしている合間には、Y長先生より基本動作についての説明をしていただきました。過日の理事会・社員総会を経て、基本動作の再整備が実施されたこともあり、県協会としてリクエストしたものです。モデル(Y田県副会長)の実演を交えながらのミニ講義には、皆さん真剣に耳を傾けていました。

▼Y長先生の基本動作説明。モデルは、Y田県副会長です131110_10.jpg その後は表彰式。基本動作奨励賞に引き続き、各部門の上位3名がそれぞれ表彰されましたが、嬉しいことに当支部からも(私含め)4名が優勝・入賞することができました。女子10mでは、家内が優勝、S村さんが3位、女子8mではE本さんが、こちらは一本勝負をくぐり抜け3位。そして私が男子10mで2位と、全体的にかなり健闘したのではないかと思います。

 また、10数本賞品が用意された「お楽しみ抽選会」でも、支部員さんが数名当選し、それぞれお土産を手にしました。更には、出張販売をしていただいたビックサクセスさんからのご好意による「パーフェクトナイン的」も、当支部がゲット。文字通り、実りの多い大会となりました。

▼基本動作奨励賞と、各部門上位3名の表彰風景131110_11.jpg▼夫婦で獲得した賞品(左)と、支部として当たったパーフェクトナイン的(右)131110_12.jpg 心残りとしては、支部員さん達とあまりコミュニケーションが取れなかったこと。さしたる役目も仰せつかず、気楽に楽しめるはずの大会ではあったのですが、体調不良もあり思ったほど動き回れませんでした。

 とはいえ、久し振りに「一選手」として県内の大会を楽しませていただいたのは、ありがたいことです。当然、それだけ幹事支部の皆さんは事前・事後も含めて大変だったわけで、ただただ感謝するほかありません。磐田・磐田南両支部の皆さんには、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 来年は東部(富士)での開催が内定しています。一年をそれぞれ元気に過ごし、第11回大会で皆さんと再会できますことを願っております。



第3回スポーツ吹矢富士大会

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 日曜日、富士市立高校体育館で開催された表題の大会に、当支部から17名で参加してきました。昨年大会は、台風の接近に伴いラウンド数短縮など慌ただしい部分もありましたが、今年はそんな心配がどこにもないほどの好天に恵まれ、楽しく過ごせたように思います。

 全体の参加者は84名(当日欠席3名)。地元・富士的矢支部を中心に、県内8支部から愛好者が集いました。昨年が55名でしたから、30名近く増えた計算です。まだまだ大きく普及しているとは言いがたい静岡県内で、(実質的に)支部が開く大会としてはかなりの規模ではないでしょうか。

 競技種目は、個人戦と団体戦。個人戦は、無級~一級の級位者と初段以上の段位者、それぞれ男女別に計4部門、級位部門は6m・4ラウンド、段位部門は8m・10m混合の6ラウンドで競います。一方の団体戦は、支部ごとに5名のチームを参加人数に応じて編成し、残念ながら端数で溢れた方は支部をまたいだ「MIXチーム」として、3ラウンドでの争いです。

▼開会式前、参加者で記念撮影。笑顔が多いのは、カメラの向こうに道化者(?)がいたからです130929_1.jpg 会場は、去年と全く同じですが、レーン数が12から15に増加、競技順も5順が6順と、ここにも規模拡大の様子が見て取れます。

▼開会式で諸注意などを伝える、富士的矢支部のS山支部長130929_2.jpg▼吹矢体操は、同じく富士的矢支部のH山さんのかけ声で行いました130929_3.jpg 開会式、吹矢体操が終わると、いよいよ個人戦の開始。午前中に4ラウンドまでを消化し、段位部門の2ラウンドは午後、その後に団体戦を行うというスケジュールです。また、試矢ラウンドはなく、1ラウンド目に7本を吹き上位5本を得点とする方式が採られました。

▼競技中の様子。87名という数字は、3年前の県大会並の規模になります130929_4.jpg▼こちらは、レーン審判席と後方の控えスペース。かなり賑やかです130929_5.jpg▼支部員奮闘の図。競技順の都合等で一部の方しか撮影できなかったのはご容赦を130929_9.jpg また、級位部門を対象として基本動作奨励賞を設けるとのことで、前回同様に三島・沼津L&G支部のY岡支部長と私が、選抜の役目を仰せつかりました。それぞれが何名かをピックアップし、答え合わせのように重なった方から選ぶようにしましたが、「せーの」で出した名前はほぼ一致。非常にスンナリと受賞の5名が決まりましたから、それだけ際立って良かったということでしょう。

 私見としては、その5名の中でもとりわけ綺麗に見えた2名が、女子級位部門で1位・2位を独占。基本動作の正しさが、成績とまったくイコールになるとは限りませんが、成績を見るわけではなく選んだ結果として、納得できるものがありました。

 さて、各部門の争いですが、男子級位の部(2・3位)と女子段位の部(2~4位)、男子段位の部(3・4位)で同点が発生。ただし、男子段位の部では、対象のN路さんが「自分の方が段位が上(三段と五段)だから」と辞退されたため、同点決勝は2部門で行われました。また、団体戦でも、2位と3位で同点決勝に。

▼女子段位の部での同点決勝一本勝負。手前が当支部のS永さんでしたが...130929_6.jpg その結果、女子段位部門でY田(恵)さんが、男子段位部門で私が、それぞれ優勝となりました。一方の団体戦では、MIXチームが3ラウンド95点の好スコアで優勝しましたが、ここには当支部のE本さんとS田さんが含まれており、個人・団体5部門中3部門で当支部が優勝を飾ったことになります。

 また、個人戦各部門のブービー賞では、M月さんとY田(憲)さんが対象に。表彰というには複雑な心境になる賞ではありますが、一日楽しんでお土産が増えたと思えば、それはそれでよいのではないでしょうか。ちなみに、M月さんは、大会に出るとかなりの確率で何らかの賞を取ってきました。大会前にもその話をしたところでしたが、今回もそのジンクスは生きていた格好です。となれば、11月の県大会でも何かを期待したくなりますね。

 ちなみに、私の優勝スコアは、35・31・27・33・33・31=190点というものでしたが、全体的にまとまりが悪く、境界線でギリギリひっかかった矢が多かった印象です。3ラウンド目の27点も非常に不満で、「もっと伸ばせた」と思う反面、「よくこれだけ出たな」とも思える、評価しづらい6ラウンドでした。勿論、優勝は嬉しいのですが、中身の濃さでは2位のY岡(武)さんに軍配が上がっていたと思えるだけに、まだまだ足りない部分の多さを痛感しています。

