藤枝サークル 熱海サークル 第4回桃太郎の國スポーツ吹矢大会 - 日本スポーツウエルネス吹矢協会 静岡・焼津支部

第4回桃太郎の國スポーツ吹矢大会

| コメント(2) | トラックバック(0)

 去る1月31日、「第4回桃太郎の國スポーツ吹矢大会」に参加してきました。毎年7月末の開催だったこの大会ですが、今年は高校総体が中国地方で行われる影響で、会場確保が困難なこともあり、本大会では初めてとなるジップアリーナ岡山(岡山県総合グラウンド体育館)を舞台に、時期をずらした1月末の実施となりました。

▼初めて訪れたジップアリーナ。非常に綺麗で広い会場です160131_01.jpg▼会場内の全景。プロバスケやバレーの試合にも使われるようです160131_02.jpg しかし、回を追うごとに知名度がどんどん上がっている大会だけあって、開催時期は全く問題なし。昨年10月中旬の募集開始から、あっという間に定員の100名が埋まり、キャンセル待ちの状態になったとのことです。

 そんな今回は、過去最多と思われる18都府県から、計102名が参加しました。その内、中央のレーンで吹く「六段、Aライセンス、前年優勝者、各都道府県大会優勝者」は20名。昨秋の全日本選手権では、選抜枠での出場者にゼッケン貼付が義務づけられましたが、この20名にも同様にゼッケンが配布されました。

▼過去3回の桃太郎(優勝者)の2人。ゼッケンの桃が栄光の印です160131_04.jpg さて、本大会では明確な「開会式」は存在しません。セレモニー的なものとして集合写真撮影こそありますが、あとは主催者であるI井さんから、大会全体の簡単な説明があるのみで、すぐに競技に移るスタイルが定着。体操の類もありませんから、賛否分かれる部分もあるかもしれませんが、個人的にはシンプルで好ましい進行と感じています。

▼競技開始前の恒例、集合写真です。主催のI井さんから送っていただいたものになります160131_00.jpg▼開会式代わりのI井さんによる全体説明のみで競技に移ります160131_03.jpg 早速競技に移りますが、今回もレギュレーションは6ラウンド×2の12ラウンド制。3ラウンド連続で吹いて交替しますので、3ラウンド×4の方が体感に近いのも去年と同様です。こうした場合、東日本ではポピュラーな1ラウンドごと交替制と異なり、次の競技機会まで相応に時間が空くものですが、今回は1レーンに4名しかいないため、比較的早くに順番が回ってくるようになっていました。

 そのこともあってか、これまでは別途なかった「昼休み」がプログラム上で設定され、大会中の親睦にも一役買っていたようです。また、時間の余裕はもうひとつ、12ラウンド終了後の遠矢競技復活にも顕れました。これは、「事前にアナウンスすると、練習できる人とできない人で不公平が生じるから」との理由で、当日のサプライズ発表となったのですが、その思惑が当たったか、並み居る実力者達が苦戦する様子は、普段からは想像できない姿だったようにも思います。

▼競技中の様子。27レーン・4巡という非常に余裕のある組み合わせでした160131_05.jpg▼昨年も掲示された、ゆずちゃん印の「お静かに」看板。今年も大人しくお留守番です160131_07.jpg▼中央のスペシャル(?)ゾーン後方から。やはり注目度は高かったようです160131_08.jpg 話は前後しますが、大会慣れしている方が多いこともあり、12ラウンドの競技は殆ど滞りなく終了しました。私はというと、大会前から調子が上がらず、不安を抱えたままの岡山入りがそのまま顕れ、六段の看板を隠したいくらいの大惨敗。第1ラウンドの1本目が、力なく下の3点に刺さったのが全てでした。

 スコアだけを見れば、一昨年の桃太郎で出した6ラウンド168点がここ数年のワーストですが、今回の176点(27・27・31・29・29・33)+178点(27・25・31・33・29・33)も、似たり寄ったりでしょう。全く7点に入る気がしないままで、よく2回とも174点を超えたものだと、妙な感心をしてしまうほどの体たらくでした。

