6月後半の夜間です。今回は、普段日曜日に練習しているN嶋さんと、清水たんぽぽ支部のI川さんが、昇段試験のために参加され、合わせて8名での練習となりました。
あまり練習をしても...ということで、冒頭から早速試験開始です。N嶋さんが三段、I川さんが二段、そして前回惜しくも不合格だったHさんが、再度三段にチャレンジされました。結果は、I川さんが156点、Hさんが164点で、それぞれ見事合格です。
特に、Hさんの6ラウンドは、スコアといい吹きっぷりといい、昨春当支部に入って以来、最高の出来映えでした。一度も25点を下回らなかったばかりか、四段合格相当の成績は、立派と言うほかありません。学校生活優先のため、今回で吹矢はお休みに入りますが、最後のチャンスに結果を出すあたり、何か「持っている」気がしました。いずれ再開される際には、更なる高みを目指していただきたいものです。
そして、今回は残念ながら合格とならなかったN嶋さんですが、これまで度々触れている通り、91歳での挑戦は、これもまた見事だと思います。あとで気がつきましたが、若干20歳と91歳が同時に三段試験を受けているという構図は、なかなか見ることのできない貴重なシーンだったのではないでしょうか。老若男女が同じルールで楽しめる(競える)、スポーツ吹矢という競技の特性が非常によく顕れていたと思います。
▼左から、I川さん、N島さん、一人置いてHさんの受験中の様子です▼最後に最高の結果を残したHさん。お別れは残念ですが、充実した学生生活となるよう願っております
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