▼閉会・表彰式の様子。大半の支部にユニフォームがあり、綺麗に色分けされています130929_7.jpg▼各賞受賞者。ご当地、富士的矢支部とお隣・富士山富士宮支部の皆さんも大活躍でした130929_8.jpg 何はともあれ、今年も大変楽しい一日を過ごさせていただきました。準備から当日の運営まで、すっかりお世話になった、S山支部長ご夫妻をはじめ富士的矢支部の皆さんには、この場を借りて改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。



 6月30日、浜松アリーナ(のメインアリーナ!)で、「第2回スポーツ吹矢東海ブロック大会」が開催されました。東海4県から集まった参加者は、387名(最終エントリーでは400名)と昨年の第1回を若干上回り、静岡県内においても過去最大規模の大会です。

 当日は、協会本部より青柳会長、末広理事、安達普及部委員(東海ブロック担当)とお三方のご臨席を賜り、大会に華を添えていただきました。特に、青柳会長が来静されるのは、県内開催の地方大会では初めてのことで、それだけ東海ブロックの発展が目覚ましい証ともいえそうです。(本部大会では、2010年のフェスティバルが静岡市で行われました)

 競技内容は、男女距離別の5ラウンド個人戦のみ。昨年の第1回では団体戦も実施されましたが、大幅な参加者増加もありえた今回、不確定要素を減らす目的を含め、思い切って割愛としました。その上で、少しでもたくさん吹いていただきたいという思いから、ラウンド数は5と設定。馴染みのない半端な数字ではありますが、苦肉ではなく最善の策を取ったと理解いただきたいところです。

 会場の浜松アリーナは、いわゆる「アリーナクラス」のライブイベントも行われる、県内屈指の広さを誇る体育館。1年前に、17分の1という狭き門(抽選)をくぐり抜け、開催に至りました。的は、全体を3つのエリアに色分けし、赤レーン(15台)と青レーン(15台)を西向きに、橙レーン(23台)を東向きに、それぞれ壁面沿いに設置。全体で53レーン(8巡)での進行としました。

 競技は、上記の通り5ラウンド。練習ラウンドはなく、1ラウンド目に7本吹いて上位5本を取る、比較的ポピュラーな方式です。レーン審判と採点は次競技者が務めるという、これまた地方ではよくあるスタイル。始めて間もない、あるいは大会経験の少ない方も多いため、1ラウンド目には混乱ぶりが伝わってくる得点票の記入例が少なからずあったものの、すぐに慣れていただけたようでした。

 私はというと、その得点票からひたすら入力する作業に従事。専従の2名がそれぞれ男女を担当して負荷軽減を図りましたが、1組分の入力を終える頃に、次の組が競技を終えて得点票を提出しにくる、というサイクルだったため、終始ブースに張り付く結果となりました。そのため、支部員さんの応援や、他支部・他県の方々との交流をする時間は到底得られず、ほぼ画面とにらめっこのまま一日が経過。

 ということで、大会の感想といっても「入力で忙しかった」くらいしか思い浮かばず、気がつけば閉会式といった感じでした。残念ではありましたが、恐らく集計ミスはなかったものと思われますので、最大の目的は果たせたかな、という安堵感の方が強かったかもしれません。

 なお、各部門の結果は、↓の上位成績一覧をご覧ください。第1回大会と比べ、レベルの上がっている部門が多く、すんなり決まった女子10m以外は、全て順位決定戦が実施されるという激戦でもありました。そんな中、当支部勢からは男子10mで優勝者が!すっかり上位常連ののH川さんですが、先日の青柳杯に続き、大きな大会での活躍は見事のひと言です。入賞こそなりませんでしたが、高得点を出した支部員さんも多く、各自奮闘された様子は集計からも感じられました。

 ともあれ、来賓・スタッフ含め400名を超える大会は、事故なく無事に終えることができました。細かな不手際や配慮不足もあったことでしょうが、他県の皆さんには、遠出の甲斐を感じるくらいには楽しんでいただけたのではないかと、そう思っているところです。(自己満足って言わないで~)

 最後に、これだけの大会を周到な準備でやり遂げた、県内各支部の皆さん、特にご当地として負担の大きかった浜松支部の皆さん、きめ細やかな下地を作ってくださった総務、審判、競技の部長以下担当の皆さんには、多大なる感謝を。勿論、参加された全ての皆さん、来賓の皆さん、後援・協賛をいただいた各団体・企業の皆さんも、ありがとうございました。ますます東海ブロックが盛況となることを願って、本稿の〆とさせていただきます。

 来年、岐阜で再会できる日が楽しみです。


130630.gif▼開会宣言は、栗本・三重県会長から130630_01.jpg▼安井・東海ブロック長より開会の挨拶130630_02.jpg▼急遽ご臨席をいただいた、協会本部・青柳会長のご挨拶130630_03.jpg▼来賓のお三方。右から、青柳会長、末広理事、安達普及部委員です
130630_04.jpg▼選手宣誓を務めたのは、地元・浜松支部のI津さん130630_05.jpg▼注意事項に耳を傾ける、参加者の皆さん。すごい人数です130630_06.jpg▼実演も交えた、審判規則についての説明もありました130630_07.jpg▼吹矢体操も、この人数でやると壮観です130630_08.jpg▼競技中の風景(その1)。アリーナ両端に的を設置しました130630_09.jpg▼競技中の風景(その2)。レーン審判は次競技者が務めるというお馴染みの方式です130630_10.jpg▼競技中の風景(その3)。今回は、原則として同じ吹き順は同距離の選手でまとめました130630_11.jpg▼競技中の風景(その4)。130cm専用レーンも設置しています130630_12.jpg▼記録ブースは本部席の横。男女別に入力しましたが、終始パソコンとにらめっこでした130630_14.jpg▼各部門上位入賞の皆さん。男女とも、左側から6m、8m、10mです130630_15.jpg▼基本動作奨励賞の皆さん(左)と当日賞の皆さん(右上下)130630_16.jpg▼普及部委員の安達先生より、最後に講評をいただきました130630_17.jpg▼閉会宣言は、高井・岐阜県会長から。来年のブロック大会は岐阜で開催予定です130630_18.jpg

※写真は全て、競技部長兼当日のカメラマンだったB大さん撮影によるものです。


東海ブロック大会実行委員会

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 いよいよ2週間後に迫ってきた、第2回スポーツ吹矢東海ブロック大会。その最後の全体打ち合わせが、会場である浜松アリーナで行われました。

 さすがに開催目前だけあって、議題としては各項目における最終確認が中心。とはいえ、「もっとこうした方がよいのでは」という意見も活発に出てきて、より良い大会にしようという皆さんの意欲と責任感の感じられる会合だったように思います。

 また、時間半ばでは、実際にアリーナのフロアに入って、照明、板目、横断幕の掲示位置など、様々な確認作業も行いました。この中で皆が驚いたのは、横断幕を器具利用で吊り下げた場合の金額で、午前・午後の二区分に渡って吊り下げると、なんとビックリ3万円オーバー!アリーナのスタッフさんからも、「観客席から垂らすので十分だと思いますよ」とアドバイスがあり、結局その形に落ち着きました。(大きな施設ともなると、使用料も桁が違うのですね...)

