6月に入って最初の練習日です。例年より早めの梅雨入りとなりましたが、雨の予報はどこへやら、まずまずの天候に恵まれた一日。そんな回には、17名が集まり、賑やかな時間となりました。
月の前半ということで、冒頭では恒例の記録会を実施。東海ブロック大会まで一ヶ月を切ってきたからか、参加される方を中心にまずまずのスコアが並びました。上位を窺うにはもう一押しが欲しいものの、残り4週間弱ありますので、徐々に仕上げていければ、といった感じでしょうか。
また、初心者層も多数参加する大会ということで、記録会の後には再確認の意味も含め、互審制についての説明を行いました。更には、基本動作で気を付けたい部分も解説。試合や試験といった緊張する場で普段通りの力を発揮する上でも、基本動作の正しい実践は不可欠ですから、ぜひ本番でもそれを忘れずに臨んでもらいたいものです。
後半は通常練習。私は体験にお見えになったM月さんご夫妻の指導にあたりました。お二人は、3月に開催した藤枝の体験会に参加された方々で、全くの初心者というわけではありませんが、3ヶ月ほど経っていることもあり、基本から説明することに。短い時間ではありましたが、スポーツ吹矢の魅力を改めて感じていただけたご様子で、支部入会が仮決定。次回は、用具購入などについて、詳しい説明を加えたいと思います。
さて、この体験指導の最中には、N西さんの二段試験も実施されました(審査は妻が担当)。レーンの端と端だったこともあり、試験中の得点などは殆ど分かりませんでしたが、終了後には「N西さん、二段に合格です!」のコールが。勿論、全員が拍手喝采です。
思えば、3年前の7月に初段合格後、挑戦すること四度(五度目だったかも)。私共が二月に上級公認指導員となるまで、支部での試験はタイミングが限られていたこと、また現役で自営されているため、頻繁な受験が叶わなかったこともあり、受験可能期間としては2年半近くかかりましたが、遂に努力が実を結びました。
どれだけ練習で好スコアを連発する方でも、試験で100%合格することはありません。とはいえ、何度も不合格が続けば、「もう試験はいいや」と諦めてしまう場合もあるでしょう。そうならず、コツコツと実力を上げ、こうして合格した姿勢には、我々支部のメンバーにとって見習うべきところが多いです。合格後は早速10mでの練習を始めたように、次の三段へも意欲的。新たな挑戦も、皆で応援していきたいと思います。
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