藤枝サークル 熱海サークル 勝手の違う場所で - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

勝手の違う場所で

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 先週末、異なる二ヶ所からのお招きで、それぞれ吹矢の体験(あるいは説明)をする機会をいただきました。

 まず、15日の夕、三島市のせせらぎ三島ロータリークラブ例会会場にお邪魔しました。実は、例会の中でアトラクション的な体験をお願いできないかと、協会本部経由で連絡をいただいたのは、遡ること5ヶ月ほど前の2月後半。この話も当初は3月18日に予定されていましたが、東日本大震災の影響で一旦白紙となり、ようやく実現しました。

 先方からのリクエストは、1時間ほどの中で30名前後の皆さんに体験をしていただき、その上で5つあるテーブルの対抗戦をしたい、というもの。大まかには、5レーンを設置して1回(可能であれば2回)試し吹き→1ラウンドずつの本番、を思い描いていましたが、会場に入ってみると殆ど余分なスペースがありません。

 悩んだ結果、テーブルの位置をギリギリまでずらすことで会場中央に2レーンだけ確保し、練習と本番の本数を減らして(練習2本、本番3本)対応することに。元より、通常の体験会のようなしっかりとした体験は望めないと思っていたものの、それでも一人当たり1ラウンドも出来ないのは、少々残念ではありました。

 そのようにして迎えた例会は、意外なほど皆さんに楽しんでいただけたように思います。基本動作は教える時間も、覚えていただく時間もありませんから、「鼻から大きく息を吸って、一気に吹いてください」程度の言い方に留まりましたが、勘所の良い人もチラホラ。一人3本の本番では(賞品がかかっていることもあり)1本ごとに「おーっ!」「あーっ...」といった歓声が挙がり、アトラクションとしてなかなかの盛り上がりでした。

 そして翌日、早朝6時半からは、静岡市倫理法人会の「経営者モーニングセミナー」で、吹矢についての話をさせていただきました。これは、当支部の支部員に同会の会員がいらっしゃることから決まったもので、ちょっとした講演のような形です。

 これまで、支部の練習や体験会等では、数え切れないほど話をしてきましたが、あくまで「身内」あるいは「そもそも吹矢に興味がある人」を対象としたものでした。今回のように、一種の「アウェー」で話だけをするというのは初めての経験。尤もらしく「スポーツ吹矢を通じた健康づくりと世代間交流」などという、大仰なお題を付けたこともあり、始まる前から大緊張。

 妻をアシスタントとして、「スポーツ吹矢はこんな競技です」という説明代わりに、何本かデモンストレーションで吹いてもらった以外は、頭が真っ白になりかけながら、ひたすら言葉を絞り出す繰り返しとなりました。

 そんな私の様子を見かねて(単に話が面白くなかったという説もあり)か、終盤では役員の方から「誰かに吹いてもらって」というカンペが出され、当日受付を担当されていた若い女性に体験吹きをしていただくことに。ご本人は、突然の指名にビックリしていたようですが、しっかりと飛んで刺さり、この時ばかりは皆さんも盛り上がった様子でした。

 結局のところ、(恐らく求められていたであろう)ためになる話とはかなり離れ、スポーツ吹矢の説明に終始してしまった辺りは、申し訳なかったと反省しきりです。ヘンテコな話で橋渡しをしてくださった支部員さんの顔を潰すことだけは避けたい一心+ド緊張があったとはいえ、まだまだそういう「器」ではなかったということなのでしょう(トホホ)。

 とはいえ、僅か半日ほどの間に、今までにはあまりなかった経験をさせていただいたのは、願ってもなかなか得られないこと。必ずしも普及に直結するものではないかもしれませんが、「スポーツ吹矢?何それ」という方が数十名単位で減ったのは間違いありません。貴重な機会を与えてくださった両団体の皆さんには、この場を借りて感謝申し上げます。

 また、三島の体験では、沼津サークルの中から3名の方にお手伝いいただきました。慌ただしい中、ロクに指示も出せずてんてこ舞いだったかと思いますが、もしいてくださらなかったら大変なことになっていたはずで、大変助かりました。図々しくお願いしてしまいましたが、本当にありがとうございました。

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