 最後には押せ押せで時間がなくなってしまいましたが、審判役の皆さんはロビーに場所を移し、撥ね矢の場合などを想定したプチリハーサルを敢行。地方大会の常として、次競技者がレーン審判を兼務する以上、その不慣れさを織り込んだ対応が審判団にも求められます。少しでもスムーズな競技進行のための意欲が、ここにも感じられました。

 私はというと、事前準備では大会プログラムや得点票などの印刷物全般を、当日は記録係として集計を担当します。記録も滞ると競技進行に悪影響を与えますが、急ぎすぎて集計ミスがあっては身も蓋もなく、正確さとスピードの両立をどれだけ図れるか、細かな段取りも詰めていかなければなりません。

 まだまだ各所でやることは山積みですが、参加される皆さんに少しでも楽しんでいただけるよう、頑張って追い込みをかけていきたいと思います。

130615_1.jpg130615_2.jpg



 晴天の爽やかな気候に恵まれた16日、静岡県総合研修所「もくせい会館」富士ホールにて、第2回となる支部大会を開催しました。昨年は、当支部と富士的矢支部、沼津サークル(当時)などを対象に、ある種「身内」の競技会然としていましたが、今年は県内各支部にご案内をお送りしたところ、6支部からご参加をいただき、結果的に70名(当日参加者、当初のエントリでは75名)という、前回の41名を大きく上回る規模となりました。

 全体でも50名程度と踏んでいただけに、これは全くもって嬉しい誤算です。ただ、会場があまり広くないため、6m=4ラウンド、8m・10m=6ラウンドとしていた競技形式を、時間の都合から一律4ラウンドと変更せざるを得なかったのは、残念な点でしょうか。尤も、それで開催の意義が薄れるということではありませんし、レーンの組み合わせなど進行上楽になった部分もありますから、怪我の功名といえるかもしれません。

 競技は、午前と午後に2ラウンドずつを消化する個人戦のみ。合計4ラウンドを「予選」とし、上位9名が「決勝」としてもう1ラウンドを吹き、最終順位は5ラウンドの合計で競うという、昨年の全日本選手権方式を採用してみました。(8mの部のみ、3位決定戦として1本勝負を追加で実施)

 控え席が狭く、参加された皆さんに若干窮屈な思いをさせてしまったのが申し訳ありませんでしたが、こうした競技会初参加の方も含め、競技者の入れ替えなども大変スムーズで、常に10~15分程度前倒し気味に進行できたのは、非常に助かりました。

 熱戦の結果は、以下の通り。

130316.gif 各部門共、優勝165点、準優勝159点という、開催規模を考えれば十分にレベルの高い結果となりました。10mの部で私が優勝してしまったのは、あまりに手前味噌で、真剣勝負の結果とはいえ申し訳ありませんでしたが、偶々調子が良かったということで平にご容赦いただきたく思います。

 また、上位3名とは別に、特別賞が2つ。ひとつは、女性の比率が低いことから設けた「優秀女子賞」(各部門4位以下で最上位の女性)、もうひとつは、この日が結婚記念日だからと、富士的矢支部のS山ご夫妻から提供いただいた「当日賞」(各部門16位)でした。優秀女子賞に関しては、6mの部のみ上位2名が女性だったため、急遽「優秀男子賞」に切り替え、合計6名の皆さんに進呈となりました。

 この「優秀男子賞」を受賞されたのは、私が月イチで指導にお邪魔している、かわねライフスポーツクラブのK原さん。今回、支部大会ということで、同じく一緒に吹矢を習っているS本さんとご参加いただいていましたが、お二人とも決勝ラウンドに進出する大健闘でした(K原さんが4位、S本さんが8位)。

 このお二人、開会式の場で皆さんにご紹介させていただきましたが、競技の合間や昼休みには、チラホラと他の参加者と話をしている場面も見かけることができました。川根本町での普及はまだまだ途上ではありますが、こうした県内各地の仲間との交流を、今後のひとつの励みにしていただければ嬉しいところです。

 そんなこんなで、大会は事故なく無事に終了。前述の通り会場が狭いことによる窮屈感や、思いの外照明が暗く、レーンによっての差が出てしまったこと、段取りの悪さなど、ご迷惑をおかけした部分も多々ありましたが、真剣かつ和やかに開催できたのは、参加してくださった皆さんのお陰と、この場を借り改めて御礼申し上げます。

 開催の有無を含め、次回がどのようになるか全く未定ですが、また機会がありました際には奮ってご参加いただければ幸いです。本当にありがとうございました&お疲れ様でした。

▼会場全景。レイアウト上、140cmの的間で9レーンが精一杯です130316_1.jpg▼競技風景。会場の制限から、ラインテープは幅広のビニールテープを数箇所仮留めで対応しました130316_2.jpg▼採点の様子。地方大会ではよくある、次競技者との互審で行いました130316_3.jpg▼控え席の様子。窮屈で本当に申し訳なかった点です。何人かの見学者も後方にチラホラと130316_4.jpg▼表彰式での、各部門上位3名(左から、6m、8m、10m)。10mは司会の私が抜けています130316_5.jpg



第9回スポーツ吹矢静岡県大会

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 11月18日、静岡市長田体育館で「第9回スポーツ吹矢静岡県大会」が開催されました。参加選手は133名(当日参加者126名)と、愛知・岐阜両県から多数の参加をいただいた昨年より減少したものの、県勢だけによる大会としては過去最多(初の100名越え)であり、県内の普及が着実に進んでいることを実感する規模となりました。

 当支部は、今大会の幹事支部として、運営の中心を担当。かなり前から準備を進めていたつもりでも、結局は直前までバタバタとしてしまい(自分が悪いんですけれども...)、私自身は不安いっぱいで当日の朝を迎えましたが、支部員の皆さんの素晴らしい働きと、専従役員の皆さん、参加された各支部の皆さんのご協力のおかげで、全体としては大過なくスムーズに進行できたのではないでしょうか。

