日曜日、午前中は月イチの指導日ということで、川根本町のスポーツ吹矢教室へお邪魔しました。会場には、これまで山村開発センター2Fの大会議室を利用していましたが、今回は併設されている体育館に場所を移し、広々とした中での練習となりました。
参加者は、お馴染みS本さんとO野さん、それと久々(2回目)のO野さんのお義母さまの3名。秋で地域の行事が多いからか、或いはあいにくの雨模様で肌寒い天候が足を重くしたのか、会場の広さに比べると、若干寂しい人数ではあります。
それでも、参加された方は大変熱心に吹いていました。特に、S本さんとO野さんは、回数を重ねていることもあり、快調な様子。そこで、後半では2級の模擬試験を実施してみました。結果は、S本さんが合格基準を見事クリア。O野さんは少し足りませんでしたが、模擬とはいえ試験に緊張されたようで、普段の力を考えれば水準には十分達しています。次回辺り、ぜひ本番にチャレンジしていただければと考えているところです。
続いて午後は、級位試験の依頼を受けていた富士的矢支部の練習会場へ。毎回のように書いていることですが、お邪魔する度に新しいメンバーが増えていることに気付かされます。
ここ最近で言うと、8月下旬に富士市教育委員会の主催で行われた「ニュースポーツ指導者講習会」のスポーツ吹矢体験会や、先月開催された第2回富士支部大会の新聞記事(富士ニュース掲載)の反響が大きかったようで、この日も体験希望の方が参加されていました。三島・沼津L&G支部も同様ですが、新しい支部が活発に活動し、普及のすそ野を拡大している様子は大変ありがたく、また頼もしいところです。
さて、肝心の級位試験には、1級4名・2級3名の7名がチャレンジ。設置されたレーンが丁度7つでしたので、一斉に吹いていただきましたが、全体の様子を見て最初に感じたのは、全員がほぼ同時に吹き終わることでした。これは、S山支部長が普段からタイマーを利用して、「3分で吹き終わる」指導を徹底されていることと、支部員さんもそれをよく理解しているからこその成果だと思われます。
勿論、細かい部分については、私から見てもいろいろとありますが、何事もはじめが肝心なもの。1級・2級といういわば「初心者」の段階からこれだけできているというのは、長期的に考えれば大変意味のあることではないでしょうか。
そして、試験の結果ですが、7名中5名が合格されました。不合格の2名も、決して実力不足ではないように見えましたので、次回以降すぐにリベンジできるものと思います。また、合格者の中では、やはりS藤(邦)さんが目を惹きました。8月に2級を101点で合格、9月の富士支部大会では圧倒的な成績で皆を驚かせたS藤さん、今回も126点というこれまた高得点で悠々クリア。残念ながら(?)パーフェクトこそありませんでしたが、点数も吹きっぷりも非常に安定しており、来月以降の初段試験が今から楽しみです。
11月10日の資格認定試験を経て、支部内に初めての公認指導員が誕生する見込みですので、以降は私がお邪魔する機会もグッと減るとは思いますが、ますます支部活動が盛り上がっていくことを願っております。
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