昨日、11月に引き続いての第2弾となる無料体験会を、沼津市の沼津市民体育館で開催しました。定員20名は前日の22日に丁度満席となりましたが、当日は残念ながら1名の欠席が出て、参加者は19名。内訳は、前回も参加された方が7名、今回初めての方が12名です。
まずは、いつものように吹矢の説明を全体へ。2回目の方には同じ話で少々退屈だったかもしれませんが、進行上の段取りということでご了承いただけたとは思います。そして、基本的な吹き方(構え方)まで伝えた後は、経験者組・初体験組にレーンを分けて、早速実技に移りました。
レーン数は、前回の4に対し今回は5。内2レーンを経験者組に充て、3レーンを初体験組としました。経験者組が多少なりとも慣れた感じでどんどん吹いていくのを横目に見つつ、初めての皆さんには試し吹き→基本動作を踏まえての実践と、これまたいつものように進めていただきます。
いつも思うことですし、一度でも指導に当たった経験のある方なら同様にお感じになることでしょうけれど、こうした目新しい競技に興味を示してわざわざ足を運ばれる皆さんは、本当に熱心に吹かれます。勿論、イベントでの出展等で不特定多数が入れ替わりで体験される場合でも、楽しそうに吹いてはいかれますが、真剣度合いというのか、こちらの話を聞く様子から違うといいましょうか。この辺りは、「呼吸法を基本とした健康づくり」という部分が大きく影響しているのでしょうね。
順番に吹いていただき、注意点などをアドバイスしながらまた吹いていただく。そんなことを繰り返していると、2時間は本当にあっと言う間です。最後に、用具購入の説明と、強く興味を持った方々を中心にサークルとして是非続けていってもらいたい話をして、体験会第2弾は無事終了。
と、ここまでは体験会の範囲内でしたが、前回体験時に「サークルを作れれば」と意欲を見せ、今回も参加されたY岡さん、N村さん、K山さんが他の皆さんにも呼びかけをし、急きょ体育館内の軽食堂でサークル立ち上げの話し合いをするという、嬉しくも意外な展開となりました。私も少し参加して、サークル結成の意味合いや今後の見通し、また出来る限りサポートする旨をお話しましたが、皆さん「何だか、段々その気が増してきた」と非常に頼もしい感じです。
とりあえず1月は16日に私の方で同じ場所を押さえてありましたので(サークル結成の流れなら練習に、そうでなければ三たび体験会に使う予定でした)、そこを第1回の練習に充て、2月以降は自主的に場所を予約することに決定。早速、2月6日と16日の予約が取れました。当面は月に一度のペースで私も顔を出すつもりで、1月16日と2月6日にお邪魔することにしています。
東部地域での体験会を始める前は、果たしてどの程度興味を示してもらえるものか、正直言って半信半疑ではありましたが、富士につづいて沼津(東部方面)でもサークルが動き始めることになったのは、本当に望外の結果としか言えません。何度も繰り返しているように、こうした普及活動で一つの到達点である「支部設立」に至るまでには、まだ時間がかかるでしょうし、またかけるべきと個人的には感じていますが、いずれにしてもこの「芽吹き」は、今後も大事に見守っていきたいものです。
最後になりましたが、一連の体験会にご参加下さった全ての皆さんと、お手伝いいただいた支部員さんに改めて御礼申し上げて、今年の活動報告の〆とさせていただきます。
なお、今回の体験会には、静岡新聞社東部総局から記者さんが訪ねて来られました。事前に郵送していた体験会開催のリリースに対応して下さったものですが、今朝の静岡新聞東部版に写真付きで記事が掲載されています。書面での不躾なお願いにも関わらず、取材に応じて下さった新聞社の皆さんにも、この場を借りて御礼申し上げます。
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