 勿論、自覚している点も含め、細かな不手際や配慮不足など少なからずあったはずですが、県協会(=県内各支部の皆さん)自体のキャリアで吸収していただけた部分も多く、そういう意味でも県としての成熟が進んでいる証といえるかもしれません。

 さて、今回の私は実行委員長ということもあり、初めて競技に参加することなく、専従スタッフの一人として一日を過ごしました。何となく始終忙しくしていた感があり、競技の内容や様子など殆ど記憶になく、いつものように感想らしい感想も書けません。開催から一週間過ぎてしまっていることもありますので、ここでは簡単に結果を記しておきたいと思います。

 まず個人戦(4ラウンド)。女子6m以外は、各クラスで同点決勝が行われる激戦となりましたが、以下の皆さんが見事優勝・入賞を果たしています。

121118.gif ここで自支部のことを書けば、優勝2名を筆頭に5名の入賞者を出すことができました。特に、女子6mでは表彰台を独占と、さすがに出来過ぎの感もありますが、当日の雑務を含め運営面でも頑張ってくださった皆さんだけに、これくらいのご褒美はあってもいいのかなぁ、とも思います。

 一方、団体戦(3ラウンド)では浜松支部の「浜松北竜」チームが頭ひとつ抜けだし、93点で優勝を飾りました。男子8m・女子10mと合わせ、個人・団体計7部門中3部門で優勝者を輩出と、まもなく丸10年を迎える最古豪支部として、さすがの存在感を示したといえそうです。(2位・3位は91点同点で、順に磐田Bチーム、静岡・焼津Aチームでした)

 また、小田部常務理事とO場県会長のお二人には、6mの男女から各1名ずつ「基本動作奨励賞」の選定をお願いしてありました。8m(初段)以上はある程度出来ていて当然、また県大会ということで初心者層の励みになればと、このような方法を取らせていただいたものです。

 その奨励賞は、男子が島田金谷支部のY本さん、女子が当支部のY田(恵)さんが受賞されました。Y田さんは開閉会式の司会を務めていただいたのですが、事前に受賞をお伝えしていなかったため、大変驚かれていた様子。ドッキリのようになってしまい、失礼いたしました。

 その他、今大会には多くの企業様から後援・協賛をいただいていたこともあり、入賞者以外にもブービー賞・ブービーメーカー・各種飛び賞・パーフェクト賞など、色々と賞品をお渡しすることが出来ました。余りに多いため、表彰式が長~くはなってしまいましたが、一人でも多くの方に「お土産」を喜んでいただけたとしたら、準備した甲斐があったというものです。

 そんなこんなで、大会は事故なく無事終了。何はともあれ、支部員さんをはじめ、今大会に携わられた全ての皆さんに感謝申し上げます。また、ご多忙の中ご臨席くださった協会常務理事の小田部さん、出張販売にきてくださったビックサクセスのお二方、そして学生スタッフとして雑務を担った大学生・専門学校生の皆さんも、本当にありがとうございました。更には、後援・協賛をいただいた各団体・企業の皆様にも、改めてお礼申し上げます。

 来年はいよいよ記念すべき第10回大会。今回の反省点も踏まえつつ、ひとつの節目として、より良く盛大な大会になることを願っています。また来年、皆さんに笑顔で会えますように。

▼開会式の様子。右奥に並んでいるのが、今回初の受け入れとなった学生スタッフです121118_1.jpg▼来賓として協会常務理事の小田部さんにご臨席いただきました121118_2.jpg▼選手宣誓は、当支部のT花さんご夫妻。かなり直前のお願いで失礼しました121118_3.jpg▼吹矢体操中。ちなみにかけ声は私が務めました121118_4.jpg▼いよいよ競技開始。今回は横一列に23台の的が並びました121118_5.jpg▼競技エリア後方から。手前では基本動作奨励賞を協議中(?)のお二人の姿も見られます121118_6.jpg▼こちらは団体戦。上位はかなりの激戦となりました121118_7.jpg▼表彰式。個人戦各クラスと基本動作奨励賞の表彰の様子です121118_8.jpg▼今回初めて作成した大会横断幕。来年以降も持ち回りで使われる予定です121118_9.jpg▼ビックサクセスの出張販売ブース。時間によっては結構な混雑振りでした121118_a.jpg▼スタンバイ中の各種賞品群。中には「ティッシュひと箱」という大物まで121118_b.jpg▼黒いTシャツからリニューアル、新ユニフォームで気合い十分の浜松支部の皆さん121118_c.jpg▼支部員同士の同点決勝(女子10m)を固唾を吞んで見守るY田支部長121118_d.jpg▼これも初の試み、最後に参加者全員でハイ・チーズ!121118_e.jpg▼横断幕の前で、支部の記念写真も撮りました。皆さんいい顔です。121118_f.jpg



第2回スポーツ吹矢富士大会

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 この日曜日、富士的矢支部主催の「第2回スポーツ吹矢富士大会」へ、支部員13名で参加してきました。昨年12月に支部設立を記念して開かれた第1回大会も記憶に新しいところですが、今回は三島・沼津L&Gと島田金谷の各支部からもエントリーがあり、選手総数55名(欠場除く)という、かなり大きな大会となりました。

 競技種目は、個人戦と団体戦の2種類。個人戦は、段級位により競技距離こそ6・8・10mと分かれますが、男女の別はなく、初段以上はひと括りとして、「級位者の部」「有段者の部」の2部門のみの実施です。また、折しも台風17号が接近中ということで、当初6ラウンドを予定していた有段者の部は、級位者の部と同様4ラウンドに短縮という措置が執られました。

▼限られた予算とは思えないほど、なかなか魅力的な賞品が並んでいました
120930_1.jpg▼開会式。S山支部長からの競技説明を神妙に聞いています120930_2.jpg 進行は、午前中に個人戦、昼食休憩を挟んだ午後に団体戦(3ラウンド)という形。12レーンに5巡という組み合わせということもあり、ある意味短期決戦的な試合となりました。自分の番以外は(後述の理由により)あまり皆さんの成績に目を向ける余裕もありませんでしたが、そこここでパーフェクトの声も挙がり、上位はなかなかの激戦となりそうな様子が感じられます。

 中でも特筆モノだったのは、級位者の部・S藤さん(富士的矢)と、段位者の部・Y岡(武)さん(三島・沼津L&G)のお二人でした。たまたま私のレーンと近かったこともあり、競技姿を見ることができたのですが、Y岡さんは2・3ラウンド目で連続パーフェクト、S藤さんに至っては3ラウンド目まで全てパーフェクトという圧倒的な成績。

