先日開催された「第4回青柳杯」で、B大國夫さんが初の連覇を達成されました。このB大さん、元々は磐田支部に所属されていた方で(現在は無所属)、私も何度かお目にかかったことがありますが、お上手なのは勿論のこと、とにかく基本動作が美しい!一昨年の全国大会で「基本動作奨励賞」を受賞されたほどで、確かに見ていて惚れ惚れするようなフォームです。
あまりに美しいので、いつか機会があれば当支部の皆さんにも実演を見てもらいたいなぁ、と思ってはいるのですが、それにしても青柳杯を連覇というのは快挙中の快挙。協会最高峰の大会と位置づけられているだけあって強者がこぞって参加する中、決勝トーナメントの16名に残るだけでも大変なのに、その勝負強さや何者にも動じないであろう精神力にも脱帽です。
また、昨年のI藤さん(浜松支部)に続いて、今回は磐田支部のH野さんが入賞を果たされました。こちらも「全国のベスト16」ですから、相当にすごい成績です。いつか、当支部からもそうした選手が輩出できればいいのですが。(最近とにかく絶不調の私には、「ぜひ自分が」と言えないのが悲しいところ...)
ちなみに、昨年・今年と予選(6ラウンド)のトップスコアは194点(平均32点以上!)で、そのいずれもで同じ方がマークされています。それほどの腕前にも関わらず優勝に届かなかったのは不運としか言いようがありませんが、二年続けてこの点数というのも連覇に匹敵するほどの快挙でしょう。
現在、協会認定の最高段位六段になるためには、五段合格後二年間その実力を維持(定期的に試験あり)した上で、初めてその受験資格を得るわけですが、合格ラインは6ラウンド186点(平均31点)。去年と今年だけを見ても、青柳杯の予選で連続してその点数をクリアされている方は上記トップスコアの方を含め4名いらっしゃいます。五段レベルではなく六段レベルを二年連続、です。
連覇は勿論、これだって相当に難度の高いこと。こうしたケースには、特例で六段(四段の方には五段、以下同様)への昇段を認めるといったような「ご褒美」があってもいいのではないかと、個人的には思いますね。衆人環視の中で実力を示しているわけですから、段位云々は些末なこととご本人方はお考えかもしれませんが。
●第4回青柳杯大会結果
http://www.fukiya.net/news/score/score2010_aoyagi.htm
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