 そんな看板倒れの低スコアをよそに、上位陣はまさに全国レベルの大激戦。結果として、神奈川から参加された六段のI川さん(湘南茅ヶ崎支部)が、お馴染みS藤さんの後半6ラウンド204点という猛追を2点差でしのぎ、初の桃太郎に輝きました。と同時に、これまで大阪勢が独占(S藤さん2回、S水さん1回)していた優勝盾は、一気に箱根を越えることにもなりました。

 一方、2ラウンド制で実施された15mの遠矢競技では、これも関東勢、ダーツ1010支部の重鎮・S田さんが見事優勝されました。桃太郎のI川さんとS田さんは、普段の練習仲間でもありますが、次回も関東勢が席巻するのか、はたまた西日本勢が巻き返すのか、この辺りも注目となりそうです。

▼今年の桃太郎は、湘南茅ヶ崎支部のI川六段。一気に桃太郎が箱根を越えました160131_09.jpg▼こちらは遠矢で優勝のダーツ1010支部・S田さん。上手な方は何でもこなせる好例ですね160131_10.jpg▼今回の上位4名。右から順に桃太郎(1位)・犬(2位)・猿(3位)・雉(4位)です160131_11.jpg▼初めてきび団子を貰う立場となり、悔し涙(ホント?)のS藤さん160131_12.jpg そして、前回とのスコア比較で顕著なのは、明確なレベルアップです。192点×2=384点という昨年の優勝スコアも大変優秀だと思うのですが、今回その点数は5位相当。スコアは水物かもしれませんが、もしかすると次回は400点超えもありえるのでは、と思わずにいられません。

 また、上位15名の内、実に10名が中央レーンの競技者だったというのも、まさに本大会らしさを体現していたように思います。本来は、そこに食い込まないといけないのですが、まだまだ練習不足・修行不足を痛感することとなりました。

▼今回の上位15位までの成績詳細。前回から格段にレベルが上がりました160131.gif と、このように大変聖教だった大会ですが、引き続いて催された懇親会も、前回以上の盛り上がりとなりました。何しろ、いつもの居酒屋が貸切に!他にも事情はあったのかもしれませんが、確か前回までは普通のお客さんも入っていましたから、ちょっとビックリしました。(懇親会参加者も更に増えていたようには思います)

▼お楽しみの懇親会。こちらの盛り上がりも年々高まっているように感じます160131_13.jpg 個人的には不甲斐ない思いしか残らなかった成績ではありましたが、大会から懇親会まで、大変楽しく過ごすことができました。主催のI井さんご夫妻、倉敷中央支部の皆さんはじめ、岡山の皆さんには、今回も大変お世話になり、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

 この悔しさを、次回は少しでも晴らせるよう、また1年練習を重ねて岡山に戻ってきたいと思います。

▼大会前日に撮影した岡山駅前の桃太郎ご一行様ですが、何やらお伴が多いような...160131_14.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.shizuoka-fukiya.net/mt/mt-tb.cgi/830

コメント(2)

 並んで吹かれている姿を見ると、やはり上の窓が眩しい感じがしますね。来年は、閉めて行うようにしましょう。
 大阪S籐さんの後半204点は、すごかったですね。210点でゴールデン桃を用意しますので来年は頑張って頂きたい…というより自分が頑張りなさい!とスタッフに突っ込まれています。
 桃太郎のお供は、犬、猿、雉に八咫烏でしょうか。次回は5位まで??

>ヒロリンさま
コメントありがとうございます。また、大会では今回も大変お世話になりました。
写真は多少明るさを調整しているので、実際よりも窓が明るくなっているように見えますが、私自身は当日特に気になるようなことはありませんでした。
閉めてしまうと、却って暗くなりすぎるような気もしますが、どんなものでしょうか。
来年は「ビギナーズラック作戦」ではない、正攻法?の作戦を、ぜひ練りましょう!
八咫烏賞などと言わずとも、入賞できるように頑張りたいものですが…。

コメントする

2019年1月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のコメント

アーカイブ