 S藤さん曰く「オールパーフェクトを狙いにきた」とのことでしたが、いくら6mとはいえなかなかできることではありません。思い起こせば、8月の級位試験でも2回のパーフェクトを含め、3ラウンド101点という超のつく好成績で2級に合格されています。まだまだ歴としてはごく浅いながらも、既に6mという舞台は役不足とさえいえるでしょう。

▼試合の様子その1120930_3.jpg▼試合の様子その2120930_4.jpg 昼食後の団体戦でも、S藤さんの勢いは止まりません。これまた偶然にも、隣り合ったレーンで競技をすることになりましたが、当たり前のように7点を連発。更にすごかったのは、チーム全員が同様に素晴らしい集中力だったこと。思わず、「優勝するのは、こういうチームなんだろうなぁ」と感心してしまうほどでした。

 そんなこんなで、団体戦もあっという間に終了。予定を上回るスムーズさで、閉会・表彰式となりました。個人戦では、上記の活躍通り、級位者の部でS藤さんが136点、段位者の部でY岡さんが132点というハイレベルなスコアでそれぞれ優勝を飾りました。

 また、団体戦でもS藤さんを擁する富士的矢支部のチームが優勝、他にもパーフェクト賞3つ分までゲット。更には、私と三島・沼津L&GのY岡(忠)支部長とで選定した、基本動作の良かった方への特別賞(6名選定)も受賞し、あまりの独壇場ぶりに、皆さんからは驚きと感心とが入り交じったような雰囲気まで感じられました。

 なお、この特別賞について説明しておきますと、富士的矢のS山支部長からの依頼を受け、級位者の中からY岡支部長と二人で選び出しました。勿論、我々自身がまだまだ評価される側であり、本来であればそうした立場ではないのですが、初心者の方々の励みになればという趣旨を汲み、真剣に見させていただいた次第です。

▼賞品を受け取る、S藤さん(左)とY岡さん(右)の優勝者二人120930_6.jpg▼団体戦を制した、富士的矢チームの面々120930_7.jpg▼当支部から唯一の入賞、団体戦で2位に食い込んだ女性陣です120930_8.jpg▼こうした大会に初参加だった島田金谷支部チームも、見事3位に入賞です120930_9.jpg

 心配だった台風ですが、開催中はギリギリのところでセーフ。しかし、全ての予定を終え、それぞれが帰路に着こうとしたところで、突如として激しく雨が降り出しました。個人戦の短縮をはじめとした臨機応変な対応は、まさに大成功。見方によっては、これがこの日一番のファインプレーだったかもしれません。

 最後は、「風雨が強まる前にご帰宅ください」というご好意に甘え、特に片付けを手伝うわけでもなく会場を後にしてしまいましたが、事前の準備から当日の進行まで、S山支部長ご夫妻をはじめとした富士的矢支部の皆さんには大変お世話になりました。この日の経験は、ぜひ11月の県大会運営にも活かしたいと思います。楽しく過ごさせていただいたことと併せ、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

▼昼休みに撮影した集合写真。参加された支部員の皆さんも、お疲れ様でした120930_10.jpg

 ちなみに、私の成績は29・27・35・29=120点で段位者の部で6位タイ。8mとの混合ですから、よほど嵌まらなければ優勝はないと割り切っていたものの、入賞圏にすら届かないしょっぱいスコアでした。こんな調子では、全日本選手権も「参加するだけ」になりそうです(トホホ...)。



第1回スポーツ吹矢富士大会

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 先週の日曜日(4日)、表題の大会に支部員さん4名と共に参加してきました。これは、富士サークルが活動一周年と支部設立を記念して開催したミニ大会で、参加者は合計16名。本来はもうちょっと多い人数を想定していたようですが、たまたま県の大規模な地域防災訓練と重なってしまい、やや少なめでの催しとなりました。

▼当日は雲ひとつない快晴で、雪化粧した富士山をクッキリと見ることが出来ました
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 会場は、富士市立富士体育館の剣道場。といっても、かつて当支部で使っていた場所のように上履き不可ということはなく、シューズ・スリッパもOKで足下からの寒さを心配する必要がなかったのはありがたかったです。何でも、卓球場などと兼用だそうで、素足に拘らないのも納得。尤も、この日は穏やかな陽気だったので、そういう意味でも恵まれました。

▼開会式。参加者16名中14名が男性でした(この時、女性2名はファインダーの外...)
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 冒頭の開会式では、「富士的矢(まとや)支部」としての認定証がS山支部長より披露され、一同から温かな拍手が。実際の認定日は12月14日ということで先付けではありますが、これにより名実ともに当地におけるスポーツ吹矢普及の拠点となりました。すぐに何もかもを背負い込む必要はありませんし、今後も皆さんで協力しながら着実に歩を進めていただければと思います。

▼支部認定証を披露するS山支部長。県内県内6番目の支部誕生です
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 そんな開会式に続いて、いよいよ試合形式です。種目は4ラウンドの個人戦のみで、級位の部(6m)と有段者の部(8・10m)に分かれての競技。ただし、最終4ラウンド目はファイブターゲット的を取り入れており、予測不能な展開もありえるという、面白い設定でした。

▼競技の様子。ミニ大会とはいえ、皆さん緊張感たっぷりです
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 当支部からは全員有段者の部での参加でしたが、中でも絶好調だったのはY田(正)さん。通常的3ラウンドで30点台を連発すると、最後のファイブターゲットでも23点と確実に加点し、2位以下を大きく引き離して見事優勝を飾りました。また、Y田(憲)さんも、S山(加)さん(支部長の奥様)との同点決戦を制し、当支部勢がワン・ツーフィニッシュ!という結果に。

▼ファイブターゲットは本当に難しい!
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 私はというと、1・2ラウンド目がまるで振るわず、加えてファイブターゲットが8点という散々な出来で、全くの圏外でした。何とか3ラウンド目で35点を出し、パーフェクト賞をいただけたのがせめてもの救いといったところ。

 一方、富士の支部員さんによる争いとなった級位の部では、先月一級に合格されたI東さんが、こちらも終始安定した吹き筋で優勝されました。来月には初段試験を控えていますが、この調子をキープできれば、かなり期待できるのではないでしょうか。

▼有段者の部で1・2フィニッシュを飾ったY田(正)さんとY田(憲)さん
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 そんな風にして、競技は順調すぎるほど順調に進み、予定の時間より大幅に早く終了。しかし、さすがに早すぎるということで、急きょファイブターゲット的をそのまま流用し、5人×3チームによる団体戦を実施しました。非常にスリリングな展開(割愛)となりましたが、チーム分けのくじ引きで当支部勢5人の内4人が重なるという偶然のあった、私も所属するAチームが優勝して、今度こそ競技終了です。

