協会公式サイトでもアナウンスのあった通り、現在伊東市内ではスポーツ吹矢講座が開催中です(7月16日まで毎週火曜日)。これは、伊東市が開催する「伊東市民大学」の中のひとつで、「文化・教養講座1はじめてのスポーツ吹き矢講座」と題されたもの。講師はお馴染みの、師範・T橋先生が担当されています。
特に詳しい情報を得ているわけではありませんが、ローカル紙・伊豆新聞の報道によれば、多数の抽選漏れが出るほど、応募の多かったことが分かります。また、伊東市議会議員・くすだ一男さんも、自らのホームページ(6/25の日記)で、「講座初日を視察」されたこと、「本当は参加したくて応募したが抽選に外れた」ことを書かれています。
いずれ、協会会報で何らかのレポートが載るのでしょうが、定員一杯で始まった講座が盛況であろうことは想像に難くありません。伊東市は、スポーツ吹矢館があり、ある意味協会のお膝元。同所を拠点とする伊東瓶山支部を含め、同じ県内ながら特殊な地域といえますが、それは別としても普及のすそ野が広がるのは嬉しいことです。
さて、こういった行政が何らか関わる体験会・講座は、告知が広く満遍なく行われることもあってか、非常に反応が良い印象があります。例えば、一昨年秋に富士市の公民館で開催された講座では、15名の定員に対して38名の応募がありました。その際の好感触も手伝ってか、講座は毎年継続され、今年は市内3つの公民館で実施され、富士的矢支部のS山支部長ご夫妻が、指導に当たられています。他にも、磐田では複数の公民館で何度となく講座が開かれているようです。
また、行政はノータッチでも、同様に広報で告知された場合、反響の度合いは小さくありません。3年前の県大会時に併催した体験会では、「多くて20名程度」の予測を大きく超え、50名ほどの参加者を得ました。また、一昨年秋の沼津サークル(当時)の体験会でも、市広報と周辺町内会の回覧板による告知で、30名を大きく超える参加者が集まりました。
こうして見ると、首都圏などと比べ、まだまだ普及途上の多くの地方において、直接・間接を問わず「行政の力を借りる」ことは、特に有用だと感じます。勿論、そのためには、県内各支部が堅調を維持していることが重要ですから、一足飛びの結果を徒に求めず、引き続き地道な活動に努めたいところです。
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