大型連休後半の初日、昇段・昇級試験審査の依頼をいただき、先月支部として認定を受けた沼津サークル改め、三島・沼津L&G支部の定例練習にお邪魔してきました。3月までの月イチ訪問では毎回沼津の練習会場でしたが、今回は新たに設けられた三島市の坂公民館です。
場所はというと、国道1号線を箱根に向かう途中。三島市街地からさほど離れているわけでもないのですが、それなりに標高があります。折しも、季節外れの大雨の影響で箱根手前からが通行止めになっていたものの、公民館へは問題なく辿り着くことができました。
この坂公民館は、主に支部内サークルである「三島サークル」の練習会場として使われています。一方、従来の沼津市片浜地区センターは「沼津サークル」の拠点という位置づけになりますが、両サークルともに「活動上の籍」を置くという意味合いもあり、お互いの行き来は全くの自由となっています。
先に活動拠点があり、そこから拡大(拠点増)したということで、最初から静岡・焼津と2ヶ所が併存していた当支部とは事情は異なりますが、運営という観点から考えれば大いに参考になる仕組みといえるでしょう。まだ支部認定を受けたばかりでは気の早い話ですが、将来的に支部分割という方向に進んだ場合も、かなりスムーズな移行が可能なのではないかと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、こちらの練習に顔を出すのは1ヶ月半振りのこと。さすがに劇的な変化はなく、メンバー面でお初の方もいませんでしたが、かなり久し振りでA水さんにお会いすることができました。手術による入院・加療で、サークル訪問の終盤ではずっとお休みされていましたが、ようやく復帰がかなったようで、非常に嬉しい再会となりました。
練習参加は14、5名ほど。その内、試験には初段3名、1級2名、2級1名の計6名がチャレンジです。最初に30分ほど全員での練習時間に充てた後、いよいよ試験本番。会場の都合上、的台が5台ということで、級位の3名、初段の3名と2回に分けての審査としました。
沼津では部屋が広いこともあり、審査と練習が並行して行われていたのと比べると、今回は「吹いているのは試験の人だけ」という、否が応でも緊張の高まる状況ではありましたが、5名が見事合格のナイスチャレンジとなりました。特に初段の3名は、なかなか堂に入った感があり、これも普段の練習が良い雰囲気で行われているからこそと感じた次第です。
残念ながら1級のお一人が僅か1点届かず不合格となったものの、これは自宅練習で不具合を見つけ除けていたはずの矢が混じっていて、的を大きく外してしまうアクシデントが響いたせい。勿論、そうした準備を含めての試験ではありますが、実力的に足りなかったわけでは決してありませんので、次回はすんなりとクリアできることでしょう。
練習が終わった後は、10名ほどの皆さんと公民館近くの「cafe 猫や」さんへ。支部の事務局担当・N村さん馴染みのお店で、この日は貸切でのランチとなりました。ここは古民家を利用しており、非常に落ち着いた雰囲気の中、美味しい昼食をいただくことができました。
ちなみに、猫やのご主人は本業がプロのピアニスト/キーボーディストとのこと。名だたるミュージシャンのバックを数多く務め、ソロとしても活動中です(なので、ライブの日はお店はお休み)。お店の情報を含め、詳しくはこちらのブログからどうぞ。
なお、支部設立に合わせてN村さんが制作中だったホームページがオープンしました。情報量も多く、非常に分かりやすいしっかりした内容です。三島・沼津周辺にお住まいで吹矢に興味のある方は、ぜひご覧になってお気軽にお問い合わせください。
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