▼懇親会会場。非常に広くゆったりとした居酒屋でした
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 その後は、場所を居酒屋に移しての懇親会。富士の皆さんにとっては、こうした席を設けるのが念願だったそうで、そんなこともあってか宴は大変に盛り上がりました。年齢から何から様々な人間が集まっているにも関わらず、これだけ賑やか・和やかに出来るのは、やはりスポーツ吹矢ならではでしょう。

▼宴の様子。車で行ったため、残念ながらお酒は抜きでした(ガックリ)
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 最後になりましたが、S山支部長ご夫妻をはじめ、楽しい一日を過ごさせていただいた富士的矢支部の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。同じ県内の吹矢仲間として、今後とも改めてよろしくお願いします。

第8回スポーツ吹矢静岡県大会

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 日曜日、浜松アリーナ(サブアリーナ)にて、第8回スポーツ吹矢静岡県大会が開催されました。今大会では、90名が参加し過去最大規模となった昨年を大きく上回る157名ものエントリー(当日参加者数は152名)があり、また昨年同様愛知・岐阜両県から多数の参加をいただくなど、東海大会に近い雰囲気。会場設営面でも、150名超の参加者に対応すべく、今までにない32基もの的台が並び、非常に壮観な眺めでした。

 当支部からは、これまた過去最多となる25名での参加が実現。会場との往復には、初めてバスをチャーターし、直接マイカーで行き来された方を除く18名(応援含む)が、まさに「選手団」のごとく堂々乗り込みました。また、これも初となる揃いのユニフォーム(ポロシャツ)を着用し、支部で参加したという雰囲気が出ていたように思います。

 さらには、富士と沼津の両サークルからもそれぞれ4名ずつの初参加があり、当支部以外の皆さんと初顔合わせを果たすことも出来ました。距離が離れていることもあり、限られたメンバーの参加ではありましたが、なかなかの精鋭揃いでしたので、内心では期待大。何かしら「お土産」を持って帰れるのでは、というのが戦前の予想でした。

▼向かって左側に21レーン、右側奥めに11レーンの計32レーンを設置しました
111114_1.jpg▼これまでになく多くの企業様から後援・協賛をいただきました
111114_2.jpg▼開会式直前の様子。多くの参加者でごった返しています
111114_3.jpg▼選手宣誓は、春野支部のN路さん
111114_4.jpg▼入賞・パーフェクト賞以外にも多数の賞品がスタンバイ
111114_5.jpg 競技は、男女それぞれ6m・8m・10mの4ラウンド個人戦と、3ラウンドの団体戦で実施。個人戦では、5月の愛知県大会でもそうだったように、「練習ラウンドなし、1ラウンド目に7本吹き上位5本をカウント」というルールが採用されました。本来は練習ラウンドを別個に設けるのが理想的なのでしょうが、レーン数など運営面で制限のある地方大会では、こうした方式も「あり」だと思います。

 審判制度については、主審と一部の副審が専任だった以外は、副審を幹事支部の浜松支部の方が兼任し、レーンごとの撥ね矢の確認は次の競技者が確認して赤旗を揚げるというスタイル。また、採点も次の競技者が採点員として競技者との互審で行いました。

▼左側には6mと8mの選手を割り当て
111114_6.jpg▼右のレーンでは主に10mとサウスポーの選手が吹きました
111114_7.jpg 私は、今年も記録係を仰せつかり、自分の競技順以外ではほぼ記録ブースに詰めて、同じく記録係の方々とともに集計にあたっていました。それでも、ブースが中央に配置され、自分のレーンをすぐ後ろにあてていただいたおかげで、特に走り回るなどの労苦は皆無。集計→競技待機(審判)→競技→また集計、というサイクルを黙々とこなすことができました。

 尤も、終始そうした時間を過ごしたため、競技中は支部の皆さんの様子を確認することができず、昼休みに少しずつ話しかけたのが精一杯。本当は写真も色々撮りたかったところですが、その辺は恐らく「支部専属カメラマン」のI田さんやY田(憲)さんなどが、マメに撮って回ってくださっていたのではないかと思いますので、そちらに期待しましょう。

 肝心の自分の成績は、このところ続く深刻なスランプを考えれば、かなりマシなものでした。とはいえ、2ラウンド目に7点が4つ続いた最後の1本を1点ぎりぎりの3点にしてしまったり、3ラウンド目を少しも「惜しい」と感じられない27点にしてしまったり、そこここに不調さが出ていたような気はします。大会参加の常で、「最低116点(五段維持相当)、できれば124点(六段相当)、理想は130点オーバー」という目標を掲げていましたが、何とも評価の難しい122点で終了となりました。

 個人戦に引き続いての団体戦では、県大会市場初となる試みが。従来、「参加者間の交流」を主眼として主催者側でシャッフルしてのチーム分けが行われていたところ、今年は予め支部ごとにチームを結成しての争いとしたのです。これも、ある意味多くの参加者が集まるようになったからこそ実現したことかもしれません。

 当支部からは5チームをエントリしましたが、特に「優勝狙いの精鋭揃い」といった分け方はせず、記録会で使っているハンデを元に、平均的な5チームとなるような組み合わせとしました。

▼団体戦では県大会史上初めて、支部ごとにチームを結成して競いました
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 団体戦が終了した後は、個人戦・団体戦それぞれの順位決定戦に。個人戦では、6種目中5種目で決定戦にもつれこむ熱戦となりました。中には、支部員さんやサークルの方の関わったところもありましたが、その間も集計作業は続き、残念ながら10m男子の3位決定戦をちょっと見ることができただけでした。

▼10m男子の3位決定戦に挑む当支部・H川さん(右)
111114_9.jpg また、決定戦の後に五段だけによる模範演技(1ラウンド)が行われました。本当は私も出るはずだったところ、集計と表彰状作成が簡単には終わらず、無念の欠場。O場県会長や審判に専念するため競技には参加されなかった青柳杯の覇者・B大さんなど、蒼々たる面々の試技は個人的にも見たかったものですが、こればかりは致し方ありません。

 そんなこんなで、進行としては非常にスムーズなうちに表彰式へ。個人戦各カテゴリの順位は、次の通りとなりました。(敬称略)

111114_1.gif 女子6mではH越さんが尾張名古屋勢の追撃をかわし見事優勝。男子10mでもなんとビックリ私が優勝と相成りました。点数的な満足はなかったものの、個人戦の優勝は初めてのことで、やはり嬉しいものです。また、男子10m、女子10mでもそれぞれ入賞があり、入賞者18名中4名を当支部から出したのは、なかなかの成果だったのではないでしょうか。

