今日は、協会本部が最も緊張感漂うであろう、一日となりそうです。というのも、六段昇段試験が開催されるからなのですが、32名がチャレンジし一人の合格者も出なかった昨年とは違って、今年は何名かの合格者が出るのでは、と予想しています。
そう思う根拠は2つ。ひとつは、事実上1年に一度(特定の日、という意味で)だった受験日が、大きく分けて年に二度の時期を選べるようになったことです。今年でいえば、前期が明日28日と6月18日、後期が10月15日と21日。勿論、受験できるのはこの中の一度だけですが、初夏と秋にそれぞれ2回ある内から選べることで、日程や調子を合わせやすくなるでしょうし、単純に受験者数増(=可能性増)も見込めるでしょう。
そしてもうひとつは、これらの時期が全国大会・青柳杯と前後することが挙げられます。六段を目指すような方は、(特に関東を中心に)その多くが上記大会にも出場されると思いますが、優勝を目指して調子を上げているであろう頃合いだけに、成績へも好影響があるのではないでしょうか。
いずれにせよ、10月までの4回で複数名の新六段が誕生するものと、密かに期待しているところです。受験される皆さん、ぜひ悔いのない6ラウンドを吹ききってくださいね!
コメントする