 サークル勢からも、女子8mで富士のS山さんが2位に入賞。決定戦の末ということで、ちょっぴり惜しいところではありますが、初めて参加した大会で他の皆さんと互角以上に渡り合っての結果は、素晴らしいの一言です。

 また、団体戦では当支部Dチームが97点の高得点で堂々2位入賞。1位の尾張名古屋Aチームが驚異の101点だったため涙を飲みましたが、前述の通り特に成績を意識しない編成だったことを考えれば、十二分に満足できる成績といえるでしょう。チームの皆さんも、表彰式で非常に晴れやかな表情でした。

 さらには、来賓の常務理事・Y田先生が選出の「ベストフォーム賞」(各カテゴリ1名ずつ)で、女子6mのM月(智)さんが受賞。過去にも県大会・フェスティバルで支部員さんが選ばれた際に書きましたが、基本動作が根幹にある中、こうして評価をいただくというのは、指導する側としても大変嬉しく誇らしいことです。勿論、ご本人の努力があってこそですから、これを励みにより一層の飛躍を期待したいもの。また、他の支部員さんにも切磋琢磨する上での身近なお手本にしていっていただければと思います。

 同じベストフォーム賞では、男子8mで沼津サークルの代表・Y岡さんも受賞されました。「(私が)推薦したんじゃないですか?」と言われましたが、勿論そんなことは全くありませんし(そもそも推薦したところで受賞できるものでもありません)、何より最激戦区(50名)カテゴリでの受賞は、大きな価値があります。富士のS山さんもそうですが、サークルにとって自慢できる「お土産」を獲得できたのは、本当に喜ばしいことでしょう。

▼個人戦・団体戦の入賞、ベストフォーム賞、ラッキー賞など支部員も多数受賞
111114_11.jpg 他にも、ラッキー賞などで支部・サークルの皆さんが何名か受賞していましたし、入賞には届かなかった皆さんもそれぞれ楽しんでいただけたように思います。意気込んだほどの成績を残せず、悔しい思いをされた方もいらしたかもしれませんが、年に一度の「お祭り」でもありますし、ぜひ次回以降も積極的に参加して盛り上げていただければ幸いです。

▼参加支部員+富士と沼津両サークルの方々で記念撮影。なかなか壮観ですね。
111114_10.jpg 最後になりましたが、1年以上前から準備を始めて運営にあたられた浜松支部の皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。次回は当支部が幹事をする予定ですが、果たしてここまで出来るのだろうか、とただただ感心するばかりでした。また、各役員の皆さんも大変にお疲れ様でした。

 来年は東海ブロック大会が新設されるため、県勢のみの大会となる見込みではありますが、また変わらぬ笑顔で各支部・サークルの皆さんにお会いできることを願っています。

第7回スポーツ吹矢静岡県大会

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 去る10月2日(土)、秋晴れに恵まれたスポーツ日和の中、静岡県小笠山総合運動公園エコパのサブアリーナにて、90名の参加者が集い「第7回スポーツ吹矢静岡県大会」が行われました。

101004_1.jpg 昨年も会場は体育館のサブアリーナでしたが、エコパの場合サブアリーナでも通常の体育館ならばメインアリーナと呼ばれて不思議のないほど広く、かなり設営に余裕を持てていたように思います。的台も、昨年の13台から20台と大幅増で設置され、大会の規模拡大を実感するところとなりました。

 また、今回は愛知2支部(大府翼、尾張名古屋)と岐阜1支部(ぎふ川辺)の3支部から計20名の皆さんにご参加いただき、プチ東海大会の側面も併せ持つことで、県大会史上でも最大の盛大な大会となったのも特筆すべきことでしょう。更には、これも大会史上初と思われるジュニアの参加(大府翼支部所属)もあり、盛り上げに華を添えてくれました。

 大会の競技種目は、個人戦(2ラウンド×2の4ラウンド)と団体戦(1チーム5名の3ラウンド)の2つ。個人戦は、級・段位によって6m・8m・10mの距離別でカテゴライズされましたが、人数の都合上女子のみ有段者を一括りにして8mでの競技としました。また、団体戦は1級までが6m、有段者は一律8mでの競技です。なお、楽しく交流をするという大前提から、チーム分けは主催者側で全参加者をシャッフルして当日発表という形をとりました(例年この方式です)。

101004_2.jpg いざ競技が開始した後は、若干の遅延で個人戦前後半の間に設定していた20分の休憩が殆ど取れなかったことと、午後に併催した体験会に予想以上の人出があった(せいぜい多くて20名の予測に対し50名以上が体験に来られました。行政の広報紙恐るべし、です)ことで団体戦の開始が少しずれたこと以外、時間面では概ねスムーズな進行だったのではないでしょうか。といっても、私は参加者の成績をPCに入力し集計するという係を仰せつかっていたため、全体の進行をあまり追えていなかった部分があるのですが...。

 そんなこんなで、(特に個人的に後半は)あっと言う間に競技が終了し、表彰・閉会式へ。ここでも私は記録席で表彰状の印刷にかかりっきりで、まるでビデオの「追っかけ再生」状態でしたが、最終的にはそれぞれの種目表彰に間に合ったのでホッと一安心です。

101004_5.jpg さて、当支部の成績ですが、8名出場中個人戦各部門で表彰圏内(ベスト3)に食い込めたのは、同点決勝で惜しくも2位となった女子8mの1部門のみでした。男子8mで4位、男子6mでも4位と5位など、皆さんそこそこ良い点数を出してはいたものの、大会となればやはり「かなりいい点数」でないと上位進出は難しいということなのでしょう。先週の余勢を駆って...といきたかった私も、3ラウンド目に23を出すなど伸ばしきれないまま27・27・23・33=110で終戦。段位なりに「そこそこ」の点数でした。

 なお、個人戦各部門の1位の方は以下の通りです。(敬称略)

 ■男子10m・・・126点 B大國夫(磐田)
 ■男子8m・・・122点 K賀光男(大府翼)
 ■男子6m・・・116点 K合博司(尾張名古屋)
 ■女子8m・・・124点 I村和枝(大府翼)
 ■女子6m・・・112点 O庭とみ子(磐田)

やはりというか何というか、男子10mは青柳杯2連覇のB大さんが貫禄の優勝。合間に記録業務をしていた程度の私と違い、主管支部ということで自分の順番以外は副審を努めていらした中での成績だけに、まさに「格の違い」を見せつけられた結果です。他にも安定した点数を出された方は多く、そこにある違いを自分なりに消化して努力していかねばと、決意を新たにさせられた大会ではありました。

101004_4.jpg こちらは同じく表彰式の様子。手前の黒Tシャツの一団はオールブラックス・・・では勿論なく、浜松支部の皆さん。今年の全国大会に間に合うようにと、ユニフォーム代わりに製作されたそうです。今大会では、お互いがどこの誰か分かりやすいようにと、各自にネームプレートを付けるようにしていましたが、こうしたお揃いの物があると支部の結束力も高まりそうですよね。当支部でも、そろそろ何か考える頃合いかもしれません。

 ところで当日は、後援に付いて賞品まで提供していただいただいいちテレビ(静岡第一テレビ)と、読売新聞が取材に来て下さり、だいいちテレビは夕方17:30からの「news every.」のローカルニュース枠で放送、読売新聞は翌日の静岡県版に写真付きで記事を掲載していただきました。この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

101004_3.jpg101004_6.jpg

 何はともあれ、今年の県大会はこれにて無事終了。一昨年、昨年に引き続き、主管支部として準備段階から大変お世話になった磐田支部の皆さんには、感謝してもしきれません。来年は浜松支部が主管となっての開催が決まっていますが、順調ならばその次は当支部の担当になるはず。これまでの経験をしっかりと活かしていけるよう、今後も活動していくつもりです。

 磐田支部をはじめ、各係として開催にあたられた皆さん、県内外からご参加いただいた皆さんに、改めて「お疲れ様でした」と「ありがとうございました」を申し上げて、本稿の〆とさせていただきます。

第6回スポーツ吹矢静岡県大会

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 去る11月8日(日)、磐田市総合体育館サブアリーナにて「第6回スポーツ吹矢静岡県大会」が行われました。当日は暑すぎず寒すぎずの晴天に恵まれ(といっても室内競技ですけれど)、県内から56名が、当支部からも11名が参加。男女計7クラスに別れて各4ラウンドの個人戦と、各支部をシャッフルした3ラウンドの団体戦とで腕を競い合いました。

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 なお、大会には静岡新聞社・静岡放送と静岡第一テレビの各社が後援について下さり、午前には第一テレビ、午後には静岡新聞からそれぞれ取材にも訪れていただきました。(現時点で新聞は未確認ですが、第一テレビでは当日18時からの「バンキシャ!」ローカルニュース枠での放送を確認。誠にありがとうございます)

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 会場となったサブアリーナはサブといっても十分広く、横一列に13台の的台を立てての競技が実現。昨年は公民館のさほど広くない体育館で背中合わせに試技したことを思えば、非常に快適な吹矢空間だったと言えるでしょう。

 今年の個人戦クラス分けは、以下の通り。

 ・男子Aクラス(四段・五段各10m/但し五段の参加はなし)
 ・男子Bクラス(三段10m、二段9m)
 ・男子Cクラス(初段8m)
 ・男子Dクラス(1級7m、2級・無級6m)
 ・女子Aクラス(三段以上10m、二段9m/但し四段以上の参加はなし)
 ・女子Bクラス(初段8m)
 ・女子Cクラス(1級7m、2級・無級6m)

 本来であればクラス内は同条件で競うべきところですが、参加人数の関係で変則的なカテゴライズとなっています。この辺りは、県内のスポーツ吹矢が発展途上である裏返しでもあり、切なさ半分・今後に期待半分、といったところでしょうか。

 この内当支部からは、男子Aクラスと女子Bクラスを除く5クラスにそれぞれがエントリー。その結果、

 ・男子Cクラス...2位
 ・男子Dクラス...2位
 ・女子Aクラス...1位
 ・女子Cクラス...1位・2位

と、実に4クラスで上位に食い込む大健闘を見せました!今回の結果に関して言えば、スポーツ吹矢が盛んな地域に比べ全体のレベルがさほど高くなかったことに助けられた部分はありますが、それでもこれだけの大量入賞で「静岡・焼津支部やるじゃない」と少しでも他支部の皆さんに思ってもらえたはずですので、支部長として大変鼻が高いところではあります。唯一問題があるとすれば、その私が参加した男子Bクラスで入賞を逃していることくらいでしょうか...(トホホ)。

 また、団体戦は4チームによる同点決勝でしたが、4チームそれぞれに当支部員が混じっているという快挙(!?)。つまり、1位から3位まで独占だったわけです。他にも、「ビューティフル賞」(いわゆる「基本動作奨励賞」)や特別賞である「T橋賞」(来賓としてお越し下さったT橋常務理事選定)も支部員が受賞し、各所で存在感をアピールできたのではないかと思います。

 ちなみに今回、大会の進行は非常にスムースでした。これは前年の反省を踏まえ、磐田支部のMさんを中心とした記録・集計作業班の努力によるところが大きかったと思います。私は名義上ここの責任者ではありましたが、実質的にはMさんがリーダーだったようなもので、皆さんのご努力に頭が下がる思いです。勿論、それ以外でもほぼ磐田支部の皆さんにおんぶに抱っこの大会でしたが、このご恩はいずれお返ししていきたいですね。

 とはいえ、問題点がなかったわけでもなく、個人的にもいくつか思うところはありました。特に気になったのは、試技中の私語の多さ。控えめな声で会話をされる分には一向に構わないのですが、かなり地声に近いまま話をされる方も多く、中には吹いている真後ろでいきなり大声を出す方もいらっしゃいました。筒のスタンドを「ドスン」と置いてみたり、ドタバタと大きな足音をたてて走ってみたりという例も見られ、仮にも真剣勝負の場には相応しくない部分がまま見られたのは非常に残念です。この私語に関しては、閉会式でのT橋先生からの総括でもやんわりと指摘があったほどでした。

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 また、記念に写真を撮るのはいいのですが、視界の中でフラッシュをたかれたのには参りました。一番壁際のレーンで目の前に撮影者がいたこともあり、いつ光るのかと思うとちょっと気が気じゃありませんでした。勿論それを点数が振るわなかった原因にするつもりもありませんが、常識的に考えてどうかというレベルでしょう。

 私自身、記録係だったこともあり大会本部室と頻繁に往復して、あるいはご迷惑をおかけしたケースがあったかもしれませんので、以上は自戒の念もこめての苦言です。

 と、最後は少々堅苦しい話になりましたが、総合すると非常に楽しい大会ではありました。当支部からの参加者の皆さんも、それぞれに楽しんでお帰りいただけていたらいいのですが。来年の第7回大会では、もっと多くの参加者でもっと高いレベルの競技となることを祈って、今回の報告とさせていただきます。

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